養老孟司の作品一覧
「養老孟司」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」「日本の歪み」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「養老孟司」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」「日本の歪み」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京大学医学部卒。解剖学者。多数の著書の中で代表とされる『バカの壁』は毎日出版文化賞特別賞を受賞している。『バカの壁のそのまた向こう』、『身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―』など数多くの著書がある。
Posted by ブクログ
【オバサンから学ぶことがたくさんあると思う】
21年前に出版された本でしたが、
きちんと読んでおりませんでした。
養老先生が当時から懸念していた社会の在り方は、
さらに顕在化しているようで、
まったく今読んでもうなずける、どころか、 それ以上でした。
先日読んだ、C.W.ニコルさんとの対談『#身体を忘れた日本人』も、
実はこの中のお話の一部からとったタイトルのようで、
もっと直截何を話されているかがこの本を読んで分かりました。
・人間共通の方向性を失ったお話。
__戦後、我々が理想としてきた、働かないでも食えるということイコール理想の状態ではないというととが歴然と見えてき
Posted by ブクログ
「自分」の壁
著:養老 孟司
紙版
新潮新書 576
最初の主題はいわゆる「自分」という問題です。
残りはなんとなくそれにも絡んだ、さまざま話題です
気になったのは、以下です
・戦後、日本人は、「自分」を重要視する傾向が強くなりました
これは欧米からの影響によることころが大きいでしょう
その結果、個々人の「個性」「独創性」が大切だとさんざん言われるようになったのです
教育現場ではもちろんのこと、職場などでも「個性の発揮」を求める風潮が強くあります
・そんなものがどれだけ大切なのかは疑わしい。これまでにもそのことを繰り返し書いて、話してきました。
・個性は放っておいても誰にでもあ
Posted by ブクログ
【目次】
まえがき
人生
人は何のために生きるのか/生きているという話/死なないつもり/発見の眼 自分の発見/人生論/生きるとはどういうことか
環境
いのちの大切さ/水と虫/里地里山を想う/田舎暮らしの勧め/半農のすすめ/島の自然
思考
時空と納得/隣の芝生/科学とはなにか/自我と死/理想と現実/自然と人工/型と慣例/複雑ということ/四苦八苦/わかるとは、どういうことか/色即是空
脳・意識
情報と人間/儀式と情報/情報と誤解/意識の世界/論理と無意識/モノと情報/繰り返し/笑いの共通性
世間
東男と京女/江戸の政治/世界は一つでいいか/言葉とウソ/過去を問う/人を見る/典