生方美久のレビュー一覧
-
ドラマは見ていなかったのですが、評判がとてもよく気になっていた作品です。
ノベライズではなく、シナリオで、しかも放送ではカットされた部分も削除していない完全版として発売されたと知り、電子書籍にて購入しました。
これまでにもシナリオ集は結構な数を読んできていますが、これほどまでに映像が頭に浮かん...続きを読むPosted by ブクログ -
1話
・紬M「好きな声だった。好きな声で、好きな言葉を紡ぐ人だった」
・紬M「クラス替えの名簿から、自分の名前の次に、その名前を探した」
・紬M「今思うと、学校というのはすごい場所だった」
「嫌でも週5で行く場所で」
「嫌でも週5で、好きな人に会える場所だった」
2話
・想M「どうでもいい話ばかり...続きを読むPosted by ブクログ -
美鳥ちゃんが出てきたことで、今までの展開が少し変わります。はじめから4人につながる伏線はあったのに。人がその人を見ているのはその一面でしかなく、本当のその人は多面的である。男女の友情は存在するのか、結局人それぞれでしかない。生きづらさを生きる、みんなで集まって見るドラマではなかったかもしれないが、そ...続きを読むPosted by ブクログ
-
・6話
紅葉「…ん?え、間違ってたらすみません」
椿「間違っててもいいよ、なに?」
楓「(小さく溜め息)俺、5歳くらいから気付いてたんだけどさ」
椿「なに」
楓「兄ちゃんさぁ、その優先順位に、自分の気持ち入れ忘れてんだよ。ちゃんとエントリーして」
・8話
夜々「誰かの前だけの自分ってあるじゃない...続きを読むPosted by ブクログ -
3話
純恋「両想いって好き同士のことだよ」
椿「両思いは、好き同士のことだけど、でも、好き同士が両想いとは限らなくて…」
純恋「なにそれ」
椿「好きってパッケージに満足してるだけみたいな。想えてないんだよ。それでいえば、片想いですらなかった。それぞれ身勝手に好きだっただけで。むしろ好きって後付けで。...続きを読むPosted by ブクログ -
シナリオブックを読むと、ドラマだけでは見落としていたことがあったり、新たな発見があったりして面白い。このシナリオを見てお芝居をする俳優さん女優さんは表現者なんだなとつくづく思った。Posted by ブクログ
-
ドラマのシーンが思い浮かんで切なくなる。
セリフ1つ1つが心に染みる。
文字だけなのに、映像とは違う想いが伝わってくる。
日本語ってすごいなぁ。Posted by ブクログ -
星5個では足りない。100個付けたいぐらい。
主役だけでなく登場人物全てが良い。セリフ1つ1つが心に染みる。
これまでドラマのノベライズ本しか読んだことがなく、初めてシナリオブックというものを読んだ。ドラマの映像が思い浮かぶし、脚本のまま生方さんの言葉が読めて感動した。
あー日本語って素晴らしい。Posted by ブクログ -
脚本家の生方美久さんのあとがきにてドラマに込めた思い、考えを知ることができて良かった。
そうだよなと思うセリフにいくつか出会えたことで、自分の気持ちを肯定してもらった気持ちになれた。Posted by ブクログ -
ドラマのシナリオブック。ドラマを真剣に見ていたので、読んでいてありありと情景を思い出しました。
ドラマだと通り過ぎてしまっていたことも、読んでいて、そういうことか!と思うこともあり…改めていいドラマだったなと感じて、映像も見返したくなった。Posted by ブクログ