モルガナさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
描き下ろしはデイビットの話。
デイビットは出番があった2部7章でも内面の描写が一切出ず、彼の抱えている秘密もサラッと説明されて終わった(しかも短い説明の間に情報量が多いので一度では理解できにくい)ので、一部の人から「よく分からなかった」と言われてしまったキャラです。
実際にデイビットは色々と難解なキャラで「個」としては理解が難しいキャラ。
そんな難解なキャラについてこの作品ではうまく掘り下げており、デイビットのキャラの理解を深めることができます。
あくまでこの作品は「公式シナリオライターのチェックが入っているだけで、正式な公式ではない」と作者から言われてますが、解釈の一つとして読むにはとても良い作品です。 -
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購入済み
なかなか面白い
散々な目にあった主人公が異世界に転生して(あるいは召喚されて)、異世界で幸せに暮らすというのはよくあるテンプレート展開。
この作品も大雑把に言えばそういうテンプレート展開の作品ですが、異世界人にしかない能力を持っていても、魔族から見れば「主人公の強さはトンボ並(つまりめちゃ雑魚)」なので無双系とは程遠いです。
主人公は異世界人が持ってる力を活かしつつ、失敗と試行錯誤を重ねながら、メンタルの強さと行動力の高さで新しい料理を開発していく展開になっています。
たとえ料理系の話でも、異世界の力を活かしてあっさり新メニューの開発に成功☆って感じが多いので、しつこくないレベルで失敗と試行錯誤がありました、 -
購入済み
久しぶりに小説で爆笑したww
お試し読みで面白かったので購入。
お試し読みの段階でコメディ感が強いと思っていましたが、あくまで女性向けの作品なので、ギャグを挟みつつ、女性向けらしいラブシーンやときめきがあると思ってました。
ところがそんなシーンはほとんどなかったwww ぎりぎり最後辺りにあったくらいw
ヒーローが怒りのあまりよく奇声を発してるし、かっこいいこと言っているようで全然かっこよくなかったり。超人ぶりでヒロインを助けるシーンはかっこいいと言えなくもないですが、明らかにかっこいい<<面白いです。
ヒロインもヒーローに助けられるときはもちろん感謝しているけれど、ときめくより「こうなってしまったのは私のせい? なら責任を -
ネタバレ
主人公がとにかくうざかった
主人公は英雄と呼ばれた姉の弟としての重み、自分のせいで姉が死んだという罪悪感を抱いているため、15歳という年齢の未熟さもあって、色々と頑なで猪突猛進な性格です。
が、それを考慮しても言動が色々とうざかった。
気に食わないことや納得いかないことには直ぐに突っかかるし、相手の忠告には耳を貸さず自分の方が正しいという言動を取る。勝利したという事実に対して調子に乗る発言をする。勝手に期待してそれが叶わないと切れる。
挙げ句の果てに散々忠告されてきたことを改善せず、仲間を死なせる。
主人公に対してイライラしっぱなしだったので、主人公のせいで仲間が死んだ展開を読んだ瞬時に我慢の限界が来て読むのを辞めました -
ネタバレ 購入済み
突っ込みたいところが多い
展開自体は悪くなかったです。しかし、突っ込みたいところが多い。
まず主人公が髪色を誤魔化すために兜を被っていた理由の説明の浅さ。ずっと被っていたらそれについて指摘する人はいます。それについてどんな理由で誤魔化していたのかの説明もなし。
次に主人公を支援してた男が主人公に目をつけた理由が釈然としない。いくら主人公に才能があろうと、髪色がばれただけで支持者がいなくなるような奴を支援するなんてリスクが高すぎます。たとえば戦いの最中に兜が外れたら、その時点でアウトでしょう。そんな奴を支援するより、他の候補者を選ぶ方がリスクも少なく、賢明な判断です。そもそも魔法がある世界なのに、髪色を誤魔化す方法が兜 -
購入済み
主人公の性格が面白い
この作品はtwitterで知りました。最初はよくある悪役令嬢がヒロインと立場が入れ替わり、悪役令嬢の方がヒロインとして周りに愛される今時よくある悪役令嬢ものかと思いました。
ところが主人公の性格が非常に面白く、どんな状況でもへこたれない鋼のメンタルで切り抜けていくところが痛快です。
皇太子も良くも悪くも権力者として偉そうな人なのかと思いきや、意外と冷静に物事を判断できる人で好感を抱きました。 -
購入済み
本格的に面白くなってきた
10巻までは正直「面白いと言えば面白いけど、『これからどうなるんだろう』とドキドキワクワクさせる盛り上がりには欠ける」という印象でした。
