ぶちゃこさんのレビュー一覧
レビュアー
-
ネタバレ 購入済み
家族に虐げられる長女、彼女を虐げ、搾取して恥じない両親と妹。死ねと言われて嫁がされたヒロインは、辺境伯に溺愛されて。
最後には家族にもザマァできて良かったと思います。それにしても、妹は外面が良かったのでしょうか、王が友人である辺境伯に嫁げというくらいなのですから。
彼女が家族に愛されなかった理由が最後に明らかになりますが、あまりにも馬鹿馬鹿しいです。でも、愚かな人間とはそういうものなのかもしれないです。 -
ネタバレ 購入済み
安心して読めます
他人の婚約者を侍らせている公爵令嬢、その取り巻きの中にいる自身の婚約者に婚約破棄を叩きつけたヒロインの侯爵令嬢、そんなヒロインを溺愛する第二王子。とりあえず、子供の躾はしっかりしようね。この公爵家としても、傍若無人な振る舞いをしてきたみたいなので、親子ともども反省してほしいですね。
-
ネタバレ 購入済み
所謂ざまぁのお話なのですが、今回はあまりにヒロイン役の男爵令嬢が残念で、そんな令嬢を愛する王太子もなかなか残念な。いろいろあって優雅な幽閉生活を手に入れた悪役令嬢。そんな時ある事件が起こって、というお話で、学校の中だけでなく領地の問題も絡めて話が展開するのは面白かったですね。一冊でちゃんとまとまっているのも好感度高いです。
-
ネタバレ 購入済み
他の方も買いていらっしったと思いますが、題名から受けるイメージと内容が乖離しているように思います。いかれた王女とその取り巻き。国を導くのに相応しくない王と王妃。そして腐った貴族連中のせいでヒロインは婚約者と婚約破棄します。そして、それをキッカケに、隠されてきた沢山の思惑が入り乱れヒロインは巻き込まれて行きます。途中で、あまりに危機管理能力のない王とその周辺の姿が描かれますが、正直言って、お前らがしっかりしてたらヒロインがこんなに苦しむなんていうことなかったのにと思います。そして今ヒロインの元婚約者。あまりに放ったらかしにして、直接会う手間を惜しむから、ヒロインや自身の家族とのすれ違いを産んだの
-
ネタバレ 購入済み
良き良き
後書きで作者様も仰ってますが、本のタイトルが小説の中身を語ってます。でも、実は読んでみると、人から理解されない王太子の状況には、誰にも語れない哀しみが溢れていて。ただのラブコメではなく、王宮をめぐる陰謀を絡めて深く読ませてくれます。大好きな作者様で、今回も満足しました。それにしても、父親の道具として育てられ心を壊した令嬢にこれからの生活が穏やかであることを願いますね。
-
購入済み
作者様買いです。安定の面白さでしたが、今回は特にヒロインが可愛いなと思いました。おかげで、孤高の立場であったヒーローも、人間らしく可愛くなってめでたしめでたしです。
-
-
ネタバレ 購入済み
このシリーズ好き
今回は、ビックリのドラゴンの話でしたね。現在はアルフリードに引き継がれている王家の呪い。そして、その呪いの元である魔王と呼ばれたドラゴンの息子。作者さんは、これまでの作品の雰囲気を壊すことなく、呪いの問題を解決してくれました。アル乃かわいらしい嫉妬もあり、楽しく読みましたが、それだけにミスリルの活躍の場がちょっと少なくて残念でした。お互いに背中を預けて戦う場面がもっと欲しかったかもです
-
-
ネタバレ 購入済み
聖女二人に幸せを
そうですよね、召喚って、誘拐ですよ。そりゃあ、大変なのでしょうが、無理やり連れてきて、自国の聖女として迎えることが、彼女たちの幸せだと思い込んでいることの傲慢さ。二人召喚して、一人をおまけとして扱い、その為周囲に虐待されているのに無関心な態度。最後には、女性としての尊厳を奪うような行動。反省すれば良いというものではない。帝国の公爵令嬢も、自ら何をしでかしたのか、よく考えて欲しい。人をモノとして扱ったことが、自らの身に返ってきたのだと知って欲しいですね。
-
ネタバレ 購入済み
大活躍なヒロイン
