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Posted by ブクログ
自己啓発本を読んで、「自己肯定感を高めよう、あなたは充分頑張っているよ」と言ってくれる本は、なんともしっくり来たことがない。
しかし、この本は綺麗事ナシのクールな仕上がり。
どんな物事も私自身が勝手に反応してムダに判断しているだけで、それはただの妄想!
慈・悲・喜・捨を心がけよ。
この4つの心がけを知っただけで、毎日がかなり楽になった気がする。
反応しないってのはすぐには無理だか、嫌なことを引きずる時間がグッっと短くなったのは確かです。
ブッダの教えは、今の仏教と全然違うのですね??深く知りたくなりました。
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仏教的な心を平穏に保つノウハウを日常の生活で活かすとしたら、その落とし所はまさに「反応しない心」なのかな、と思いました。
今まで、壁にぶつかる度に、心が苦しくなる度にいろいろな本を読んできましたが、この本に書かれていることが一番、腑に落ちました。
本に描かれていることの全てを理解し、実践することはまだ難しいですが、言葉にする(ラベリング)というのが、自分のなかでとてもしっくりきました。
今は、ラベリングを実践中です。
自分や他人に対して何か判断をしたら、「今、判断したね」と心の中で言う。
妄想が始まったら「今、妄想してるよ」と心の中で言う。
感情が芽生えたら、「今、イラッとしたよね」などと心の中で言葉にする。
心の中で言葉にすることで、他人に対するネガティヴも妄想も感情もそこまでで止めることができます。
とてもお気に入りの方法です。
これを足がかりにして、実践と理解を深めていきたいなと思います。
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I was deeply moved by the abundance of fresh perspectives presented in this book, which were unlike anything I had encountered before. While I have delved into various self-improvement titles, this one stands out as truly unique. I am compelled to revisit its pages and wholeheartedly embrace its profound teachings, particularly the emphasis on avoiding judgment of others.
修行・正しい努力・心のおさめ方
学びが多い本です!八正道は知っていましたが、実践まで載っています。アドラー「課題の分離」にも仏教の面から説いています。私の心のルサンチマン(怒り)を見抜いた本です。少しでも最後の聖域に近づけるように正しい努力、修行を続けていきたい!
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自己啓発系の中では初めてのタイプだった。無理に前向きにとか、気にしないとか言うのではなく、「無になる」「自分の心身と向き合う」「今を感じる」といったようなことがブッタの言葉も相まり非常に説得力のある説明がなされていた。高校生の頃に出会っていたい本だった。
人と比べて落ち込んだ時、自己肯定感が下がった時、欲による怒りで感情がコントロールできなくなった時に再び手に取りたい本。
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仏教での教えに基づき、安定したメンタルを保つための方法を教えてくれる本です。理想論だけでなく、心を平穏に保つための具体的に実践できる方法も紹介されていて、とても勉強になりました。
個人的なまとめとしては、考えても仕方ないことは考えないに尽きる、ということです。
以下、特に興味深かった考えのメモ
1. "判断"をするべきではない
他人と比べてどちらが優れているかを判断したところで、せいぜい得られるのは他者に対しての優越感もしくは劣等感だけであり、本質的に考える必要がない。それよりも、今自分がやりたい事や、他者に貢献できる事をどうやって達成するかについて考えるべき、また、他者に対しての慈しみの心を持つことで、自分より優れている(と考えている)人にも苦しい時代があったと思うことができ、敬意を持てる。
2. "妄想"に囚われない
過去のトラウマや、他人からの評価などは、考えても仕方がないので考えない。妄想が浮かんでしまった場合の対処法としては、目を瞑って今取り憑かれている妄想を自覚し、少し時間をおいて目を開ける。すると、目の前には現実世界が広がっているだけで、それらは妄想であったということを鮮明に実感できる。
3. 正しい道を歩む
人生で求めるべきは実体のあるものやことではなく、自分の心の中の納得感である。本質的に必要でないものやいずれ失われるを求めると、迷いが生じる。自分の心の幸せを求めていけば、いずれ川の水が川上から川下に流れていくように、真理に到達できる。
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素晴らしい本でした。人生でここまで『心』について考えさせられた本はありませんでした。読み終わる時には、心の霧が晴れ、希望を見い出すことができました。これから悩みを抱えることがあっても、ブッダの智慧、本書の心がけに戻ってきたいと思います。
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嫌われる勇気、とかと似てるのかと思ったら全然違いました。他のブッダの教え系の本読みましたが、現代人に落とし込まれてて生活に生かせそう。ハマって筆者の全作読みました。でも1000歩禅、結構難しい。
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精神的に落ちていた時に本屋さんでみつけて買って読みました。原始仏教に沿って、生きづらい現代社会をどのように受け止め、理解するかが書かれている本です。
内容は「神様に祈れば救われる」といった対処方法ではなく、仏教のロジカルな良い面が書かれていると思います。
オーディブルのポッドキャストで著者の実体験に基づくお話もきけるので、興味のある方は是非併せて読んでみてください。
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ざっくり言うと、反応しない = "起きた事に対しいちいち怒ったり、嘆いたり、嫉妬したりしない"という様なネガティブな感情で自信を煩わせないって事ですが、口で言ったり頭で考える程簡単な事ではないですよね。けど、この本には簡単ではないので無理をする必要もないし、適度に「欲(出世欲、自己顕示欲、物欲、禁欲等」を追っても良いという救いの言葉があるから多くの人に受け入れ易い内容です。「自己肯定」、皆さんもどんどんしていきましょう!
