【感想・ネタバレ】グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはないのレビュー

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Posted by ブクログ

TEDでの講義動画をきっかけにこの本を手に取った。ハーバードの長年の研究を元に書かれているとあって非常に読み応えがあり、説得力のある内容だった。
伝記などで偉人の生涯を学ぶことはできるが、一般人の生涯から多くを学ぶことができる機会はなかなか無いので貴重な資料だと感じた。
この本を読んだことで対人関係をどのように改善していけばいいのか、かなり理解できたと思う。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

お金があると必ず幸せになるわけではないが、不幸を必ず避けることはできる。

人生を支えてくれる10人の人間関係を把握する。

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2024年03月12日

ネタバレ 購入済み

幸せな人生は目的ではない

幸せな人生を送るのに必要なのは良好な人間関係だ。
その証明とそのために必要な行動のポイントを教えてくれる。
最後に書かれた幸せな人生は目的ではなく道のりだという言葉が響いた。本書を参考に良い道のりを今このときから歩みたい。そう思える一冊だった。

#タメになる #アガる #共感する

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

示唆に富むとても良い本だった。改めていろいろなことを考えさせられて、もう一度時間を置いたから読み直したいと思う本だった。
ぜひこれから将来のことに不安を少しでも良い抱いている若者に、読んでもらいたい1冊。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

とても良かった!!!

・人生を大きく動かすのは人との出会い
・良い関係を保つ条件
①愛情②好奇心(どんな人で何を大切にしているか)③共感
→他者との繋がりが強くなり、自分の人生を深める
・人間関係は健康と幸福を維持するための最も効果的なツール
_________
オーディオブックで数回内容を把握。
書籍を購入したので今後の人生で折に触れて読み返そうと思うくらいに私には良本でした。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

友人がとてつもなく大切な私にとって、これほどまでに腑に落ちる理屈と出会えたのは、生まれて初めてのことだった。

また、人との出会いが自分の人生に与える影響の大きさを、改めて思い知らされた一冊!

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

新年早々、素晴らしい本に出会えた。
読書目的は、人生に対して漠然とした不安があり、どうすれば後悔の少ない幸福感のある人生が歩めるのかを知りたかったから。

その答えは人間関係を大切にすることだった。
具体的な方法としては、相手に好奇心を持って接することと、自分から改善活動を行うことだ。習慣化した会合や空洞化した友情では、良好な人間関係は築けない。

年初に立てた年間計画を振り返ってみると、人間関係に関する項目が無かった。
スキルアップや趣味に関することばかりだ。
人間関係に費やす時間をしっかり確保しなければ後悔する。
もう一度年間計画を立て直そう。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

・「幸せになるのに、遅すぎることはない」というのは英語の原題にはなく、この本の「結論」のタイトルに書かれている言葉。
・「幸せな人生は目的地ではない」、「道そのもの、道をともに歩く人たちそのものだ」「人生という道を歩みながら、一瞬ごとに、注意を誰に、何に向けるかを決めていこう」

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2024年01月03日

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80年以上の長い年月をかけて、多くの人の一生を追い続けて「幸せ」になるには、何が必要かを研究。そんな研究結果を圧縮した1冊。"幸せはお金じゃなく人との繋がりで感じられる"誰もが聞いたことあるような言葉に納得感を持たせてくれます。

自分は子供が2人いて、家族の時間が増えて友達、同僚の優先順位がだいぶ下がっていました。家族を大事にすることも大切ですが、その他の繋がりも大切にしなければ悲惨な人生が待っている。

本を読んで同僚と雑談することが増えました。幸せになる為、受け身じゃなく自分から行動していかなきゃと気づかせてくれました。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