虐げられていた少女が、実は優れた聖女で、というお話はよくありますが、この場合、同時期にいる聖女が性悪というパターンが多いです。でも、このお話は違って、元クラスメートである彼女はとても良い子です。ヒロインはそんな彼女を助けて行きますが、それは、彼女を謂れもなく虐げていた王国の人たちにとって、何より自省を促すことでしょう。ボンクラ王子も、自分の無関心いや無責任が何を齎したのか、その上、自分が何をしようとしたのか、一生責められることになるわけだから。
-
ネタバレ 購入済み
スッキリ完結
なぜか失われてしまった魔力、それによる神殿での虐待。その上、隣国に嫁がされ命まで狙われて。絶対絶命な時に前世の記憶を取り戻したヒロイン。そんな彼女は愛する人と出会い、全てを取り戻し、過去に何があったのかを明らかにして幸せを掴む。
そんなお話ですが、上手に2冊に収まっていて、テンポ良く楽しめます。例えば倒すべき魔物を複数にして続けることもできたかもしれませんが、下手をすればそれはただ内容が薄まるだけになる可能性もあります。そうせずに、2冊で纏めた作者様に拍手します。 -
ネタバレ 購入済み
面白いです
今回、新刊が出たので、これまでの話も続けて読んだのですが、本当に面白いです。いわゆる乙女ゲームと言っても、戦略シュミレーションのその中でも一番難しいコースを進んでいるレイナ。全部はわからないまでも、自身を守ろうとする彼女の動きを理解して、逆に彼女を護るために動いているエド。二人の心が重なっていく様子もとても良いです。場面が進むごとに新たな緊張が押し寄せてくるのも、それに立ち向かう彼女とその周囲の人たち。本当にドキドキします。
あとは、無事に彼女の希望がかないますように。何もせずに、全てを姉に押し付けて当然だと思っている聖女に鉄槌をのぞみますね。 -
ネタバレ 購入済み
ゆっくりゆっくり
今回は前巻で招待をうけていたお茶会の準備から終了までの期間のお話が丁寧に描かれています。少しずつでも幸せに向かって進んでいくヒーローとヒロイン。逆に破滅の坂を転がり落ちていく両親と妹。実家関係だけなら、さっさとザマァできそうですが、ヒーローの実兄にも一泡吹かせてやるというか、認めてもらいたいところですよね。
作者さんは丁寧に物語を紡いでおられ好感が持てます。最後までこのままお話を進めていただきたいと思います。 -
ネタバレ 購入済み
可愛い女性です
自分の国で鬼畜な扱いを受けていたフィオナは、ある意味他人と交わって来なかった純粋培養されてきたようなところがあります。それでいて心に一本筋が通っているので、とても素敵な女性ですね。マティアスを初め、みんなに愛されて、いつもニコニコしている彼女が、今回初めて怒ります。怒りのあまり魔法を使ってしまうのですが、彼女が本気で魔法をぶつけていたら、相手は消し炭になっていたはず。ちゃんと自制できていました!
はやくお互い好き合っているんだから結ばれたら良いのにね。そんな展望を抱かせて終わるので、とてもほんわかしました。 -
ネタバレ 購入済み
しっかり寝てください!
いやぁ、帝国の皇子は鬼畜でしたね。好きな人ほどいじめたくなるガキでしたね。相手を自分と同じ人間だと思っていないのが丸わかりでしたね。しかし、病気だという皇帝は、誰に一服盛られているんだろうと思うんですけど。こんな帝国、もういらないんじゃないですかね。
ヒロインはヒーローと結ばれるのはもう必然なので、幸せを祈ります。 -
ネタバレ 購入済み
魔法は万能ではなく愛は万能?
ループする令嬢ということで、これまでもいくつか読んできたので、気楽に読み始めたのですが。なぜループするのか、どうして辛い思いを繰り返すのか。その記憶があるのがヒロインだけなのはなぜなのか。最後の方で、パズルがハマるように展開されていきます。面白かったです。そして、王太子はクズ野郎でしたし、ヒーローはヒロインに惚れて惚れて可愛かったです。でもヒーローは彼女への愛からではなく親友の頼み、友情から事を引き起こすんですよね。それも良かったなぁと思います。
結局、お兄ちゃんの懐の深さが全ての始まり。シスコンのお兄ちゃん万歳です。 -
ネタバレ 購入済み
痛快です
コミカライズされた作品を読みまして、気に入ったので原作も購入しました。やはり一晩で大逆転していく過程は痛快だし、婚約者の皇太子は愚鈍というか、アホですね。いわゆるザマァ作品の中で、この作品が秀逸なのは、悪役令嬢であるヒロインがその立場を捨てていないことですかね。変に良い子になるわけでもなく、自身の罪に言い訳するでもなく。断罪の場での姿はとても格好良かったです。ヒロインなんかよりよっぽど魅力的でした。
