【感想・ネタバレ】悪役令嬢にならなかった世界線のレビュー

こいなだ陽日 / 霧夢ラテ

[匿名 · ★★★★★]

３人ともヒロイン一筋

今まで読んだことある複数ヒーローものでは、その内の誰かはヒロイン以外を抱いたことがあったけど、三人ともが初めてなのが良かった。ヒーローの弟二人を救う為に三人の目の前で壮絶な痛みを受けたヒロイン。これはヒロインを一生大切にしようと思うよね。全員がヒロイン一筋で溺愛していて良かったし、その理由もしっかりしてたから今後も三人ともヒロインだけを愛していくんだろうと予想できるし、プロローグで三年後の愛し合う様子があったので今後の不安もなく安心して読めた。出てくる人物に悪人がおらず、両親もヒーロー父も良い人で良かった。メインヒーローのぶっ飛び具合は面白くて笑った。そして初夜は全員が初めてでもかなり濃厚で、その後の情事の場面は更に濃厚で、いまだかつて読んだことのない描写もあった。兄弟の仲が良く多少の嫉妬もあるのが良かった。重い話だけでなく笑える場面もちょこちょこあったし今まで読んだ複数もので一番良かった。読み終わってしまうのが残念だった。

[ワンワン · ★★★★☆]

なかなかよく練られた話だと思います。内容はちょっと重いんだけれど、ヒーローがいい感じに振り切れているのでそれが話を少し軽くしてくれます。

[サマ · ★★★☆☆]

好き嫌いが分かれそう

読み始めていきなり4Pが始まっています。その段階で好き嫌いが分かれそうでした。TLものは割とヒーローとヒロインが一対一が多いですがこちらは三つ子のヒーローとヒロインの４Pものでした。
ストーリーは四人の絡み以外はしっかりしていました。複数時が忌み子とされてきたこともヒーローたちがヒロインを盲目的に愛しているのも無理がない設定でした。