ハーバード大学で84年にも及ぶ幸せの研究。

「人の幸福は結局は人間関係」ってよく自己啓発本などには書かれているがこの本は膨大なデータ量で信用度が高い本。

じゃあ、今の人生で人間関係を築くことができなかったのでもう幸せになれないのでは。と捻くれそうになるが副題の「幸せになるのに、遅すぎることはない」に救われる作品。

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2023年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の人生を定点観測することで幸福を研究する活動があることに驚く。幸福こそ人の感覚であり、不安定なものであり、気の持ちようであり、要するにで意義付けできそうにないものと思いがちであるが、長きにわたり前向きなインタビューを通して研究を積み重ねている作者たちには脱帽する。確かに過去を振り返って語る後ろ向きインタビューでは幸福の要因が曖昧になるであろう。
幸せを感じる要素で短絡的に思いつくのは十分なお金を所持することであり、社会に組み込まれている現在の自分は人間関係を軽率にしがちだ。
本書は、良好な人間関係が幸せをもたらし、健康に長生きさせてくれると解く。この一言に尽きるのだが数々のエビデンスを提示し人間関係の重要性を教えてくれる。
本書を読みながら、自分にとっての幸福を考えさせてもらえる機会を得た。
(忘備)良好な関係を維持するためのコツ
・身近な人にもっと注意を向け気を使っていることを理解実感してもらう
・相手との対話で悪い感情が高まったときは、その反応の原因を分析し、観察し、解釈し、選択し、実行し、振り返ること。反射的に感情的に流されない。
・親密性を高めるには反復リスニング理解していることを伝える、その会話から一度距離を置く等を試みる。

コロナが一服し、新たなコミュニケーションを模索する中で価値のある本だと思う。人生に疲れた時に読み返したい。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

幸せに生きるための重要な要素は人間関係。

病気をしてから最低限の人間関係に留めている自分にとってはちょっと酷な内容だった。

それでも、別に昔からの友人との関係を今から構築しなきゃいけないというわけでもなく、職場の人間関係でも深いところまで首を突っ込んだ濃厚な人間関係がなくてはいけない、というわけではないということなので少しは救われた。

孤独感やストレスを感じない程度の人間関係は仕事をしているうちは維持できそうだから問題はなさそうな気がする。上司に対するストレスは消えなそうだけど。

退職まで生きていた場合、どのような人間関係をつくることができるか。おそらく問題はそこ。その時になってみないとわからないけど、意固地にならずに仕事のストレスもなく子どもたちも手が離れて今より余裕があるようであれば、趣味やボランティアを通じた少しの人間関係を作ることはやっていきたいと思う。

一方で人間関係はその時の相互の状況によって続くこともあれば断絶されてしまう場合もあるので、依存せずに流れに流されるままに関係を作っていきたいと思う。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

2024年30冊目。満足度★★★★☆

ハーバード大学が80年以上の長さにわたり、個人の人生をフォローし続けるという史上最長かつ膨大な研究成果で分かったこと

それは、人生の幸せに大きく影響を与えるのは「人間関係」であるということ

本書では、この調査対象になった実際の人たちの生涯を追体験もできる

洋書の翻訳本にありがちだが、やや内容は冗長に感じる部分もあるが人生のいろいろなステージで、役立つ内容

人間関係はやはり重要です

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

孤独対策の話とか、この当りから始まったのかなあ。ソーシャルユニバースを人間関係と訳さないあたりが誠実なんだかどうなんだか。時間と注意を相手に差し出す。注意を差し出す、スマホ見ない。SNSは積極的に使うか、減らす使わない。近い人に好奇心を持って接する。WISERモデル。よい行動に気づく。仕事の不機嫌から気分転換して家庭を壊さない。友人をつくる、友人の維持にはコストを払う必要がある。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

人の視野が広がる瞬間は
いつだって素晴らしい

人生経験の受け止め方は
外の世界で起こることだけでなく、
むしろ心の持ちようで決まる部分が大きい

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハーバード成人発達研究の本。最初は、ハーバード大学の学生とボストンの貧困層の人たちの人生を追跡するところから始まった。被験者は当初の724人から三世代にわたる1300人超になった。今でも拡大を続けている。

