プロフィール

  • 作者名:池辺葵(イケベアオイ)
  • 性別:女性
  • 職業:マンガ家

2009年『落陽』でデビュー。『かごめかごめ』、『繕い裁つ人』などの作品を手がける。

作品一覧

  • ブランチライン(1)【電子限定特典付】
    続巻入荷
    4.3
    1~6巻660~770円 (税込)
    【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】『プリンセスメゾン』の池辺葵、心の最深部に触れる最新作! 4姉妹と母。女たちが抱く罪悪感と宝物。 アパレル通販会社で働く4姉妹の末っ子・仁衣。喫茶店を営む三女・茉子。役所勤務の次女・太重。シングルマザーの長女・イチ。そして、実家を一人で守る母。今はそれぞれ離れて暮らしているが、女5人で育てた長女の息子・岳は、皆にとっての宝物だ。けれど、岳にとっての女たちは、いつも正義であっただろうか――? あなたにもきっと、思い当たる感情がある。だからこそ、この物語はあなたの呼吸をふっと軽くする。池辺葵が紡ぐ様々な世代の女たちと家族のあり方について。
  • 私にできるすべてのこと
    4.6
    1巻950円 (税込)
    AIが人の仕事を奪うだなんて誰が言ったのだろう。 『プリンセスメゾン』の池辺葵、SFへの挑戦! 『繕い裁つ人』や『プリンセスメゾン』で、社会の同調圧力に屈せず孤高の道を行く女性を描き、熱い支持を集めてきた著者の新境地。 大量生産から20年、ヒト型AIが世界中で廃棄される中、少女・和音は喫茶店で働いていた。人とAIが共に暮らし、交錯する中できらめきを見せる、命あるものたち――。 誰かを、何かを愛しく思うのは、ヒトの特権ですか? 池辺葵(いけべ あおい) 2009年デビュー。同年より、『繕い裁つ人』(講談社)の連載を開始する。14年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。この年、『プリンセスメゾン』(小学館)も連載開始。18年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。ほかの代表作に『かごめかごめ』(秋田書店)、『雑草たちよ 大志を抱け』(祥伝社)などがある。現在、『FEEL YOUNG』(祥伝社)で『ブランチライン』を連載中。
  • 繕い裁つ人 プチキス(1)
    完結
    4.3
    全30巻198円 (税込)
    その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな市江の服に魅せられた藤井は、自分の勤める百貨店で市江の服をブランド化しないかともちかけるが……。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語、開幕――。
  • 漫画家さんのおいしいさしいれ
    完結
    4.0
    全1巻990円 (税込)
    いくえみ綾、志村貴子、藤村真理、谷川史子、松田奈緒子、高野雀、磯谷友紀、池辺葵、久世番子さんら42人が結集した、女子漫画家のグルメエッセイ最旬アンソロジーです。今までで一番感動したあのケーキ、今も忘れられないあの惣菜、いつか貰いたい憧れのあの和菓子! 定番チョコから、老舗和菓子、人気のクッキー、最新スイーツまで、おいしいグルメ情報が満載です! これらを貰えたら、漫画家さんも原稿アップが早くなること間違いなし(笑)
  • プリンセスメゾン 1
    完結
    4.5
    全6巻605円 (税込)
    映画化作品『繕い裁つ人』の池辺葵氏、最新作は“住”。 女ひとり、 たったひとつの“家”さがしは、 運命の人を見つけるよりも 難しい!? 2015年、日本。 女性がひとりで家を買うことは、 無謀なのか、堅実なのか。 年収200万ちょっとの独身女性・沼越さんが、 オリンピックを控えた東京で、 理想の家を求めて歩く。 twitterなどで大人気の、共感度100%の家さがしストーリー。
  • ねぇ、ママ
    4.4
    1巻726円 (税込)
    愚直で、凡庸で、時に狡猾で。それでも母親はすべての子供たちを照らす優しい光。「母」をモチーフにした珠玉の短編集。かつて子供だった母親と、やがて母親になる子供たちへ。
  • 雑草たちよ 大志を抱け
    完結
    4.6
    全1巻660円 (税込)
    いつか、この日々を忘れたとしても、魔法の言葉が私を生かし続ける。『プリンセスメゾン』の著者が描く、地方都市に生きる女子高生達の切なくも可愛い青春群像劇。 たえ子:成績トップの転校生。マラソンが苦手。家でも学校でも寡黙。 久子(ひさこ):読書や分筆を好む文学少女。毛深いのがコンプレックス。 ピコ:徹夜でゲームをして目にクマができがち。がんちゃんの膝によく座る。 ひーちゃん:がんちゃんを毎朝迎えに来る幼馴染み。基本無表情。足が速い。 がんちゃん:朝に弱い。おしゃれが苦手。心配性で誰にも優しい女の子。 「素直になったら恥かくだけや。私は鋼鉄のバリアで自分の心を守るんや」地味で平凡な女子達にとって、人生はかくも厳しきもの。けれど時に、友人の言葉が生涯を照らす魔法に変わることもある。苦味も優しさも抱き込んだ目映い青春を描く傑作連作集。
  • ひにひに つらら プチキス
    完結
    5.0
    全1巻143円 (税込)
    実写映画化された『繕い裁つ人』や文化庁メディア芸術祭受賞『どぶがわ』で注目の池辺葵。ひと目ひと目に思いを込めて編む人と、その周りの人々の温かく寂しく、強い思いを心優しく描き切った特別読みきり作品です!
  • 繕い裁つ人(1)
    完結
    4.2
    全6巻759円 (税込)
    服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江(いちえ)と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井(ふじい)。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。
  • かごめかごめ
    完結
    4.3
    全1巻1,188円 (税込)
    語られない想い。満たされることのない心。彼女たちは何に己を捧げ、仕えるのか? 静謐で美しい光の中に見え隠れする不穏な世界。『どぶがわ』『繕い裁つ人』の著者が全篇フルカラーで魅せる、修道女の愛の讃歌。置き去りにしてきた喪失感とひきかえに、わたしがたどりついた場所。 「Championタップ!」にて掲載された作品に描きおろしエピソードを追加し、全ページカラーで単行本化。
  • どぶがわ
    完結
    4.4
    全1巻770円 (税込)
    あなたがいなくても生きていける。でも、私たちは確かに繋がっていた。 「繕い裁つ人」「サウダーデ」の著者が描く、川沿いの町に暮らす人々の群像劇。
  • サウダーデ(1)
    完結
    4.1
    全2巻759円 (税込)
    マナーの悪い客に注意する。カフェラテにブルーベリーシロップは入れない。5人以上の団体客は断る。近所の子供と対等に口ゲンカする。カップ麺の比較表作りが趣味。店先のアザレアの鉢植えを大切にしている。“郷愁”の名を持つ喫茶店――「サウダーデ」。心からのくつろぎを求めて、今日も数少ない人々が訪れる。待ちわびた誰かが現れる所。大切な誰かを待つ所。そして一途な店主・芳乃(よしの)もまた、あの人を……。
  • ブランチライン(6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふんわりとした絵柄と台詞なんだけれど、しっかり芯があるのが池辺葵さんの漫画だと思う。
    とっても染み込む。
    マルフクデパートも出てきて嬉しい。
    イチエさん、藤井さん、お元気でいるかしら。