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最近ヨガを初めてから身体も心もいい感じなのがなんでか分かった。
常に欲と怒りと妄想が刺激され、それを頭のいい人は分かっているから、その刺激を求める心を利用し、儲かる企業があるんだな。
もし、何かの刺激に反応してしまった時、これは何の反応なんだろう?って考える癖がついたら、自分を苦しめる反応を避けれそう。
あと、自分は妄想が激しめな性格やけど、最近は、良いことはたくさん妄想して、悪いことは妄想を分解することをしてから、心がいい感じ!病まない。
感受性が豊かな性格でよく悩む自分にとってはありがたい本やった。
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ここ最近読んだ中で1番ためになった本。
様々な欲や熾烈な競争が行われている環境下、それは今、目の前で現実に起きていることなのか、過去を思い出し他人に八つ当たりしてるのか、それともただの妄想に過ぎないのか。これを見極めることが大切。そういった妄想に駆られた際は目を瞑り、今起きてることに集中することで落ち着きが取り戻せる。
判断基準は社会ではなく自分に自信。迷った場合でも自分の許容点を持っておけば必要以上に社会や周りの評価を気にする必要はない
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あの時ああしてればよかったのに、もっといい人生があったかもしれないのに…とうだうだ悩むのだけど、それは妄想なんですね〜〜〜 少しずつ反応しない練習をしていこう!
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【心が軽くなる。実践ブッダの教え!】
職場の上司からおすすめされて読んだ本。
悩み・反応だらけの自分にはとても参考になる内容でした。以下に自分用リマインドをまとめます。
【まとめ】
・自分が見たり聞いたりした時の心の反応に注目する。
・仏教では自分が偉い、優れていると肯定しすぎる判断を「慢」と呼ぶ。
・「慢」が満たされないと不満を招いて辛い思いをする。
・「慢」に陥らないためには正しく判断すること。その基準は「真実であるか、有益であるか」となる。
・自分の心を見つめる。判断したなと思ったら目を閉じて自分の体の動きに集中する(呼吸とか)。そうすることで考えをリセットできる。
・自分が正しいと思っていると、否定されて辛くなる。自己満足を捨てていっそ素直になる。
・自分を否定しない。否定すると承認欲求が阻害されて攻撃か逃避することになる。これは人間の本能。
・どうやって自己否定の判断をせずに過ごせるのか。3つのコツがある!
①外を1歩1歩歩いてみる。そして五感で世界を感じる。
②広く世界を見渡す。世界には色んな人がいる。色んな考えがあることに気づける。
③私は私を肯定する。と口に出して言ってみる。
・今何をすべきか考えよう。過去は雑念。
・自信はなくてもいい。やってみて成果が出せるようになれば、見通しを立てられる。経験を積むことが大切。
・自分は自分だし、何をしても相手にどう影響を与えるかはわかりっこない。
・相手のいっていることを理解する心と自分の反応見る心に分けてみる。
・欲は追い求めても良いけど、焦ったり不安になって不満に変わるなら仕切り直しが必要。自分が心地よいと思える生き方をする。
・他人の目が気になるのは、承認欲求が元にある。
・妄想は現実に影響を与えない。比較することも妄想。したとて自分の状況は変わらない。
・正しい努力をする。目を閉じて体に集中したあとに、ぱっちり目を開いてスタートダッシュする。
・慈しみの心、悲の心、喜の心、捨の心を持って接すれば世界が変わって見えてくる。みんなよく頑張っているなあと思う。人の役に立てばよし。
・快楽に流される心、そわそわ落ち着かない心に注意する。その中の娯楽に慣れすぎない。テキトーに自分を反応させないこと。
・積極的に楽しむ。本気で楽しむ。
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audibleにて。
部分的含め3回聞き返したぐらい
学びになった一冊。
アドラー心理学に少し似てる部分もあるが
自分を俯瞰して見れるようになる。
良い本です。
自己啓発本は色々読んだのですが、1番ストンと腑に落ちました。
「こう考えましょう!」とかぐいぐい来る感じでは無く、本当にあるがままをまず受け止めると言う考え方。
仏教の考え方が根底にあるのですが、仏教徒で無くとも理解し易く、またあまり宗教的な物を持ち出し過ぎず、なんとも丁度良いです。
「ああしなさい」「こうしなさい」と言われるとプレッシャーになるタイプにもオススメです。
真のマインドフルネス
今まで読んだ心理、考え方の本の中で一番好きな本でした。
読了後試しに本の内容を頭に散歩をしたら、なるほど!と思いました。
快の気持ち☆5つです!