よい人間関係が重要。だが簡単ではない。
幸せは達成するものではない。内なる欲求を満たしても幸せにはならない。

電車の中の見知らぬ人に話しかけるほうが黙っているよりいい気分になる。
文化からのメッセージが幸せから遠ざけてしまうことがある。本来重要でないものを追いかけてしまう。
「金が人間を幸せにしたことはないし、これからもない」フランクリン。
年収75000ドルを超えると幸福度はお金には比例しない。ある程度の幸せはお金で買える。お金が目的になると幸福度は下がる。
配られたカードで勝負するしかない。=変えられるものを変える、変えられないものはあきらめる、賢く区別する。
人間関係が良好なほど死亡リスクは低い。

幸福度は設定値に戻っていく。しかし、もともとの設定値が決める幸福度はせいぜい半分。残りは自分の行動で決まる。
人間関係をはぐくむこと自体が人生の目的である。

不妊に悩むと妊娠が人生の目的になってしまう。お互いの関係を大事にすることを忘れない。
p70

p348から
研究チームの質問が、被験者の人生に影響を与えているのではないか。その可能性はある。
2年ごとに人生を見直せたという被験者がいた。第二世代の68%が被験者になることに同意した。調査されるほうも人生を豊かにした。
個人としての成功ではなく、他人に対して何ができるか、によって人生の価値が決まる。今始めても遅くはない。良好な人間関係は幸せ、健康、長生きのもとである。幸せな人生は目的地ではなく、人生そのもの。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

人間関係の本。
読んだ後、すぐに友達にLINEした。笑

ストレスの根源は人間関係って聞いたことあるけど、逆に、人を幸せにするのも人間関係であるとわかった。
大人になると、どんどん無くなる友人関係や、壁を感じる家族関係。いろいろ先行きが気になる恋人関係など、一度立ち止まって、人との繋がりについて考え、感謝できる一冊。

新しい出会いを求めつつ、既存の人間をも大切にして生きていけたらと思う。

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

人間は社会性によって進化してきたから、自分で想像する以上に人間関係が欠かせない。他者を理解し、つながること。今に集中して、そのプロセスを楽しむこと。
幸せになる勇気と思いの外似てた。
人間関係が揺らいだ時のために自立はしておきたい。それについて書いてある本ないかな。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

人との繋がりが幸せをもたらす。
アメリカで長年研究された、「well-being」の研究をもとに人の幸せは何によってもたらされるかを考察している。
関係性を維持するにはどんなことが必要なのか、関係性の見直しについても書かれており、読み終わった後には自分の周りの人に対する感謝の気持ちであふれる。

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2024年01月04日

Posted by ブクログ

幸せとは苦しみがないことではない。
幸せとは辿り着くものではない。

困難に向き合い、乗り越えていくことで人は成長し、人と固い絆を築く。
馴れ合いの相手にこそ、きちんと"注意"をもつこと。
共感しようとする"努力"が大事。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

人は一人では生きていけない。
人類は、徒党を組むことで、はじめて生態系の頂点に君臨することができる。

つまり、人類の中でも、徒党を組むことに適した、それを志向したもの、それを「快」と感じたものの子孫だけが、いま生きている人類の先祖であるということ。
美しさ、美味しさ、心地よさなどに、ロジカルな裏付けはない。
なにかを「快」とすることには、ロジカルな裏付けではなく、綿々と受け継いできた、身体、遺伝が背景にあると考えるのが適当ではないか。

とすると。
徒党を組むこと。
仲間を作ること。
仲間に囲まれていること。
は、本能的に「快」と感じられるということになるのであろう。

そう思えば、本書に主張されている、人間関係の円滑さがよき人生に不可欠、ということは論理的にも正しいのであろうと思う。

しかし。
遺伝と環境・偶然の流れに流される生を営んでいるものにとっては、人間関係を円滑に、といわれたところで、なかなか上手くはいかないもの、であることは、この本を読んだところで変わるものでもない、とも思う。
難しいものですね。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

