三浦英之の作品一覧
「三浦英之」の「牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って」「帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三浦英之」の「牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って」「帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
東北在住で数々の震災のルポを書いている三浦英之さんの最新刊。
ページの冒頭には、事実ーこの国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。
この言葉が何を意味するのか…
つまり厚生労働省が公表している41人と警察庁が把握している33人という異なる数字に復興庁の回答は「どちらも正しい」。
これは、外国人の大切な命が失われているのにもかかわらず、それを正確に把握しようともせず、結果、弔ってもいないことに彼らが残した「生」の物語をたどったルポである。
「日米の架け橋に」と夢を語った女性の思い。
テイラー文庫のことを、本棚を制作した遠藤さんのこともこの本を読み知ることになった。
大好き
Posted by ブクログ
「事実 ー この国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。」
このような一文から始まるこのルポルタージュ。東北で暮らし、東日本大震災に関して取材し続けてきた記者・三浦秀之さんが書いたものである。
三浦さんは、ある日取材で知り合ったモンゴル人青年との話のなかである事実を知る。それは「東日本大震災での外国人の犠牲者数を誰も把握していない」ということだった。そのことをきっかけとして、三浦さんは震災で亡くなった外国人の方々に関して残された人々を取材していく。
そういえば、私自身も東日本大震災以降、日本人で被災された方が取材されたものをTVや新聞等で見た
Posted by ブクログ
「南三陸日記」の読後、さらに
‘’もう一つの南三陸日記‘’
という作品があるのを
かなさんの本棚で気がつき手に取りました。
こちらも素晴らしい作品で、一緒に読むことができて本当に良かったなと思いました。
かなさん、ありがとうございました。
「南三陸日記」のバックグラウンドというような、さらに詳しい内容のようでもあり
理解がもっと深まったように思います。
本書は、震災10年を機に
著者が被災地で1年住み、繋がった人達についての事や、自分が被災者達に向き合い寄り添いながらも、ジャーナリストとして仕事する上で怒鳴られてしまった事などの
様々な葛藤や、
心身を削るような災害特派員という仕事で