しかし今巻ではアビスの重要な秘密を知っていそうな大人キャラ達が登場し、リコ達と邂逅します。今まで本編に出ていた複数の謎やフラグも回収される雰囲気も出てきたので、今巻では初めて「この先どうなるんだろう」とワクワクしました。
次巻がとても楽しみですが、出るのは2023年の7月頃……。仕方ないんですけど、もう少し刊行ペースが速くなって欲しい。 -
購入済み
相変わらず面白い
ギャグマンガはすぐに飽きてしまうのですが、この漫画は1巻発売からずっと読んでいても未だに飽きません。
TVアニメ化が決定したようなので、この漫画の面白さがどれだけ再現してくれるのか楽しみ半分不安半分です。
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購入済み
森山大輔さんの描く凛が可愛らし
ゲームが初めて世の中に出たのが2004年。TVアニメ化されたのもかなり前。正直凛ルートのコミカライズ化が発表されたときは「staynightのルートの中では一番好きな話なので嬉しいけど、今更だなぁ。何でアニメ化されたときにコミカライズ化しなかったの?」と思いました。
しかし森山大輔さんの描く凛がゲームやアニメより表情豊かで可愛らしいです。その分、ゲームやアニメよりもやや子供っぽい印象を与えますが、全然許容範囲ですし、アニメやゲームとは違った凛の可愛らしさが見られます。
アーチャーもアニメやゲームよりやや老けた印象を与えますが(笑)、その分アニメやゲームと違った渋みの増したカッコ良さがあって -
購入済み
話はあまり進んでない
高山しのぶさんの作品はいくつか読んだことがありますが、どの作品も進みは遅い印象があります。この作品も例に漏れず、展開が遅い印象が目立ってきました。
白梅と沈の仲はかなり進展しているのでそこを読むのはNLCP好きな私としてはニヤニヤします。サブキャラだった珠子(字あってるかな?)にも恋愛フラグが立ってますし。
しかしそれは3巻の延長線という印象です。
展開がもっと速くなれば高山しのぶさんの作品は更に面白くなると思うのですが、展開が遅いためにいつも途中で作品に飽きてしまい離れてしまっています。
この作品もいずれそうなりそうな予感を感じています。 -
- カート
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試し読み
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購入済み
小さなノートを活用したくなった
今まで小さなノートは前のページにはやることを書き、後ろのページには雑記を書くくらいしか活用していませんでした。
しかしあることがきっかけで学んだこと、読んだ本、好きなこと、イライラしたこと、など色々なことを書くためにA6ノートを使うようになりました。
A6ノートは持ち運びやすいし、仕事場にも持っていけるし、作業服のポケットにも入ることができる。何より小さいので空白が気にならずに書けるので、A5ノートよりずっと書きやすいと感じました。
もちろんサイズが小さいことで不便だと感じることもありますが、メリットの方が遥かに大きい。
なのでもっと小さなノートを活用したいと思い、本書を購入しました。第一弾も -
購入済み
キャラの心理描写が好き
1巻はクリプターにスポットが当たっていたお話でしたが、2巻は各章に登場したサーヴァントやロストベルトの住人にスポットが当たるお話になっています。
個人的にアナスタシアと蘭陵王のお話が特に好きです。カドックとアナスタシア、虞美人と蘭陵王のやりとりが「ゲームでは描かれてなかったけど、実際にあったやり取り」のようで、とっても良い。
私は主人公チームより、圧倒的にクリプターのほうが好き(ただしベリルは除く)ので、クリプター側にスポットが当たったお話をもっと読んでみたいです。 -
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主人公が好き
近年はテンプレ的な展開から始まる作品が多すぎのですが、この作品も始まりは「婚約者が別の女に惚れたために婚約破棄を伝えられる」ところから始まります。
しかし、主人公は鋼のメンタルの持ち主で愛する婚約者から婚約破棄を伝えられても何のその。自分は婚約破棄はしないと言ってのけ、持ち前のカッコ良さと男らしさで婚約者を言いくるめてしまいます。
この作品の良いところは主人公のカッコ良さですが、個人的には主人公と敵対(あるいは悪意を持って接)してくるキャラは「嫌な奴(子)」に描かれていないところです。
女性向けの作品は良くも悪くも「ヒロインは愛され、主人公と敵対するキャラは嫌な奴」に見えるように描かれて