大橋歩の作品一覧

ある程度　いろんな物事が終わった時（〆切に追われていた仕事とか）
私の場合　ふと読みたくなる。そして、その後村上春樹さんの文章のリズムが
頭の中に残って、こう言う風に感想にも（　　）とか使いたくなるのだ。

なんて心地の良い言葉のリズムと比喩なんだろう。
いつも思う。

そして、新鮮なサラダをボールいっぱいバリバリと食べたくなる。

村上春樹さんのエッセイに、僕は音楽を感じる。
音楽が、言葉のリズムのなかに含まれていて
心地よいのだ。ちょっと疲れていて、長い文章は
読みたくないなというときに僕は読む。

すると、少し心が軽やかになって
笑顔が昨日より増える気がする。

1人でクスクス笑いながら読んだ本。
内容がどれも軽くて、重い話がなかったからスラスラ読めた。すごく面白かった。
「かなり問題がある」は、デビュー作「風の歌を聴け」がどのような気持ちで作られたのかが書かれていた。前にも球場で空を飛ぶボールを見ていると突然小説を書こうと思ったと言うのを見たのだが、やはり小説というのは突発的に書こうと思うものなのだろうか。
村上春樹の本は好き嫌いが分かれるし、ひどい言葉を言う人もいるがそう言う人は一度この「村上ラヂオ」を読んでほしいと思った。きっと村上春樹に対する思いが変わるはずだ。
「円周率おじさん」はおもしろすぎて、静かな図書室で一人で肩を震わせる変な人になって...続きを読むしまった。
老人になると600桁の円周率を覚えてしまうほど暇になってしまうのか。おそろしくもあるが、はやく歳を取りたいとも思った。

小説ももちろん面白いですが、村上先生の小説以外のお話も大好きです。読んでいると明日もがんばって、生きていこうかなと気になれます。
コロッケの話には笑い転げてしまいました。

カズオイシグロさんはとても好感のもてる作家さんでした。（今週の村上春樹、引用）

好きな作家さん同士がお互いに好感をもっていたら良いです。イシグロさんは、村上春樹にどんな印象を受けたかわからないけど。