滝本杏奈のレビュー一覧
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言葉にならない感情を描く、全ての創作に役立つ
類語辞典。創作するにあたって重宝している。
この本を使えば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描くことができる。Posted by ブクログ -
てっきり連想語辞典やシソーラスのようなたぐいをイメージしてました。想像の斜め上をいってました。コミュニケーションは、非言語が93%ということで、この本が教えてくれるのは「非言語的な感情情報の文章化」
「はじめに」と「感情の書き方」を読むだけで十分元が取れました。感情描写のゆたかさ、深みが、激変...続きを読むPosted by ブクログ -
A5サイズでそこそこの厚み。
最初にキャラクターに欠点を持たせることで、どれほど作品に魅力が増すか書かれている。
そして悪役(主人公が敵対する相手)の重要性、どんなキャラクターであれば深みが出るか語られている。
「気まぐれ」、「依存症」などネガティブな特徴について見開きで2ページに渡って説明してい...続きを読むPosted by ブクログ -
ひとつの空間にオブジェがごちゃごちゃっとしてるのを見ると不愉快な気持ちになるのだが、ひとつひとつのものは魅力的。錆びたドラム缶だって「それっぽい」雰囲気を生み出してくれる。オブジェ好きには堪らない素晴らしい辞典。Posted by ブクログ
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ポジティブ編とネガティブ編を同時に読んだのでさらによくわかり良かった。
悪役のポジティブな面や美点を探すという視点が興味深かった。
悪役も薄っぺらいとつまらないものね。
深みと奥行きを出すには、キャラクターについて深く考えないといけないなあ。Posted by ブクログ -
キャラクターを作ることはもちろん、自分の心を探るという点でも有用だった。
心の傷がいかに性格に影響するかを意識してキャラクター作りに生かしたい。
心の傷を認め立ち向かうことにより成長する主人公を読者は求めているんだな。Posted by ブクログ -
物語を生み出す人たちのためのハウツー本。2部に分かれていて1部は魅力的なキャラクターについて、心の成長における欠点の役割や治す方法など。2部はありとあらゆるネガティブな感情について解説している。ココは目から鱗が落ちる。また代表的な作品キャラクターも紹介していて「あーあのキャラこれだ」と納得。なかなか...続きを読むPosted by ブクログ