幸せな人生の条件は人間関係にある

80年に及ぶ多くの人たちの人生を追いかけた研究から導き出された内容についてまとめた一冊

日々仕事など様々なことに忙殺されていると人間関係が疎かになりがちだ。人間関係は自然と形作られるものではなく、能動的にメンテナンスしなければいけない。

当たり前だがつい忘れがちな事を再認識させてくれた。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

大切な人を大事にする、人間関係を大事にする、感情をコントロールする、当たり前だけど幸せにいい生きるために必要なことだと再認識でできた。
ただ、ちょっと長い、この内容ならページ数は半分でもいいかも。

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

ハーバード成人発達研究が80年以上にわたって2,000人以上を追跡調査した研究から導き出された考察、それは「THE GOOD LIFE」とは「よい人間関係と向き合うこと」である。至極当然な話である一方、所得や身分はそれほど重要なファクターではなく、かつ人間関係と真摯に向き合う難しさを改めて感じる一冊。本書では「ソーシャルフィットネス」と称し、いま一緒にいる目の前の人に注意と気配りをし好奇心を示して関係を大切にする必要性を説く。ついつい話しながらスマホを見てしまったり上の空だったり、自分がやられたら嫌なことなのにしてしまうことを反省する。

少し厚みがあり冗長的内容も多く結論がサマリーされていない読みにくさはあるものの、「幸せとは一つ一つの人間関係を大切にすること」というシンプルな真理を実感できる本だ。

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2023年10月04日

Posted by ブクログ

幸せな生活を送るためにどうすれば良いか?長い時間をかける縦断研究の結果を元にまとめた本。
幸せな人生の条件の定義から始まり、人間関係(パートナー、家族、同僚、友人)の重要性、それを維持する為の投資方法、問題から目を背けず立ち向かう事の重要性を述べている。
この本の言いたいことを一言でまとめると、良い人間関係が必要、になるが、それを言うために幾つもの事例を使って説明している。海外ではこの方式が普通なのかもしれないが、日本人にとってはちょっとくど過ぎる感があった。

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2023年09月16日

Posted by ブクログ

読み終わるのにかなり時間がかかった。
テーマは凄くシンプルなのに、色んなストーリーが丁寧に紹介されているため、
読み応えは十分過ぎるほどだった。

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

人生で人間関係が大切ということを最初から最後までずっと押し付けている感じで、くどくなってしまった。
自分のこれからの人生でこの本が必要になった時に読み返したい本ではある。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

人の幸せは人間関係に大きく依存する。
人間関係が上手くいっている人は幸福感も高い。

パートナー、家族、職場の同僚、友人
人間関係は一度築いた後も、定期的に意図的にメンテナンスや相手に注意を払っていかないと、疎遠になってしまう。

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

ハーバード成人発達研究の84年間にわたる追跡調査で得られた知見、「健康で幸せな生活を送るには良い人間関係が必要だ」というたった一つの結論を、丸1冊使って紹介しているため、冗長に感じる。

書いてあることは至極まっとうで、とても重要なことであるが、私は「幸福な人生を送るための本」というのはたくさん読んできたので、それほど新しいことは得られなかった。

幸福な人生を送りたいと思っている人は(ほとんどの人がそうであろうが)、一度読んでおいても損はない。人生には、良好な人間関係が最も大切だと知らない人にはぜひお勧めしたい。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

[第1章]
[幸せな人生の条件とは]
苦難こそが幸せで充実した人生を送る。
がこの本の結論らしい。
つまりだ。人間他の生物を淘汰し現状で唯一無二の最強種族として君臨できるおもある原因がそこにあるんだと自分は思う。
進化することが幸せなのだ。そういうふうに頭がプログラミングされてるのだ。
だから人間は発達を繰り返し2000年余りで急激な発展を遂げ今に至るのだ。

