消えた心臓/マグヌス伯爵

消えた心臓/マグヌス伯爵

957円 (税込)

4pt

3.0

異教信仰の研究者が自らの計画のために歳の離れた従兄弟の少年を引き取る「消えた心臓」。スウェーデンのある地方で発見した古文書のなかに記された“黒の巡礼”から戻った人物の来歴を探る「マグヌス伯爵」など、『好古家の怪談集』の8篇に「私が書こうと思った話」を収録。

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消えた心臓/マグヌス伯爵 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    150年くらい前の作品。雰囲気はあるような気もするが。全然頭に入ってきませんでした。短編というのもあるんですが、いわゆる読者に全然おもねらない文章で、(もしかしたら原文(イギリス産)は違うのかもしれませんが)私個人の感想としては頭も要領もよく、金持ち健康で、それが理由で感受性が養われなかったのか?と

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    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

     英国生まれの古文書学者で、聖書学者で、そして怪談作家という異色の経歴を持つ作家、M.R.ジェイムズ。元々作家志望ではありませんでしたが、生来の怪談好きが高じて創作怪談を自作しては茶話会でそれを朗読し披露していました。
     処女作である怪談集も、本来の目的は親友の絵を世に売り出すことだったのですが、そ

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    2022年11月23日

    Posted by ブクログ

     原著は1904年刊行の『考古家の怪談集』で、M・R・ジェイムズの最初の小説集。
     20世紀初頭に出現したイギリスの怪奇小説の御三家として、アーサー・マッケン(1863-1947)、アルジャーノン・ブラックウッド(1869-1953)、そしてこのモンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)

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    2022年01月27日

    Posted by ブクログ

    ・梅雨明け前ではあるが夏である。夏は怪談がふさはしいといふのは今も昔も、そして出版界も変はらないやうで、今年もまた怪談が出た。たぶんこれはほんの序の口であらうと思ふが、それがM.R.ジェイムズであつた。いきなりの大御所の登場である。それはM.R.ジェイムズ「消えた心臓/マグヌス伯爵」(光文社古典新訳

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    2020年07月24日

    Posted by ブクログ

    いやはや見事な怪談集。作者自身の専門分野である古書や古物の研究の余技として書いていた短篇集な訳ですが、どれもとても面白い。
    専門分野の知識をいかして、いかにもな設定・雰囲気作りから、短篇なのでサクッと読ませる鮮やかさと。そして個人的に良いなと思ったのは、怪異に遭遇する主人公が皆、理性的に対応して話が

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    2020年06月17日

    Posted by ブクログ

    イギリス怪奇小説の大家として名高いM.R.ジェイムズの第一短編集。

    その特徴は、解説にも紹介されているが、「怪談をこしらえるのにもっとも大切な二つの要素は…雰囲気と巧みに作られたクレッシェンドである。…穏やかな環境の中に不気味なものが首をもたげ、初めのうちは控え目だが、やがてしつこくなって、しまい

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    2020年06月18日

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