-
ネタバレ 購入済み
ザマァが好きな人オススメ
24時間で全てのフラグを叩き折る!本当に痛快で、ヒロインが下手にいい人になるわけでもなく、また、公爵家の両親や王と王妃が当たり前の人たちであったことも、この作品の良かったところだと思います。作画も綺麗で。やはり、ザマァする作品は、上級貴族が描かれるので、美しくあってほしいなぁと思います。小説も読んで見たいと思います。
-
ネタバレ 購入済み
可愛い二人です
素敵なお話でした。辛い思いをして、追われるように街にやってきたヒロインと、永く生きてきた故に感情の起伏に乏しくなったしまった魔法使い。そんな二人が出会い、雇用主と家政婦の関係から少しずつ寄り添っていくのは本当にほのぼのしました。途中から入ってくる彼の心象が微妙にズレていて楽しかったです。
-
ネタバレ 購入済み
大ピンチです
毎回、本当に面白いです。今回は、思っても見なかった大ピンチでした。皇族の男性が少ないということは、こういうことなのですね。ある意味、主上も現実を思い知ったという面もあり、ある意味仕方なかったという面もあり。前帝、女帝の時の無理がここにきて一部の人の肩にのしかかってきている。その中に巻き込まれる猫猫。でもその中でも彼女らしく生きているのは素晴らしい。それを望む壬氏様も素敵です。次巻も楽しみにしています。
-
ネタバレ 購入済み
素敵なお話でした
婚約者に5年間も放置され、その上に結婚すると聞かされ、悪意を持ってその結婚式に招待される。そんなヒロインを待っていたのは勇者アレクとの出会いだった。2人の出会いはお互いと周囲の人々を巻き込んでいく。
勇者アレクと妹リィアが、実は孤独に生きているところに、ヒロインの存在はその心を救うもので、また、2人の存在は元婚約者の仕打ちで心を痛めていたヒロインの心の痛みを和らげていく。とても素敵なお話でした。悪い奴らには、しっかり鉄鎚が降ろされ、痛快でした。剣を持てなくなった剣聖には、是非惨めに生きていってほしいですね。両親も村にいられないでしょうから、人を裏切った報いを受けてほしいものです。 -
ネタバレ 購入済み
可愛いお二人
父親の影響もあり、学校を辞めて商売を始め、今や億万長者となったヒーロー。モテモテな彼だが、恋愛初心者で。そんなところに、父親が可愛い少女を連れてきて。というところから始まります。結果として、悪い奴らは捕まり、みんな其々に幸せをつかみます。恋愛にはダメダメだった二人も、無事に結ばれて、良かったです。あまりにもダメダメなので、無理かと思いました。
ヒーローは、何よりも人を見る目を大切にしていて、彼の周りには気持ちの良い人が溢れています。今まで辛いことが多かったヒロインも、きっと幸せになれると思います。 -
-
ネタバレ 購入済み
王道のザマァ物語
噂に苦しめられた伯爵令嬢と、多大な功績をあげたにも関わらず、魔力が多すぎてあまり王都の社交界に出てこないために悪様に言われている辺境伯。ヒロインである令嬢と婚約していた伯爵令息に横恋慕した男爵令嬢によって悪意の噂を流されて婚約破棄に追い込まれ、辺境に送られたヒロインはヒーローと出会い、心の傷を癒やし、彼の体調も癒して互いに大切な人になる。その後王都のパーティーに呼ばれた二人は男爵令嬢と彼女に騙されて後ろ盾になっていた公爵令嬢にザマァする。よくある魅了の魔力もなくてこの男爵令嬢はやりたい放題で。元婚約者も公爵令嬢も、結局自分で判断しないからいいようにされて。まぁ、まだ元婚約者はマシみたいでしたが
-
-
-
-
ネタバレ 購入済み
可愛いヒロイン
作者様買いです。今回は戦争の最中に出会った二人が、戦後また出会い結ばれるのですが、そこにヒロインの秘密とヒーローの記憶喪失が重なり物語が展開していきます。作者様は秘密を持ってしまって苦しむヒロインが絶世の美男子なのに中身は至って普通なヒーローの優しさに救われる姿を、流石の筆力で描いていらっしゃいます。最後に幸せな気持ちになれます。
-
ネタバレ 購入済み
どんな家族?
