【感想・ネタバレ】ダンダダン 14のレビュー

好きな男性のタイプは俳優 高倉健な幽霊肯定派の女子校生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルン(本名 高倉健)。
互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルンは心霊スポットのトンネルへ行くことに。
なんとそこで桃は宇宙人と、オカルンは心霊のターボばばあと遭遇!!
宇宙人に襲われ必死になった桃は超能力を開花!そして、オカルンは…ターボばばあに呪われてしまい…。

ジャンプ+で連載が開始されてすぐに注目された今作ですが、注目すべき3つのポイントがあります。

1つ目は、画力と物語の勢いです!
キャラの生き生きとした表情や迫力のあるアクションシーンなど絵の勢いが凄く、物語のテンポもよく、とにかく“マンガ力”が高くてびっくりしました。
描いているのは龍幸伸先生。
なんと『チェンソーマン』の藤本タツキ先生や『地獄楽』の賀来ゆうじ先生の下でアシスタントをされていたそうなので、納得の実力です。

2つ目は、名作へのリスペクトです。
セルポ星人の真の姿が『ウルトラマン』に登場するダダを彷彿としたり、ターボババアに呪われたオカルンが壁に激突するシーンでは大友克洋先生の『童夢』の名シーンを感じさせたりと、色々な作品のオマージュが散りばめられており、龍幸伸先生のリスペクト心が窺えます。

3つ目は、桃とオカルンの人間性に注目いただきたいです。
自分のことを育ててくれたお婆ちゃんの事が大好きな桃ですが、素直になれずに反発してしまった事を悔いていたり、友達ができないからこそ宇宙人となら友達になれるのでは…と思ったオカルンなど、思春期に抱く悩みや思いにまっすぐ向かっていく姿は等身大の少年・少女感があります。
人間性から外れてしまいますが、太眉女子好きは必見です。桃の可愛さにハマること間違いなしです!

1話目を読んだ時にアダルト要素が強いのかな?と思ったのですが、ご安心ください。
少年マンガらしい展開でバランスのよいラブコメになっております。

幽霊、都市伝説、UFO、超能力、バトルアクション…様々な要素を織り込み、化物VS化物という究極バトルを繰り広げながらも、しっかりとしたラブコメを描いている今作。
今一番アツい『ダンダダン』の勢いに振り落とされないようにご注意ください!

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ネタバレ 購入済み

最初からクライマックス!

大決戦がやっと決着!新技で対抗すれば敵は上回ってきて、こっちも新たな手で応戦して…どんどん戦闘がエスカレートして大迫力でした!最後はいよいよ「これは反則でもしなきゃ無理でしょ〜!」って思ってたらまさかのアイツが登場してきて「なるほどね〜」って感じ。誰もが「あ!」って思うオマージュシーンも上手く取り込まれてて、最高でした。

#ドキドキハラハラ #カッコいい

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2024年04月10日

購入済み

絶妙なバランスの少年漫画

ちょっと戦闘が時空の歪みだなんだと分かりづらいところもあるが、それでも戦闘のインフレもある程度コントロールされ、SFとしても成立しつつ、少年漫画らしいギャグや恋だと楽しいのは良い。最強の敵を撃退したと思いきや、また実力ありそうな新キャラの登場でこの巻が終わり、新展開が楽しみ。

#ドキドキハラハラ #笑える #泣ける

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

長かったカシマレイコ編というかバモラ編というかはこれにていったん終了。
なんか最後にクリフハンガーで謎のイケメン、サンジェルマンが登場。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グレートキンタの活躍でやっと宇宙人に勝った!
金玉も取り戻す
最後の仕上げは、カシマレイコ!強かった!

ハイパージジイ
サンジェルマン伯爵は次へ

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2024年04月11日

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