[研究史上最も幸せな男が恐れたこと]
妻が先に死ぬこと。
だそうだ。
そう答えられる人間が最も幸せなんだと。
つまりだ。自分の人生はこの人の隣でしか考えられない。そんなパートナーを見つけることそれ自体が、最も幸せであると自負できる根拠になっているのかもしれない。

[人生における最高の投資とは]
結論。
良い人間関係。
以上。
これがこの本の結論だ。最高の投資とは、人間関係を築くことに時間を費やすこと。
幸せとは繋がりだと。そういうことになる。
じゃあ俺が今やってることって。
繋がりを持つためにやってること?
これから自分が取り組むことについて、それが誰かとの繋がりを持つことに有意義に働くのかを考え続けていく必要がありそうだ。

[ボストン都心部とハーバード大学で始まった研究]
[科学はようやく先人の知恵に追いついた]
幸せな人生とは、夢のような社会的成功を掴んだ先にあるわけではない。大金を手に入れれば向こうからやってくるものでもない。
幸せな人生さあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。そして幸せな人生は、今ここですぐに始められる。
、、、
つまりは成功すること=幸せと
自分でみなさないことが大切ってことだ。
毎日に張りがあって、自分のギリギリのラインで勝負して毎日勝つこと。
これが1番人間として幸せなんだってこと。
俺も蓄えてばっかじゃなくて、そろそろ何か自分から動き出せるようにしたいところ。

第二章[なぜ人間関係が重要なのか]
良い仕事に就くため身をけづり続けること。
そしてその仕事が成功し次のステップに行くと、また次の場所で新たな試練が待ち構えていること。
人は成長しチャレンジすることに貪欲で、そこに人生の価値を見出すのだから、この構図は間違っていないように見える、、、
自分が望んでやったチャレンジであればの話だ。
仕事場でもくもくと仕事をこなす人間を見ているとどうしてもこう考える。この人達は自分の幸せと会社の幸せ、敷いては経営者の幸せが合致したごく少数派の人間なんだな。と。
誰かに感謝されるのは嬉しいことだ。しかしその誰かが見ず知らずの人間で、しかもお礼は金としての形でしか帰ってこないと言うのであれば、それはやはりやる気の滅入りに直結する。
つまりだ、仕事に価値を見出せないのは仕事ができないからではない。仕事の成果と自分のストレス度が見合ってないからだ。
この仕事のためなら死ぬ気になれる。そういう対象を自分で見つけられてないからだ。
もっと自分にストレスをかけて新しい道を開いても良いんじゃないか?
人生は長い。中でも20代なんてのは最初の最初みたいなもんだ。
今のうちに、できる全ての道に種を蒔くこと。それが幸せになる(適度なストレスを自分に与えその報酬を毎日受け取る)近道かもしれない。

健康を維持できる程度のストレスを毎日感じること。
それが重要ってことだな。
眠気を我慢して仕事してるようじゃダメってことだ。好きじゃないなら好きになる努力を。
眠気がうざったいなら睡眠の質改善を。
そうやって普段のストレス度みたいなのを自分の制御できる部分まで落として、、、
そこがスタートだ。そこから自分の趣味が始まる。

[適応能力が人を強くする]
幸せも悲しみも、時間と共に平常時の感情に近づいていく。
どれだけ盛大な成果を上げようとも、成功を収めようとも、その達成感と幸せは0に収束するのだ。
もし世間一般の幸せという形が10なのだとしたら、人間は常にチャレンジを続ける生物でなくてはならない。

[紆余曲折の人生を俯瞰して見てみよう]
本当に必要なパートナー像。
幸せを感じるのに
ただ一緒にいること
それだけを条件に挙げられる人。
張りがありつつ一緒にいて幸せを感じる人。か。
矛盾してないか?と想うんですが。

