森秀樹の作品一覧
「森秀樹」の「腕KAINA~駿河城御前試合~」「ビジャの女王」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森秀樹」の「腕KAINA~駿河城御前試合~」「ビジャの女王」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1982年『チェイサー』でデビュー。『墨攻』で第40回小学館漫画賞受賞。『戦国子守歌』、『海鶴』、『腕 -駿河城御前試合-』など数多くの作品を手がける。
きっぱりした描き方が良い
異国の風を感じる魅力的な歴史ロマンです。
会話シーンなどで絵面に変化が少ないのがちょっと気になったりしますが、そこも力の抜きどころが分かってるからこそなのかなと思います。ざっくりとした線の中に勘所を押さえた画力が光っていて、特に動物、馬や豹や鳥や昆虫の描写には惚れ惚れします。
くどくどと演出したくなりそうな場面をきっぱりと端的に描いていて、その思い切りの良さが「やっぱり長年漫画を描いてきた人ってすごい!」としみじみ思わせてくれます。漫画らしい、話を面白くするための嘘も軽やかに散りばめられている感じで、いい加減というより闊達な印象を受けます。続きが気になる!
女性にはキツい描写もある
面白かったです。
女性にはキツい描写もあったけど、戦争と略奪はセットだからそういうことだよなあと。
蒙古軍周辺の歴史ってほとんど知らないので、こういうこともあったのかと新たに知る機会も得られてよかったです。
続きを楽しみにしてます。
しっかり楽しめる。
ずっと昔 酒見賢一の原作を読んで感銘を受けた記憶があるのでコミカライズされたこの作品も読んでみた。原作は比較的短めの作品で、戦記物にしては淡々とした筆致で描かれていたのが印象に残っていたが、このコミカライズ版はまるで別物。グロテクスなまでに迫力いっぱいに描いている。これはこれでしっかり楽しめる。
静かに滾る血潮が渦巻く
人間模様の奔流が紡ぎ出す表層に、想像が膨らまされて、読者の想像で登場人物の新たな道が作られる、味わい深い作品である。