    信念を持って丁寧に作られたものは人に感動をもたらす。ふとした使いやすさ、心地よさは、作り手の、それを使う人への思いやり。何もハンドメイドが全てじゃない。ある程度の量産品にも感じたりする。

    買い物は、ブランドのネームバリューよりも、ブランドのモノ作りのプライドを感じたい。

    歳を経るごとに、ずっと付き合えるモノを探してしまう。それは人も同じ。
    お互いのクセを受け止めて、しっくりと馴染むような。
    山田くんと仁衣

    0
    2024年05月26日
  • ねぇ、ママ

    Posted by ブクログ

    生まれたばかりの子どもは、誰しも母と一心同体の存在。それが成長にともなって、少しずつ他者として独立していくわけだけど、その過程ではお互いに痛みをともなう。きっかけやタイミング、痛みの種類はさまざまだけど。。。
    作中の子どもたち、そして母たち、保護者たちの痛みが伝わってきて、読みながら涙がじわじわと出てきて止められなかった。

    修道院のお話、特に刺さった。家族同然のザザにあっさりとお別れを言えてしまうほど、母といたい気持ちが強いヤニク。…こちらは子ども同士の話だけど、子どもにとっての母の存在の強さを感じて息が苦しくなった。

    0
    2024年05月15日
  • ブランチライン(6)

    Posted by ブクログ

    池辺さんの作品に流れている空気感がとても好きです。読んでいて心地よい。

    にいと山田くんのお仕事。
    山田くんとにいの今後がとても気になる。
    山田くんのお仕事面も。

    そしてイチ姉と友人の回。
    切なさや哀しさの中に、美しさもあり、とても響きました。

    0
    2024年05月12日
  • ねぇ、ママ

    Posted by ブクログ

    全てが豊潤な物語でした。

    「夕焼けカーニバル」の物語が愛おしい!ワカちゃんにかけてあげた言葉…すごく!すごく!素敵な人を救う言葉ですね。ワカちゃんの幸せな人生を歩むことを願ってます!

    「ザザetヤニク」のラストの二人がとった行動に微笑ましさと何かを気づかせてくれる。

    「stand up」のひろき君の目の輝き、お母さんの目の優しさにグッときます!

    は〜読んで幸せな気持ちになりました。


    ぜひ〜

    0
    2024年05月10日
  • どぶがわ

    Posted by ブクログ

    これまた傑作の1冊。

    だれにだって楽園はあるもの!!

    知らず知らずに誰かの救いや幸せになる!

    目にみえない繋がりを信じたいね!


    ぜひ〜

    0
    2024年04月20日

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