柘植めぐみのレビュー一覧
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電子版が出ていたとは知りませんでした。昔「戦記」は読んだけど、「伝説」以降は古本屋でも見つけられなくて読まずじまいになっていました。時代的には前作の続き。相変わらずの人、先へ進んだ人、なんかダメになってしまった人など様々で、最高傑作と言われるこのシリーズの今後の展開が楽しみです。
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書店で勢いに任せて購入しました。
結果、買って正解!普通のミステリは推理する事を放棄してしまいがちですがこれは違います。
インパクトの強い短文のおかげで否が応でも状況を考え始めます。勿論、考えたところで解けるのかは別の問題です。短編集なのでかなり読みやすいのも素晴らしい点の一つ。最後の方の問題は登場...続きを読むPosted by ブクログ -
ああ、面白かった!久しぶりに本でわくわくした。本書で最初に登場して以来、最後の最後まで明かされなかった死王魔族エルトゥの囚われ人は、あの“彼”ではないかと密かに思っていたのが的中し、感激した。いつかは…と思っていたので。これが完結編で、もうドリッズトや黒豹のグエンワイヴァーに会えなくなるのかと思うと...続きを読むPosted by ブクログ
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アンダーダークの話になると宗教が絡んでくるので、どうしても理不尽さを感じずにはいられないのだが、今回の話は手に汗握る闘いの連続で、理不尽さを上回って余りある面白さだった。しかし胸痛む出来事に涙を禁じ得ない部分もあって、ドラマチック。登場人物達が死力を尽くすには、悲劇がなければならなかったのか…。Posted by ブクログ
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久しぶりにダークエルフ、ドリッズトに会えて嬉しい。冒険を重ねるたびに仲間との絆が深まるのも嬉しいことだが、ドリッズトの内面が向上していくのを感じ、ますますファンになった。ドワーフのブルーノー、やっぱりそう簡単には死なない!それにしても、物語の伏線の張り方には感心させられた。Posted by ブクログ
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『アイスウィンド・サーガ ―暗黒竜の冥宮』 からの続編
前作で、ブルーノーの故郷ミスリルホールを探し出したドリッズト一行。
しかしミスリルホールは邪悪なドワーフ種族デュエルガーとブラックドラゴンの住処となっていた。
からくもミスリルホールから脱出を果たした一行であったが、戦いのなかでブルーノーはブ...続きを読むPosted by ブクログ -
水平思考クイズに興味があるので、読んでみました。
1つのお話ごとに推理パートと小説パートに分かれていて解説としてはわかりやすいのかなと思いました。
水平思考クイズだから仕方ないのですが、それはあり得ないでしょと思ってしまった部分があったので☆4です。Posted by ブクログ -
水平思考パズルで有名な「ウミガメのスープ」のミステリー版。
ある古い洋館に集められた5人の男女。
一癖も二癖もある彼らが出す問題は、全12問。
不可思議な問題を出題者が提示し、回答者が出来るのは、イエス、ノーで答えられる質問のみ。
果たして、真実に辿り着く事は、出来るのか。
カードも小道具も、...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い遊びだなと。
でも問題にできるシチュエーションを探すのは大変そうだ。
シスターと大旦那様とは何者なのだろうか??Posted by ブクログ -
「ウミガメのスープ」、それをカードゲーム化した「ブラックストーリーズ」、の小説化です。
アナログゲーム好きなので以前から興味がありましたが、期待と不安を軽く飛び越えていて楽しく読めました。
水平思考遊びの入門書的にも読めそう。
内容的にブラックでないもの、突飛すぎない問題集(?)があるなら、家族で...続きを読むPosted by ブクログ -
推理カードゲームの小説化らしいけど、それを知らなくても小説として面白かった。ブラックな謎解きゲームそれぞれも面白かったし、参加者の過去が謎につながるのもよかった。Posted by ブクログ
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あー、こういう形で、おさまるところにおさまるのか。という感じ。
ウルフガーが、死んだ瞬間から、俄然輝きだした気がします……お話の構成的に。でも恋愛まわりは、ちょっと盛り上がりに欠けたかなー。恋に生きる系のキャラがいないので、そっち方向の関係性が展開する要素がないんだよねぇ。
せめてキャッティ・...続きを読むPosted by ブクログ -
「銀竜の騎士団」シリーズの2巻です。でも独立した話なのでこれから読んでもわかる。私は3巻、1巻、2巻という変な順番で読んでいた。
カーストンの町で〈プロミスの祭り〉が行われた日、ケラックと弟ドリスコル、そして少女モイラは、モイラの父を迎えに刑務所へ行く。しかしあらわれた父は様子がおかしい。謎をとく...続きを読むPosted by ブクログ -
メンゾベランザンの家系争いとかルロス神とかいった話は、正直うんざりな部分もあるのだが(明らかな悪の世界の話はおぞましい)、ドリッズトとグエンワイバーは今回もカッコ良かった。戦闘シーンは指輪物語を彷彿とさせる。Posted by ブクログ
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ダークエルフのドリッズトがだんだん人間らしく(?)なって来た。あくまでもクールなドリッズトが好きだったので、いいような悪いような複雑な気持ち。しかし、あの人はなぜ生きていたのか…それに関しては一言も触れられていないので謎。Posted by ブクログ
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前作『ダークエルフ物語 ドロウの遺産』で還らぬ人となったバーバリアンのウルフガー。その死をもたらしたのが自分を追ってきたドロウの仕業であると知ったドリッズトはこれ以上愛すべき仲間達を失わないため一人アンダーダークへ旅立つことを決意する。
またそれを知ったキャッティ・ブリーはドリッズトの後を追い、ドワ...続きを読むPosted by ブクログ -
時系列としては『アイスウィンド・サーガ 冥界の門』の続きに当たる
前作で救出されたレギスは盗賊ギルドのギルドマスターの座を占め、ブルーノーはミスリルホールの奪還を果たして王となり、ウルフガーとキャッティ・ブリーの結婚の宴も間近に控えるなど、エントレリへの妄執も乗り越えたドリッズトにはかつてないほど...続きを読むPosted by ブクログ -
アイスウィンド・サーガ第二作目
前作で、テンタウンズをそしてアイスウィンドデイルを守る事に成功したドリッズト達は今回、ドワーフであるブルーノーのかつての故郷ミスリルホールを探すための旅に出る。
だが、そこには彼らの後を追う者の姿があった。
暗殺者のアルテミス・エントレリは仲間の一人ハーフリングのレギ...続きを読むPosted by ブクログ -
になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン。母をなくし厳しい衛兵隊長の父に育てられた魔法使いの弟子ケラックとその弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人は、無理解な父や衛兵隊とは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある失われた魂を...続きを読むPosted by ブクログ