作品一覧

  • 「若者の読書離れ」というウソ
    3.9
    「最近の若者は本を読まない」のは本当なのか?「中高生に読まれている本」の綿密な調査と分析を通し、十代の読書の実態を検証する。
  • いま、子どもの本が売れる理由
    4.8
    1巻1,705円 (税込)
    本が売れず、子どもの数も減る一方の現代日本。にもかかわらず子どもの本の売れ行きは好調だ。90年代まで深刻化していた「子どもの本離れ」が驚くほど解消された背景には一体何があったのか? 戦後の児童書・児童誌・児童マンガ市場と読書推進活動・政策の通史を描きながら、この謎を解き明かす。と同時に、圧倒的に売れているのにその理由が考察されてこなかった『かいけつゾロリ』『ぼくら』『銭天堂』『12歳。』『図鑑NEO』などのベストセラーの分析、関係者取材から、いま子どもが求める本の姿を考える。
  • 人はアンドロイドになるために
    3.0
    1巻1,815円 (税込)
    アンドロイドと人間が日常的に共存する世界を描き、「人間とはなにか」を鋭く問いかける──アンドロイド研究の第一人者・石黒浩が挑む初の近未来フィクション!
  • 東日本大震災後文学論
    -
    1巻2,750円 (税込)
    「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

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  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~
    4.5
    藤田和日郎が明かす新人漫画家養成術。 「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」そして「双亡亭壊すべし」で少年漫画界を熱く走り続ける藤田和日郎。 その仕事場からは数多くの漫画家が巣立った。 今回、藤田和日郎のアシスタントになった架空の新人漫画家が、連載を勝ち取るまでを描く体裁で、藤田氏が自身の漫画創作術、新人漫画家の心構えやコミュニケーション術を語り下ろしました。 藤田和日郎の初代担当者も新人漫画家の担当編集者として登場。
  • ビジュアル・コミュニケーション
    3.5
    「ポストiPad」や「ポストYouTube」の視覚的イメージの文化事象が、そのメディウムからジャンル定義、産業基盤、ビジネスモデル、創造性……などなど、あらゆる局面においてそれまでとは違う、大きな変化にさらされている。 このような現状においては、「映画批評」「テレビ批評」「ゲーム批評」……などといったこれまでの個別のジャンルに特化した批評や研究の語り口だけではその多様で流動的なイメージのありようを捉えてゆくには不充分である。 より柔軟で多様な視点から、今日の視覚文化の見せるさまざまな動きを俯瞰的にすくいとる視覚文化批評。

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  • ウェブ小説の衝撃 ──ネット発ヒットコンテンツのしくみ
    4.0
    メガヒットからスマッシュヒットまでを連発するウェブ小説。「小説家になろう」「E★エブリスタ」などの投稿サイトから続々とヒットコンテンツが生まれるしくみを出版・経営の双方に通じた著者が、関係者への取材と詳細なデータであざやかに解説!
  • 「若者の読書離れ」というウソ

    Posted by ブクログ

    「若者は読書離れしている」という、一般に思われていることの否定が主な内容かと思いきや、それだけにとどまらず、ではどんな本が読まれているかという点も知ることができてなかなか面白い。朝読によって読書時間は増えているという認識は合っていたけれど、『ハリポタ』とかラノベのおかげで読書時間が長くなっているのでは?という想像は、すでに古くなっていた(って『ハリポタ』は何年前よって話か)。三大ニーズと四つの型による若者に人気の書籍の分類はその世代を知る上で役に立つ。

    0
    2024年01月03日
  • 「若者の読書離れ」というウソ

    Posted by ブクログ

    すごく勉強になるが、私が活用する局面はなさそう。知らない世界を紹介してくれる本なので楽しい。

    表題に関係する、小中学生の読書量は減るどころか増えている(朝読の成果)という指摘には個人的には新鮮味は感じなかった。
    ただし、そうやって最近の世代で読書量が増えているのに、年齢が上がるに従って旧世代と大差なくなるというのは面白い。
    結局のところ読書になじめるのは一定数でそれは遺伝的に決まっている、という仮説の当否はともかく、朝読で若者たちに読書習慣を身につけさせた社会実験の結果なので重たいと思う。

    …というような話は面白いけどヘッドラインを読めば済む話なので、本の評価がそんなに上がる要素ではない(

    0
    2023年11月23日
  • 「若者の読書離れ」というウソ

    Posted by ブクログ

    卒論のために今読んでる本が当たりすぎた。
    これは卒論とか関係なくみんなに読んでほしい。
    活字離れっていうけど結局本ってそんなに読まれてないの?読書人口ってそんなに減ってる?KADOKAWAとか出版社は大丈夫なの?そもそも書店の売り上げって少ない?だったらTikTokのけんごの影響力は?などなど
    今まで疑問に思うところがあるこの議題、ついにメスが入ります!Z世代とか新書だとか関係なく読んで!

    0
    2023年10月03日
  • 「若者の読書離れ」というウソ

    Posted by ブクログ

    「2010年以降小学生は月に10冊以上本を読んでいる」から始まり大変読み応えのある統計のまとめと考察だった。ぼくらシリーズが今も読まれていて懐かしく思ったり、コナン劇場版ノベライズの人気や、東野圭吾こんなに読むんだ、と驚いたり。

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    2023年07月08日
  • 「若者の読書離れ」というウソ

    Posted by ブクログ

    若者の読書について、データによる実情も自分の感覚としても納得できるところが多く、フセンめちゃくちゃ貼って読んでました。

    0
    2023年07月02日

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