感情タグBEST3
二人で過ごす幸せな日々。でも旦那様はまた海へ。
不穏な空気が近づいてくるし、海軍というお仕事が描かれるのだから、ただただ幸せな仲良し夫婦のお話だけで済むはずがない。
無事に帰ってきますように。二人が想像したような、お子様も一緒に笑い合える未来が来ますように。
忘れていた奥ゆかしさに
かろうじて戦前の様子は聞きかじったことはあったけれど、参戦前の緊張で染まりかけているなか 生真面目な会話故に声に出して笑ってしまえるおかしみを練り込んでいるので 何度読み返してもあきません。続編も楽しみです
明かされる過去
この巻で注目してほしいのは「初夜」の翌日の2人でもあるのですが、そんな2人を目にして何かを察する柴原夫妻です(笑)まさに阿吽の呼吸。
そして明かされる瀧さんの過去。
これ、当時は似たようなケースがたくさんあったのでは…と考えながら読んでいました。
瀧さんは柴原さんらとの縁で何とか抜け出せたけど、きっと苦しみ続けた人達もいたのだろうなと思います。知識や情報が武器になるのはいつの時代でも同じですね。
ぎこちない2人がかわいすぎる…!
なつ美ちゃんはもともとだけど瀧昌様もだいぶ表情豊かになってきてとてもよいですね!!
でも最後が不穏で終わってしまった…
Posted by ブクログ
初夜のあとにギクシャクしちゃう夫婦が可愛い。
とにかくじれったい二人を見守れて幸せだっただけに、後半の展開が胸にきた。
瀧昌さまの過去が予想以上に壮絶だったし、「海軍」というのが不穏さを纏う。
例の事故のことは知らなかったので、余計に衝撃が。
史実の流れとして、これからの海軍には不安要素が大きいのは分かっていて、1巻の頃から覚悟はしていたけども、3巻のラストのような展開は想像してなくて、それも堪えた。
まだ開戦してないのに、そういう不安要素は勘弁してくれ。
どうかどうか、ご無事であれ。
あと新キャラの芙美子さんがよかったです。
のんびりななつ美さんとは真逆だけども、いいお友達になれそうだったので。
彼女の存在も救いになればいいなあ。
追記
カバー裏の現代verの話が続いているのも嬉しい。
今時文通なのがまた可愛らしいお二人。
見守る会会員になりたい。
匿名
2人の距離が縮まってきて、ますます微笑ましい展開です。周囲の方々含めたエピソードがいくつもあって、これまた楽しめますし、戦前の日常生活にも興味がもてます。戦争が近づいていきますが、なつ美さんには変わらず朗らかでいてほしいです。
Posted by ブクログ
この時代の背広はテーラーで仕立てるもの、って文化も良いわよね!!
量産品があって、しかもサラリーマンにとっては作業着のようになってる現代じゃ難しいけどさ。
幸せと不安と
幸せと不安を一度に味わった巻でした。
ふたりの時間がいかに大事なのか、だからこそ大切にしたいなぁと。
ご婦人の会もあって、それぞれの生活も見てみたいなぁ。