3章終了時点で気になったことがあるのでメモ。分厚い本にはありがちなのかもしれないが。
本が言いたい部分がまとまってない。
これじゃまるで事実だけ述べた理解しにくい報告書だ。会社で1番やって欲しくないやつ。
事実と伝えたいことがごっちゃになってる。
どこに目を向けて良いのかがさっぱりわからない。
そんな感じ。
要は長すぎるのだ。
一つ伝えたいことがあるなら、具体例は一つで良いのだし、それでも伝わらないような事柄なら、それは研究が不完全であることを示す。
要は、これさえ証明できれば結果はこうだ。
そんな単純な論理がこの本には出来上がってない気がするのだ。
結論にら行き着くために遠回りをしすぎている。
何歳のだれだれがどの時になにをやったかなんてのはあまり重要ではない。
結局その人は、どんな環境でどういう感情でいる時に、どうすると幸せを感じたのか。
その具体例を使いつつ、結局それはどの人にも当てはまることなのだ。だから幸せってのはこういうものなのだ。
ってストーリーがしっかり描けていれば、長い本を読むのも全然苦ではないのだが、
そう捉えようとするとこの本は、
結局今何を述べたい部分なの?
ってのがさっぱりわからん。
人が人生を通して幸せを感じるためには何が必要なのだ。その部分を述べるためのストーリーのどの部分が今述べられているのか。それがさっぱりわからないのだ。

まとめると、読むのがめちゃくちゃ面倒です。
3章はもう殆ど読まないで重要そうなところだけガッツリ読んで後は飛ばしました。
多分重要なこともそんな書いてないのでしょう。

第四章[ソーシャルフィットネス]
孤独感が睡眠の浅さに直結する理由
ホモ・サピエンスは一人の時、肉食動物に襲われないかと夜も眠りを浅くしていたことが想定される。
人間も同じなのだ。孤独を感じれば同じプロセスが作動し夜も眠りが浅くなる。

私が出会う人たちはみな、何らかの点でわたしより優れている。そして私は、その長所でその人を認識する。
ラルフウォルドーエマーソン

良い言葉だ。
まさしく自分の考えと合致している。
自分が仲良くしたい人間は余すことなく自分に無い魅力を持っている人間だ。

第五章[人生への最高の投資]

本ってやっぱいいな。
自分の経験が頭の中でフラッシュバックされて、その時何を思っていたのか復習することができる。この感情を言葉にしてまた次の段階に進むことができる。
さて、どうやら人生を幸せにしてくれるのは紛れもなく人間関係のようだ。
自分の場合、友人関係は他よりも多い気がするが十分な気が一切しない。
欲張りみたいだ。
朝起きれば誰かに喋りかけてほしいし、昼は向こうからご飯に誘ってほしい。夜は夜な夜な飲んでたいし、家に帰れば話を聞いてくれるパートナーが欲しい。
自分の幸せのラインはどうやらかなり高い。
、、、やはり自分からなにか行動を起こさないとダメなのか。

余裕がある、ゆっくりした低い人間。
俺のおしゃべりな感じは仲のいい友達を誘発しすぎていたってことか。

[今すぐ決断すべきこと]
まず第一に。
幸せな人生とは目的地ではなく、その道のりそのものであると認識すべきだ。
全ての他者へ関心を示すことだ。

総評
全て読む必要はない。ただしこの本がここまで厚く綴られる中に、確かな答えが一つあることは把握しておいた方がいい。
[幸せになる解は無いが、決まって幸せな人生の地盤には、良好な人間関係がある]
ということだ。
良好な人間関係無くして幸せな人生はない。
なら手っ取り早いのはそう、良好な人間関係を築いていくことに他ならない。

と、いうことでとりあえず片っ端から友達誘いまくったなう。
自分から誘うのなんか良いな。なんか。うんなんか良い。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

あらためて、自分にはいい人間関係は無理だと思わされた。(長期的な人間関係が苦手)

幸せの基準は他にもあるので、人間関係のみに照準を当てるのではなく他で頑張ろうと思った。

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2023年09月21日

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