キクにゃん大往生さんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
プレゼン成功で友人獲得
公爵婦人として過去のお茶会の失敗をリベンジ。アンチお茶派の貴族女性達へのプレゼン成功。新しいジャムで事業展開する事になり、21世紀の日本人・楓として培った仕事のスキルを発揮。今の世界の執事や夫である公爵の評価が面白いように変わって行く。ほとんど感情を出さない公爵の内面では、妻に対する驚きと関心が深まって、子供を産むだけの役割の女から、同格のパートナーへ。クロエの表情もドンドン豊かになって、誰もが魅了される存在に。反して、侍女長の異常さがドンドンあらわになって行く。この2巻目から、ガッツリ物語の世界にハマれます。
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購入済み
人が人を虐げる行為は、そもそも不愉快で最も嫌悪する行為だ。なので、最初はムカムカしながら読んでいました。ブラックな職場で散々虐げられながら頑張り続けた27才の日本人女性が、異世界の既婚の公爵婦人になったけど、最初はやっぱりまわりから虐げられる存在。あるきっかけでプツンとキレて、日本人女性・楓の唯一の趣味だった紅茶を所望し、まわりに振るまい始めてからドンドン状況が変わって行く。元々楓が聡明で仕事も出来たから、本来の能力を発揮出来る立場と権限に見合っていたと言うか。紅茶好きって言っても、究め方がブッチギリ。なので、とても面白いし、為になるって感じます。相手をまっすぐ見つめるようになったヒロインは、
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ネタバレ 購入済み
人生、何がきっかけでどんな道に進んで行くかわからない。ユウシもハセも、チアキも皆当初思っていたのとは違う道を行く事になった。天命って話も出てくるけど、確かにそういう事ってあると思う。折れて曲がって戻ったり、迂回した結果思いもしなかった道に出たり。道は幾つもあって、どこを選んでもいい。チアキの師匠のクリスも、凄い人だね。結果的に、チアキは歌う道にたどり着いた。「名は出すものにあらず。自ずから出るものなり」でね。 片腕になったチアキのステージの描き方、カッコ良かったね。カミヤさんやタシロは、あらゆる努力はするけど、自分の方に道を引寄せるタイプだね。
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