このヒロインの家族って、なんなのでしょう。途中までは、妹ばかり可愛がり姉であるヒロインを蔑ろにする、よくあるパターンだと思っていたのですが、妹があれだけのことをしでかしたのに親として何も思わないのか。ヒロインに対して、自分たちの至らなさを恥じないのか。妹も、どうしてそこまで姉を憎むのか、結局嫉妬というだけなのか。
結局、両親の無関心による虐待に、この姉妹は翻弄された。それなのに、この両親は最後の外伝で、国の決まりを変えてくれるように婿である王太子に頼んでいる。とんだ厚顔無恥で、ここまで読んだ読後感が台無しになりました。それに、妹が死んだということがしっかり描かれていないので、これはもしかして、 -
-
ネタバレ 購入済み
やっぱり格好良いです
前巻の終わりで、自分の名前を取り戻して、外国に旅立ったビクトリアですが、5年ぶりに帰国します。旧交を温め、家族3人で新しい生活を手に入れます。でも、彼女は彼女らしく人生を生きていって、とても素敵です。娘ノンナも可愛くて強くて、とても似てきましたね。今回は、これまでの人生についていろいろ考える巻になっていますが、素晴らしいパートナーと生涯生きていくことを決意する姿がとても良かったです。人生は思い通りにならない。これからもしなやかに自分なりの人生を楽しんでほしいな。
-
ネタバレ 購入済み
ヒロインの魅力炸裂です
ヒロインは元工作員のエースだったのに脱走、他国で別人になって生きていきます。強くて、自身も追われる人間なのに、捨てられた子供を見捨てられずに引き取ったりする優しさを持っていて、本当に魅力的です。彼女を取り巻く人々はそれぞれにそれぞれの立場で彼女に接し、それぞれ彼女を愛します。それは、とにかく彼女が真摯に生きていくからです。みんなの優しさもとても素敵です。
家族として幸せを掴みましたが、物語はまだ続くようですね。彼女の手札、楽しみにしています。 -
ネタバレ 購入済み
テンポが良くて面白くて
公爵令息と子爵令嬢の物語なのですが、この二人、それぞれに大変な状況で生きてきています。攫われ、親を殺され自身も暗殺の憂き目に遭いながら生きているヒーローと、生まれた時から親に借金のための人間として扱われ、それでも重度のアル中の父親を支え領地の管理までしていたのにも関わらず、借金で家を潰され財産も身分も失っては移民となって開拓者になったヒロイン。二人は過去に偶然に出会っていたのですが、この開拓地で再開して。というお話です。彼を暗殺しようとしているのは誰なのか。この開拓事業を失敗させようとしているのは誰なのか。限られた人間の中でドラマが進んでいくので、こいつが怪しいぞというのは途中からわかるのです
-
ネタバレ 購入済み
可愛いがいっぱい
前巻に引き続きルリアは元気いっぱいです。友だちもたくさん増えました。精霊だけじゃなく、ほぼ神様もいます。作者様があとがきに書いていらっしゃいますが、5歳のルリアは本当に可愛いですね。親は大変だろうと思いますが、頑張ってほしいです。今回は古の呪術と昔の聖女の結界が出てきましたが、どうやらそれを悪用している呪術師がいるようですね。ルリアの冒険はまだまだ続くようですね。
-
ネタバレ 購入済み
うーん、みんなそれぞれに不幸なんですよね。このお爺さんも、自身の愛情を捧げる相手を義理の妹しかいなかったのです。ここで、つまらない忠義立てをしたバカな侍女がいなければ、全ての不幸はなかったんですよね。そして、誰も真実を探らなかったから不幸の状況が何十年も続いたんですね。で、出来上がったのは愚かな娘。もはや誰にも見向きもされずに生きていく訳ですから。せめてマトモになって、自分がやったことを理解すると良いんですけどね。
-
-
ネタバレ 購入済み
人間らしく悪女する
清濁併呑という言葉がありますが、人とは多面の顔を持っているものです。清純なだけの人間などいくら聖女といってもおかしなものです。しかしこの物語のヒロインは聖女の顔の裏側に、人間的な腹黒さを持っていて、とても素敵でした。前巻で嵌められた元王太子、今作で初隣の国の王太子も含め、最後にはしっかりとやり返しをして、読んでいてスッキリしました。
-
ネタバレ 購入済み
読後感は相変わらず爽やかです。今回は、父親との再会などがありますが、その試練を乗り越えて、彼は普通の生活に戻ります。本当に、苦しんできたのに、今回は決別した父親の不器用さを許すことができています。本当の成長と決別ですね。これは、彼をそのまま受け入れた烈の懐の大きさに触れたからでしょうね。もう少しだけこのままで、というラストはとても素敵でした。
-
ネタバレ 購入済み
面白く読みました
このお話は、巷に溢れているザマァとはちょっと違った展開で、とても楽しめました。ヒロインは特別なギフトを持っている王女で、だからこそ地味にメイドとして生きている。その彼女が使えているお嬢様が婚約破棄をされるところから始まります。他国のことで事情が分からず、お嬢様も心が折れてしまい、何も言わない。そこで、彼女が乗り込んで行き、現地にいる婚約者の助けを借りながら真実を暴いていくお話です。爽快です。悪党がとことんまで悪党なので、どれだけザマァされても心が痛みません。この二人の活躍、また見たいかなと思います。