講談社文芸第三出版部の作品一覧

ミステリーの多様性と楽しさを改めて実感させてくれる一冊。西尾維新さんの作品を読める。この本を買わない理由はない。

”メフィスト　2015年1号”　講談社(2015/04発売)

・・・読み切りは大当たり、連載もほぼ当たりの良い号でした。

西尾維新『掟上今日子の密室講義』・・・狭い試着室での殺人。
西尾維新『人類最強の求愛』・・・”最強”より遥かに強い者が出てきます。

三津田信三『誰かの家』・・・怖いよー。

柚月裕子『心情的にあり得ない』・・・自分を失脚させた男からの依頼を受ける女探偵。
ラストに明かされる、女探偵と助手の過去。

篠田真由美『誰がカインを殺したか　桜井京介returns』・・・”俺はカインだった”謎の言葉を残して死んだ兄。聖書物語をうまく使った短編でした。

大倉崇裕『ヤギを愛した容...続きを読む疑者』・・・ヤギかわいいよー。