古代史講義【氏族篇】

古代史講義【氏族篇】

825円 (税込)

4pt

3.8

古代日本をつくった氏族は、いつ歴史の舞台に登場し、その後どのように歩んだのか。大伴氏、物部氏、蘇我氏、阿倍氏から、藤原氏、橘氏、佐伯氏、紀氏、東漢氏、西文氏、菅原氏、源氏、平氏、そして奥州藤原氏に至るまで――各時期に活躍した代表的氏族を取り上げるとともに、通時的な歴史の展開をも見通したい。単に各氏族の事典的な解説にとどまらず、最新の研究状況を紹介しながら、時代背景としての古代社会の姿を明らかにしていく。ハンディながら古代史像を刷新する一書。

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古代史講義【氏族篇】 のユーザーレビュー

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    購入済み

    斬新な歴史書

    氏族を順に説明しているだけではない。古代史の最新の知見が降り注ぐので、これを読む間、当時の奈良、飛鳥、京都、難波にタイムトラベルできます。「伴氏」=「大伴氏」など色々腑に落ちることがありました。木簡でわかった情報も素晴らしい。

    0
    2021年08月10日

    Posted by ブクログ

    古代日本の各時代を代表する氏族を取り上げ、最新の研究を踏まえた解説がなされている。氏族毎の盛衰を通して見ることで、古代社会の変遷が理解しやすい。各章末に詳しく知る為の参考文献がまとめられているので便利。

    0
    2023年07月01日

    Posted by ブクログ

    古代の氏族を追いながら、歴史をみる一冊。
    寺社を巡っていると、古代豪族の祖神や氏寺にまつわるものも多いので勉強のために読んでみた。

    藤原氏などの例外もあるが、一章ごとに一氏族。それぞれ執筆者も違い、ダブる説明や論調の違いもあり。

    後半は系図が複雑で難しかったが、前半の氏族の成り立ちなどは興味深く

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    蘇我氏や藤原氏といった誰もが知る古代氏族から、佐伯氏や東漢氏といったマイナー(?)どころまで、幅広く押さえられている。個人的には武家となる清和源氏以外の源氏の広がりに興味を持った。

    0
    2021年07月27日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  大伴氏(伴氏)
    第2章  物部氏
    第3章  蘇我氏
    第4章  阿倍氏
    第5章  藤原氏(鎌足~奈良時代)
    第6章  橘氏
    第7章  佐伯氏
    第8章  紀氏
    第9章  東漢氏と西文氏
    第10章  菅原氏(土師氏)
    第11章  藤原北家
    第12章  摂関時代の藤原氏(九条流と小野宮流

    0
    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

     ちくま新書の歴史"講義"シリーズも随分編を重ねてきたが、本書は古代史を彩る代表的な氏族を取り上げ、その出自や地盤、主たる職掌、発展や衰退の推移等について、最新の研究成果を提示しつつ紹介するものである。

     蘇我氏、藤原氏、源氏などは非常に有名だし、また最近ではその氏族のみで新書

    0
    2021年06月14日

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