Likoさんのレビュー一覧
レビュアー
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まゆたん就活お疲れ様
真弓が今まで全く気づかずにいて、私も言われて気づいた
帯刀家のご両親が亡くなったときの子どもたちの年齢
それぞれが、想像以上にしっかりと役割を果たしつつ支えつつ暮らしていた帯刀家は、秀と勇太がきた時から
その前の志麻が秀との結婚を決めて入れ替わりに出て行ったときから、形を変えて行き、それぞれに向き合い、もがいてしっかりと今の自分の愛を抱きしめられるようになっていった中
真弓の迷走が2巻分続いたのは仕方ない気がします。
兄たちがやっと落ち着いたから、向き合うことができたんじゃないかなと。
先生本当にまゆたんをありがとうございます。
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購入済み
俺もただ白雪といたかっただけだ
ベルガットの残党狩りがようやく終了し、光る植物フォスティアリスの植樹許可も無事に進み、北の領土を彩る未来が楽しみになってきました。
26巻は白雪に感情移入してしまって、先の見えないもやもや、不安 が入り混じった気持ちで早く続きを読ませてーという感じでしたが、
最後の木々とヒサメの特別編が最高でした!
木々とミツヒデがくっついてくれても良かったのになと思うこともあるけど、どこまで本気かわからない二人の様子と言葉にドキドキしていたこれまでと大きく感情が動いているのがわかる話で、何回も特別編だけ読み返しました!
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購入済み
貴石の王子 美空つばめ
木々先生ワールド大好きです!
つばめ、宝石、王子・・ このモチーフは The Happy Prince!
16歳の誕生日に謎の老人から渡されたパールのピアスが、いきなりつばめの耳にささったうえに、パールの妖精が現れて、
つばめに お誕生日おめでとうございます王子! と語りかけてきます。
木々先生の描く、美しいキャラクターたちと女性的、男性的そして中世的な魅力を持つ主人公たちが繰り広げる、日常と非現実。
わくわくしながら紙面にいつもくぎ付けになります。
貴石の王子 つばめ の平凡な日常と人間関係が、どんどん変わっていくのですが、つばめのマイペースさがたまりません。
タイトルの天然王子 は 性格 -
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僕も 探しに来た
君はもう噛めない に出てきたオリヴァーの弟オスカーのスピンオフ。
オメガの兄オリヴァーの発情に当てられて、ラットが起こり、兄に襲い掛かってしまったオスカー
オリヴァーは自分がオスカーの人生を狂わせてしまったことを悔やみ、オスカーはそんな兄とともに居られないことにとらわれ続け、進学先のロンドンで同じαの友人ルカと毎日、オメガの相手を探して街に出ていた。
君はもう噛めない に出てきたオリヴァーとオスカー。二人の葛藤とオメガ・アルファの性に振り回されるオスカーとルカ。
ロンドンの石畳の底冷えする空気と、オスカーの孤独がリンクして胸が締め付けられます。
先生も書かれているので -
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きみって意外と普通なんだな
オメガのオリヴァーは強制的に番はがしをされ、生涯1人と誓ったαと離され、田舎にある自宅の離れに1人こもって暮らしている。
最初は番はがしをされて、一年中発情しているのに、フェロモンが出ないオリヴァーに同情し、仕事としてオリヴァーを抱くベータのリアムだけど、その目に映るオリヴァーは普通なのだ。
リアムがオリヴァーに伝える 普通 の響きが、二人の関係に少しずつしみわたってほどけていく様子とイギリスのカントリーサイドの景色が胸を打つ素敵なお話。
とにかくオリヴァーがツンデレでかわいくて、リアムは温かくてかっこよい。
そして、レディサンドラ!