おススメ
苦しみがあるのが人生、それをなるべく減らす心のあり方を拠り所に持っていよう、という話。正しいかどうかでなく、苦しみを減らすことでもたらされる自らの利益重視な生き方にシフトするとたしかに楽だと思いました。案外自分はこだわっていて、苦しみも迎合していたのだと気づかされました。今後はもっと苦しみを減らして生きてよいんだと思えた良本。
良いと思います
何事にもあまり動揺しなくなった年齢にも関わらず、とても面白かった。
「承認欲」は、取り扱いが難しいと思ってますが、取り敢えず、それを認識するだけでもええのかなという、安心感を得ました。
Posted by ブクログ
・悩みの多くは、自分が判断しているから
・イライラしている時、多くの場合に目の前に起きていることに対して無意識に反応してしまっている
・でも、その反応は生きる上で必要なことか?、別に判断せずに◯◯が起きてるなと理解するだけで十分じゃないか?
・人間は判断をすることで自己承認欲求が満たされるので判断したがる
・人間は生まれながらに欲を持っているので、自分は満たされないと感じてしまう
・それは仕方ない、ただ欲を満たすときに他人軸に生きないことが大切、自分が快楽と思えることなら欲に生きていい(悟りは一部の求めたい人が貫けばいい)
・何か考え事をして嫌な気持ちになったとき、それは過去に生きてる、建設的ではない
・自分たちには今と未来しかない、でも生きられるのは今
・今この瞬間を感じ、今に集中しよう、こらからのために今何ができるのか?それが生産的で大切なこと
・人間は、妄想に生きてる、悩んでる時も勝手に妄想を膨らません、事実だけを見て、ただそれを理解すればいい
・自信の有無さえも妄想、あるかないかなど分からない、とりあえず願うならやってみればいい
・対人関係でも反応しないのが大切、誰かに嫌味を言われた時、気にせず受け取らなければ良い。プレゼントを受け取られなければそれは渡そうとした人のもの。悪口も相手が無反応で向けとらなければ自分に関係なく、相手がネガティブなものを所有しているだけ
・心を整えるために、心の前と後ろを意識。前は目の前を観察するために、後ろは自分の心の状態を観察しよう
・他人の価値観や社会の価値観に自分の幸福を置かない、とはいえこの世界は競争で出来ていてそれは事実
・競争の仕組みに対して、勝ち負け以外の気持ちで自分をモチベートし高めてていこう
・勝ち前なんて死んでしまえば気にすることでもない
・人の役に立てることが幸せだったりする
・何かあればそれをラベリングし客観視しよう
Posted by ブクログ
悩みには理由があり必ず解決することができる。
人は判断し、判断することで悩む。判断する事は全て妄想である。
確かに判断には実体がないと思う。誰かと比較したり、優劣をつけるといった判断によって、自分に劣等感を抱き反応してしまっている。
反応しないって言う事は最高の勝利である。と言うフレーズはとても印象に残った。
相手が怒りをぶつけてきたときに、相手に怒りを返してしまうと、自分は相手の怒りを受け取ったことになる。この時に、相手の怒りに対して反応しない。と言う選択をとると、相手がぶつけてきた怒りは相手のものだけになる。
Posted by ブクログ
反応しない練習。
多分再読になると思う。
引用されていた文献が参考になった。
■4つの真理(四聖諦)
・生きることには苦しみ”が伴う
・苦しみには原因がある。
・苦しみは取り除くことができる。
・苦しみを取り除く方法がある。
■8つの苦しみ
・生きることは苦しみ
・老いること
・病にかかること
・死
・厭わいい者と出会うこと
・愛する人と別れなければならないこと
・求めるものを得られないこと
・ままらない人の心
■人間の三大煩悩 貪・瞋・癡 =三毒
貪 食欲
瞋 怒り
凝 妄想
■肯定しすぎる思い 慢”→自分の価値にこだわる心
・自分はエライ 正い
・優れている(はずだ)
→「真実であり、有益(役に立つ)」ことを基準にする。
■「つい判断してしまう」からの卒業
①「あっ、判断した」と気づく
②「自分は、自分」と考える、(こういう人もいるか、自分は自分、他人と自分に境界線を引く
③ いっそのこと「離になる」
引用
・ブッダ最初の説法 マハー
・サンユッタニカーヤヴァンガ
・初転法輪經 サンユックニカーヤ
・スッタニパータ
・ダラマパタ
・四十二章經
・マハーパリニッバーナ、 スッタ
・マッジマニヤ
・ウダーナ
・テーラガーター
