ドナルド・C・ゴースのレビュー一覧
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問題を定義してから答えを見つけなくてはならない。ただ、問題が完全に定義しきれるわけではない。解いても問題は生まれる。
無意識に除外している事物を考慮しなくてはならない
本当に解きたい問題か?自分に起因した問題ではないか?解いてほしいと考えている人はいるのか?
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■印象に残った言葉
「もし人々の頭の中のライトがついているなら、ちょっと思い出させてやる方がごちゃごちゃいうより有効なのだ。」
有効であるかどうかは頭の中のライトのレベルを見極める精度が必要なので自身の頭に依拠するところがあるなあと思う…
■実体験と照らし合わせ
就職、転職、結婚、最終的になぜ生...続きを読むPosted by ブクログ -
「問題に対しどう向き合っていくべきか」という問題に向き合った本.
問題解決を生業とする研究者やコンサルタントだけでなく,学生や普通のサラリーマンにもおすすめできる.内容は平易だが,学びがあり,かつ,本質的だと思う.
問題は”現状と理想のギャップ”とはよく言ったが,本著では
現状=誰かの認識とすると...続きを読むPosted by ブクログ -
「問題の定義に正解はない」というのが心に残りました。頼まれた問題を解決しても、本当はそれが問題じゃなかったということがしばしばあります。だからその問題の解決を頼まれたときに、その問題の経緯を聞くことが大事だと思う(そして、それも本書に書かれてた)。Posted by ブクログ
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■感想
ここまでシンプルで、味のある本は読んだことがありません。1回目よりも2回目読んだとき、はっ、と思う瞬間があります。その気づきは快感のようなもので、この問題解決を主題にした本の醍醐味だと思います。私も、まだこの本をモノにする途上なので、なんとも言えませんが、数々の金言を仕事中や思考の過程で想起...続きを読むPosted by ブクログ -
・問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である
・新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す
・これは誰の問題か?という問いに一人称単数で「それは私の問題だ」と自責で考えてみる
・運命とは自然の別名であって、何もやらないことに対する世界一ポピュラーな言い訳である
・相手への人間らしさと有能さへ...続きを読むPosted by ブクログ -
※再読
プロジェクトでなんか上手くいかないと感じるときは、①答えるべき問いがそもそも違う、②(問いに対する)メッセージが研ぎ澄まされていない、③メッセージの伝え方が良くない、の3点だと思います
この「ライト、ついてますか」は①の処方箋として、事あるごとに読み直しています
・正しい問題定義が得られた...続きを読むPosted by ブクログ -
●感想
問題設定の注意点が書かれている。
一方的に書かれているだけでなく、問いかけてきて、考えさせてくれる本。
定期的に見返したいと思わせてくれる。
●なぜ読んだか
・問題設定で気をつけることを学びたい
●学んだこと
・問題は誰にとってどんな問題なのか、設定することが大事
・他の人から問題が降っ...続きを読むPosted by ブクログ -
問題を解決するよりも問題そのものを理解することが大事であるととく本。
以下印象にのこったセンテンス。
何がまずいのか?
問題を抱えているのは誰か?(6)
問題とは認識と欲求のギャップ
感受性をさげると欲求レベルが下がるので認識とのギャップを感じなくなる。(16)
解法を問題の定義と取り違えるな。と...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる「失敗学」と近い内容だが、この本は「問題発見」にフォーカスしているのでまた違った方向からの気付きがある。
誰の問題なのか、解決すべき問題なのか、解決したい問題なのか、と繰り返し問いかけており、文章はコミカルに軽く書かれているのに考えさせる本。
同じものを見せても、問いかけ方で解答が変わったり...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に有益なことを書いているが、読みにくい
掻い摘んで重要な箇所、ストーリーを復習して読めばokay
われわれは腹の中に問題を解きたいという自然の欲求を持っているため、どうやらせっかちに解答に飛び込んでしまうようだ。多分答えを言う前に、2.3の問いを欲したほうが賢明であろう。
問題解決者であるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
問題定義と問題解決への取り組み方。
これから学んだのか、再読すると自分が注意している所との一致が多い。
エレベータのやつなどUX的な解決方法なのが好き。Posted by ブクログ -
問題解決の前提となる「問題発見」(≒問題設定)について、架空の事例をもとにコミカルに述べた一冊。
翻訳が直訳調でやや読みにくいこと、問題解決にある程度携わった経験がないと腹落ちしづらいだろうことは難点かもしれない。他方、そもそもの問題設定に関する幾つかの観点(本当の問題は何か?誰のために解くのか?問...続きを読むPosted by ブクログ -
問題をどう扱うか。問題とどう付き合い、うまくやるか。そのエッセンスがいくつも入っている。
問題と向き合う私 を俯瞰的に見て、それをさらに俯瞰的に見る存在の視点から、問題と当事者との関係について、よりベターな関係を築くことができる、稀有な本。
また、問題の本質に近づくシンプルな方法は、それについて素...続きを読むPosted by ブクログ -
問題発見における古典的名著。ソフトウェアエンジニアリングの界隈で読まれることが多い印象もあるが、特に業界などを制限せず、一般的に通用する「そもそも問題とは何か」という話がまとめられているので、ビジネスに携わる人なら誰でも一度は読んでいい、と思える内容だった。
マイナス点としては、そこそこ古い本であ...続きを読むPosted by ブクログ -
・問題とは、期待と事実の差異。
期待▶︎みんながゆったりと座れる電車
事実▶︎満員で立ちっぱなし
・問題は何か?
▶︎問題を抱えているのは誰か?
・ライトついてますか?
▶︎高速道路のトンネル出口につけた。
設計者は、トンネルを出るときはライトを消してね。けど夜なら消さないでと言うことを伝えたか...続きを読むPosted by ブクログ -
「もし人々の頭の中のライトがついているなら、
ちょっと思い出させてやる方が、
ごちゃごちゃいうより有効なのだ」
◇先日、片づけをしていて、本棚の奥から出てきた本書。
当時は理解できなかったけど、今ならわかるかも、
と懸命に読み込んでみたところ、ようやく理解でき、
なるほど!と思いました。
いや...続きを読むPosted by ブクログ -
おすすめされたため、読んでみたが、いまいちピンとこなかった。
ライト、ついてますか?の章は
なるほど!と発見があった。
まだ自分には難しかったのかもしれない。Posted by ブクログ -
あまりにみんなが「バイブル」として紹介するから実本を買って読んでみた。
短編集のような感じだから読みやすいは読みやすいが、翻訳が残念なところがある上にアメリカンジョーク的なニュアンスを汲み取りながら読まなければならないため、スッと入ってこない時もままあった。
内容は要は
「問題を解く前に、誰の問...続きを読むPosted by ブクログ -
# 問題と向き合う上で認識しておきたい事例集
## 面白かったところ
* 主人公が問題に対して失敗を冒す小話を例にとって、問題の捉え方を説明している点
* 相手にとっての問題であることを自分自身が認識していないケースが特に面白くて、色んな漫画の適役を想起させた
## 微妙だったところ
* ...続きを読むPosted by ブクログ