橘明美のレビュー一覧

  • その女アレックス
    最後が本当に無理。シリーズもの?読むわけない。それくらいに最高。
    胸糞の悪さで言ったら右に出るものは無い。一生忘れられない物語。
  • その女アレックス
    重かった~。読み終えるのに結構な時間がかかってしまいました。
    物語は、3章から構成されており、徐々に種明かしが進むに連れ、スッキリではなく不気味さが増していく。
    最後の締め方までずっと魅了させられました。
    読んでヨカッタ。
  • 悲しみのイレーヌ
    最高、衝撃、読んでよかった。

    タイトル通りの結末ではあるものの、そんなことは関係ない。それ以上の仕掛けにまんまと引っ掛かった。

    第二部で明らかになる、第一部の正体…。
    この本の9割近くを読み終えたと言うのに、今まで読んでいた内容は、現実ではなかった。頭の中が振り出しに戻る感覚、、これは初めて味わ...続きを読む
  • その女アレックス
    ミステリー6冠だか10冠の超有名作品。ヴェルーヴェン警部シリーズの2作目。
    ずっと読みたかったのですが、どうせ読むなら1作目からと「悲しみのイレーヌ」を読んだのが2年前。「イレーヌ」の読後虚脱状態になって「アレックス」はずっと積読していました。

    「イレーヌ」の表紙は閉塞感満載でしたが「アレックス」...続きを読む
  • その女アレックス
    最初はアレックスに同情し
    中間ではアレックスの事がよく分からなくなり
    終盤ではアレックスの味方になってました

    壊れかけながらも
    強く戦ったアレックスが私は大好きです
  • その女アレックス
    帯の推薦文などからどんでん返しや驚愕を期待しがちだけど、ラストの爽快感こそがこの本の醍醐味だと思う。ハッピーエンドとは程遠いのに、この爽快感を出せるのは凄い。

    アレックスの印象が各章ごとに変わるのは周知の事実だけど、それに伴ってカミーユに対する印象も変わるのが面白い(あくまで個人的にではあるが)。...続きを読む
  • その女アレックス
    アレックスという名の女性が誘拐・監禁される話。
    警察の捜査が進むにつれてアレックスの印象が二転三転し、結末には驚いた。
  • その女アレックス
    まさに、その女アレックスという感じで。

    アレックスという女性が誘拐されてからの監禁。

    アレックスは助かるのか?刑事たちはアレックスを救うことが出来るのか?

    アレックスを監禁した人は一体誰なのか?

    という話だと思っていたら、読み終わったら全く別なものになっていました。

    章が変わる事に状況も...続きを読む
  • その女アレックス
    人におすすめするのはこれしかないくらい、今までで1番素晴らしいと思った本。情景が繊細で目に飛び込んでくる感じがする。
  • その女アレックス
    海外ミステリーなので映画を観ているような長い長い話ではありますが、ミステリー好きには面白くてたまりませんでした。
    アレックスの謎に迫り、深い闇に包まれた真相がずっと気になりました。
    最後まで展開が一転二転となるところがまた読み応えあり。

    途中、描写がリアルで、ホラーやミステリーが好きなほうでないと...続きを読む
  • その女アレックス
    コロコロ変わっていく展開に、まるで作者に脳内をかき回されているような感覚に陥った。この作品を超える衝撃にまだ出会っていない…
  • その女アレックス
    地元の田舎で殺人事件があった、あんな田舎で包丁で刺されて殺されたみたい…。 ⁡
    ⁡⁡
    ⁡ってな事でピエール・ルメートル、橘明美[訳] の「その女アレックス」

    三十路の女性アレックスが見ず知らずの男にいきなり襲われ誘拐、監禁される。

    かなり酷い状態で監禁され、その状況中でも何とか脱出しようと試みる...続きを読む
  • 傷だらけのカミーユ
    ヴェルーヴェン3部作の最後、これまたあきれるほどの忘れっぷりで我ながら驚いた。それにしても再読して作品の魅力が倍増したように思う。ルメートルの他の長編も久々に挑戦してみようか。
  • その女アレックス
    ピエール•ルメートル初デビューです。
    3部構成で各部でストーリーが変わり仲々読みご耐えのある内容でした。

    簡単に言えば
    1.誘拐編
    2.逃走編
    3.尋問編   
    というストーリー展開だと言えます。
    アレックスの数奇な人生が徐々に明らかになって行き、殺人鬼ではなく復讐劇です。
    非常に面白く素晴らしい...続きを読む
  • その女アレックス
    カミーユ警部のシリーズをこれから読むという幸運な人には「悲しみのイレーヌ」→「その女アレックス」→ 「傷だらけのカミーユ」の順番で読む事をお勧めする。単独作「死のドレスを花婿に」も文学作「天国でまた会おう」もお勧め。と誰かが書いていた


    神作。まじで神作。ずっと面白かったし最高に私好みだった。拷問...続きを読む
  • その女アレックス
    前作イレーヌから読んだので人物理解してたので話に入りやすかったぁ^o^
    でもカミーユ警部と部下のルイ、アルマン、上司のグエンだけ分かってればよかった感じ?

    3部構成で、まずはアレックスが拉致監禁されます
    怖い...
    基本アレックスのお話ですが2部、3部と全く違う展開で、違う物語かっ⁉︎て感じです。...続きを読む
  • 悲しみのイレーヌ
    すごく好きな話。
    だけど、原題(Travail soigne(丁寧な仕事))のままがよかったな。
    この邦題にしたせいで結末がある程度予想できてしまって、途中の主人公と奥さんの会話も、でも最後には…と考えてしまって辛かった。
  • 傷だらけのカミーユ
    昨夜、一気に本1冊読み上げました。
    ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」(文春文庫)。
    身長145センチの警部が主人公で、シリーズ第3作です。
    面白いですよ~!!!
    でも、今日お話したいのはこの本の中にある1つのフレーズです。
    『想像力のない人間はえてして形式にこだわる』
    何かうう~んとうなず...続きを読む
  • 僕が死んだあの森
    小学生、中学生の頃の自分を思い返すと、当時は当然だが未熟で今思い返すと恥ずかしいことばかりある。そんな中で主人公のように事故のような形で人を殺してしまうことが絶対にないと言えるだろうか、そしてあるとしたら、主人公のような人生を歩む可能性もあるのではと思ってしまう。

    人間描写が価値観同じ気がして好き
  • 文明交錯
    HHhH、言語の7番目の機能の著者ローラン・ビネによる歴史改編小説。インカ帝国がヨーロッパを逆に征服していたらという歴史ifもの。章ごとに記述方法がことなる年代記風の作品で、第1章をアイスランド人によるアメリカ大陸進出を読んだときは不慣れな歴史をベースにしていることもあり、つらいかと思ったけれど、コ...続きを読む