仏教系を実践していると、知人から
アンチな言葉を結構受けてるみたいだけど、大丈夫?と聞かれた。
「この似非偽善者め」「最近話を真剣に聞いてくれなくなったよね」「八方美人ね」
とからしい。
正直、アンチな言葉だと思わなかったので・・・
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悩みの原因を理解し、解消するための考え方を教えてくれる一冊。著者は僧侶ですが、スピリチュアルなものではなく、ブッダの教えに基づいた、考え方や実践方法が論理的に書かれています。
特定の悩みがあるわけではないけれど、なんとなくモヤモヤしたり、自分を否定する気持ちが出てきたりしていたときに、手に取りました。
内容をすごく簡単に言うと、自分の心の状態を見て、心の反応をリセットし、今なすべきことをすることで、苦しみを増やさない生き方ができるというもの。
読んでみて、承認欲求からくる、判断や価値観という妄想に、自分がどれだけ反応していたのかを気づかされました。まずは、自分の心の状態を理解することからはじめたいです。
(2500年以上も前のブッダの考え方が、現代にも通じるということは、どれだけ文明が進化しても、人間の本質は変わらないし、昔からみんな悩んでたんだと思うと、気が楽になりますね。)
Posted by ブクログ
以前読んだ仏陀に関する本は、仏陀の生涯が書かれていて、その中で大乗仏教と小乗仏教があることを知るなど、それはそれで、知らなかったことを知れたという意味で満足感のあるものだったのだけど、読むのにはエネルギーがいるものでした。
一方こちらは、スラスラと読みやすく、ブッダの教えをわかりやすく書いてあるものでした。考え方を参考にしたいと思うものがいくつかあり、再読したいと思っています。
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心がざわついて仕方がなかった。
急な変化に何も手に付かず、今にも壊れそうだった。
そんな時に手に取った1冊。
「大切にされていない」「必要とされていない」と思う心の「反応」。
その裏の「寂しい」「悲しい」という気持ち。
「反応」を受け入れる。
「反応」は「妄想」だと言い聞かせる。
それができた時は、自分を優しく賞賛する。
今思うと、殆ど妄想だったのかな。
一連の作業を実体験し、無事暗闇から抜け出すことができた1冊。
また辛くなったら来ますね。
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(再読)
当時、近所の書店にて、平積みされていた『反応しない練習』をワクワクしながら読んだ。
そして、先日、同じ書店にて、なぜか目に留まり、懐かしさのあまり購入。 久しぶりにしっかり読んだが、やはりイイですね。 歳を重ね、少しは成長できたのか、すんなり心に入ってきた。
いまのわたしに必要だったのだろう。
前回は、もう一つ理解しきれなかたものも、身体で感じとることができ、嬉しい。
『心の半分は、相手への理解に、心のもう半分を、内なる反応に気づくことに使う』
『「心は求めつづけるもの」と理解する』
『「求めても満たされるとは限らないのが、心である」「反応してもしょうがない(空回りするだけで意味がない)」』
『「この世にあって、この世に汚されない」自分』
『反応しない』大切さをしっかり学んだ。
そして、想った。 美しく生きたい、と。
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上座部仏教で「心の反応」と言っている文献に出会ったことはないが、三毒、四聖諦、八正道、四無量心などをこの概念を用いてうまく説明できている。著者の独自解釈だろうが、本質を突いているという事だろう。損得や人からの承認に執着せず、意地悪な挑発も飄々とかわす。そんな姿に憧れる。
そうは言っても「心の反応」=感情の無意識な発露なのだから、これを抑えるには相当な修行が要りそうだ。決して無感情になることを目指していないとは言うものの、結果的にそういう境地に達しないとついウッカリ心が反応するのを避けられないように思う。
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日常生活の中で起きている「反応する」という状態を読み解く事に繋がる1冊。私のマインドセット本。
2024/2/6に2回目の読み直しをした。
キーワードは
