【感想・ネタバレ】湖畔 ハムレット 久生十蘭作品集のレビュー

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名作は普遍です。

45年前からよんでます。
岩波文庫からか2冊も出ています。再評価の時は、特異の文学でした。今は普遍的名作になりました。色褪せることはありませんでした。短編の名手と言われますが、魔都、新説鉄仮面、とか良い長編小説もあります。

#感動する #シュール #萌え

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

ハムレットが大好きです。
美しい文章もさることながら、徐々にあかされてゆく過去に寂しげなハムレットの癖が切なさを誘って…
この人は本当にあの”顎”捕物帳シリーズの人なのかしら、なんて思うような(って失礼ですけど)しっとり感が大好きです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ちょっと訳あって探してみた。
うをー!面白い!勢いで全集を揃えてしまいそう。
この中ならやっぱり『母子像』だろうか。
あぁもう私はきっとジュウラニアンだ。うん。むしろそう呼ばれたい!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

すばらしい、久生十蘭の作品を読んだのは初めてなんだけど。もうひさおとパソコンで打つと、久生とすぐ出てくるくらいにハマってる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『湖畔』
イギリス留学中に決闘を行い顔に大きな傷を負った奥平。帰国後出会った少女・陶と結婚したが上手く結婚生活を営めない。陶の浮気を疑い追い出した奥平。発見された水死体。疑いをかけられた奥平の弁護を担当した高木。

『ハムレット』
祖父江と名乗る人物が連れている老人の秘密。祖父江が所属していた劇団が上演した「ハムレット」で何者かに殺害された小松。小松の婚約者である琴子と結婚した阪井。阪井の家で居候し娘と結婚した祖父江が受けた依頼。生きていた小松。ハムレットの劇内で生きる小松の秘密。

『玉取物語』
参勤交代中にふぐりが肥大化する病にかかった西国の大名。

『鈴木主水』
姫路藩榊原家の相続。新たに藩主になった政岑の放蕩。政岑の側室としてあがったお糸の方。お糸の方に熱中する政岑。屋形船での宴会中に政岑に意見する鈴木主水。お糸の方との関係を偽る鈴木主水。その作り話にのったお糸の方の秘密。

『母子像』
厚木キャンプに火を放った和泉太郎。模範少年として知られていた太郎の過去。戦争中にサイパンで暮らしていた太郎と母親の過去。

『奥の海』
烏丸中納言の娘ちかと結婚した堀金十郎。貧しい中納言の家の暮らしから満たされたちか。飢饉が起き徐々に生活が苦しくなった堀家。ある日消えたちか。人売りに売られたとの情報を得て彼女を探す金十郎。

『呂宋の壺』
島津義弘の命を受けキリシタンになりルソンに呂宋の壺を探すために旅立った大迫吉之丞。旅の途中出会ったモニカとの旅の果てに・・・。

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2012年10月04日

Posted by ブクログ

「湖畔」「ハムレット」「玉取物語」「鈴木主水」「母子像」「奥の海」「呂宋の壺」

湖畔・ハムレット・母子像がよかった。
ほかは歴史小説のような形式で仮名遣いなどがかなり読みづらい。
玉取物語は文字どおりすぎて笑ったw

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2012年06月10日

Posted by ブクログ

おもしろかったけれど、作品ごとに作風がバラバラでまだどうこういえる段階ではない。けれど、洋風のものが面白かった。

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

この作品集に収められている『母子像』をゼミの演習で発表してくれた子がいて、すごく面白かった。美しいと思って、憧れていたもの、この物語の少年にとっては母親の汚さを見て、もう嫌だ!死にたいと思ってしまうのは、少年であるがゆえの心の純粋さのためであると思う。そんな悲しい気持ちを持ってしまった少年の最期は切なくて、悲しかった。この作品では、自分が解釈する自分、他人が解釈する自分とのズレが興味深い。自分が考えている自分だけではなくて、他人が解釈する自分も、自分であることは紛れもない事実で、でもそのズレが人との関係をややこしくしてしまうのかなと思う。
 ゼミで久生十蘭を初めて知ってよかった。自分だけで読む本を選ぶとどうしても偏ってしまうから時には他人の読んでいる本をまねして読んでみることも必要だと思う。 

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

以前から気になっていたが、読み機会がなかった久生十蘭。函館で長谷川海太郎との交流があったとの解説でなるほどと思う。

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2012年02月18日

Posted by ブクログ

どのエピソードもぶつ切れで終わっている印象があります。
さまざまな知識がないと、久生十蘭の作品は楽しめないようです。

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2014年08月31日

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