乙女椿と横濱オペラ

乙女椿と横濱オペラ

660円 (税込)

3pt

4.3

まだ古き世の名残が尾を引く開明の時代、明治45年。横濱。女学生の紅の父親が持つ長屋には、いつの頃からか、ひょろりと痩せた京訛りの青年絵師が住みついていた。紅が幼い頃から長屋に暮らす時川草介というその青年は、幼い頃に神隠しにあったことがあり、そのせいか怪異を見ることができるという。あるとき、紅の許嫁だった好青年・一谷誠一郎が行方不明となり、草介に助力を求めたが……?

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乙女椿と横濱オペラ のユーザーレビュー

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    購入済み

    表紙イラストが大好きな丹地陽子さんだったので購入した作品。舞台は明治45年横濱。本帯に『夢見る女学生×怪異を視る青年絵師』とある表紙の2人、草介と紅のやり取りが楽しいこの物語。序章から鬼の話だったので、がっつり妖怪モノかと思いましたが、最終話以外は怪異はあるもののどちらかというと人間がメインの物語で

    0
    2021年02月10日

    Posted by ブクログ

    水守さん大好きなのですが、主人公が純粋は純粋でも苦手なタイプの純粋な子だったのでちょっと。
    年齢を重ねて落ち着いた頃の話だったら楽しめたかも。残念。

    0
    2022年05月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     女学生の紅の許嫁が突如と姿を消した。紅の家の所有する長屋に住む変わり者の草介と共に許嫁を探し始めるが…

     恋に恋する女の子の紅にとって、許嫁の結末はあまりに残酷でした。そして、そんな草介の怪異を見る能力の本当の理由も又切ない。けど、紅の真っ直ぐな心根が影を持つ草介とはお似合いだと思います。

     

    0
    2021年09月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に好みの話だった。
    真っ直ぐでお人好しな(そしてまことの恋を夢見る)女学生と、一回り上の京都弁を喋るぐうたら絵描き青年のコンビ。
    この二人の組み合わせがとにかく尊い。
    京都弁がこれまた非常に耳に心地よい。
    文字で読んでおいて「耳に心地よい」というのも何なんだが、まさしくそんな感じだった。

    また

    0
    2020年12月05日

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