「判断をしすぎない、エポケー魂」
「妄想の脱奴隷化」
以下、自分のリマインド用メモ
①物事の状態に目を向ける。あるものをあると理解する。心の
→現実を受け入れるのではなく、正しく自覚する(理解する)
→自覚する事で、NEXTアクションを考えることが出来る
②判断しすぎる心は危ない
→判断する(分かったふり)のは気持ちが良い
→こうでなければならないという判断は自分の性格にも影響する
→身近な人ほど判断しないこと(観察してその人の状態の移り方を見る)
③妄想にあふれる日常
→これは妄想である、これは感覚である、これは視覚であるとはっきりと意識するクセ付け
→感覚に意識を向ける練習が脱妄想奴隷のキー
ex,運動、散歩、マインドフルネス
④サラサラと流れる小川のような心
→僕の大好きな言葉、ある事柄に執着を持たないことを指す
⑤今できることはなんだろう
→妄想してる暇があったら今できることやりなさいバカタレ
⑥結生という概念
→記憶に残り続けるような強いエネルギーの反応
→このかつての反応が、新しい刺激に反応して同種の反応を作り出す
ex,外で嫌なことがあった。家に帰ってきて、ちょっとした事で怒ってしまった
⑦適当な反応に逃げないという概念
→適当な反応に逃げるとは、SNSを見る、空き時間にテレビをつけるなど
→そのような刺激となるものをぐっと我慢
→代わりに感覚を意識する時間を!
Posted by ブクログ
仏教の思想は今まで触れたことがなかったので、興味深かった。
自分の正しさとは真逆なことが起きた時、これくらい平常心でいられたらなぁ。
この本から得られたハイライト:
・「イラつく人もいるかもしれないが、
私は平常心を保とう。素直な自分でいる。」
マインド
・瞑想のパワーは本物だ
体の感覚に集中→本当に他のことを忘れられる
不快を減らせ
・反応しないことが最高の勝利
・正しさは人によって違う
・過去を引きずらない
相手はいつも初めて会った人
次会うときは全く新しい人に会おう
・いつかわかってくれると信頼する
Posted by ブクログ
ブッダの教えを宗教色を押し出すのではなく、実生活に落とし込めるように分かりやすく書いている書籍。心の反応を見ること、合理的に考えること、心は求め続けるもので渇きを感じつづけるもの、判断をしないこと、何かを判断したことに気づくことを学んだ。
Posted by ブクログ
心の反応について多く書かれていた。心の在り方について新しい見方・考え方を多く知れた。周囲の様子をうかがうことや未来・過去に囚われていることは全て妄想にすぎず、それらを振り払い今を大切に生きることが大事。妄想をしても何も起こらず、今の自分には何ができるのかについて考えることの方が有用。
Posted by ブクログ
物事の認知の仕方を見つめ直すことができる本。
特に、何もしてないとき頭の中でグルグルと余計な事を考えてしまう「妄想」は、現実に起こっているのではないため考える時間の無駄であり、精神的パワーを消耗してしまうので止めるべきということが印象的であった。
Posted by ブクログ
最近の私の口癖は「無になること」。無になると、仕事や人間関係に無駄なイライラや感情を抱かないので、仕事が捗る。そんな生活をしていると、「今日は天気が良いな」「これ美味しいな」など些細なことに喜びを感じて、幸せになれる。
この本を読んでブッダの考えを取り入れることで、悩みが減って、皆さんの生活も豊かになると思います。
オススメの一冊です。
Posted by ブクログ
ここのところ諸事情あって、まだ薄暗い早朝四時前から起床し活動しております。
早起きして暮らしていると一日が長い長い。
やるべきルーティンワークが済んでも「まだこんな時間?!」といった具合。余った時間は読書などしています。
こちらは二年前くらいに見つけて購入したもの。
手に取った当時、バイト先での人間関係にモヤモヤしていたのかな?たぶん。
一見、難しそうな内容かと思いきや、さらさらっと読めて、ストンッと腑に落ち、冷静になり自信を持てた覚えがあります。
自粛!自粛!と動きを制限され、思いも抑圧され、空気はずっと閉塞感、焦燥感、不安感が蔓延っていて。
かと思えば、突然やってきた災害や悲しい知らせに心を揺さぶられ。
誰も彼もが安心して落ち着いていられない状況が続いている世の中です。
ザワザワしてしまう心を、少しでも宥め賺すことが自分でできるなら、と改めて読んでみています。
(2020/07/19)