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源氏と聞いてイメージするのは頼朝や義経に代表される武士だろう。だが古代から近世にかけ、源朝臣の姓を賜わった天皇の子孫たちが貴族として活躍する。光源氏のモデルとされる源融、安和の変で失脚した源高明、即位前に源定省と名乗った宇多天皇など、家系は二十一流に及ぶ。久我家、岩倉家、千種家、大原家など中世や幕末維新期に活躍した末裔も数多い。藤原氏とともに王権を支え続けた名族の全貌。
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Posted by ブクログ
平安初期から代々の天皇ごとに出現した賜姓源氏を逐一解説。とにかくその数が膨大で、とても覚えきれるものではない。
源氏といえば武士!というイメージをそっと塗り替えてくれる本ですが、天皇の多さと系統の煩雑さでとりあえずの大筋はつかんだけどごめん名前は全く頭に入らなかった・・・。 村上源氏は息長く活躍したってことと、ずっと昔から公家は藤原氏に遠慮してたんやなってことは覚えました。源氏物語にもそういう社会背景が反映さ...続きを読むれていたり、お寺の偉いさんを勤めた源氏のお歴々などの紹介も面白かったです。どうして仁和寺の法師のエピソードはアホなのが多いのかという理由も、この本を読めば納得です。大きなお寺の座主や長者はだいたい尊い家系の方が務めますよね・・・。あと摂関家の発生から消滅までを追えたのも良かった。大昔に勉強した日本史で、あれこれと覚えさせられたあんなことやこんなことのバラバラな事項が、公家源氏を軸にして自分なりに納得できる感じで読めました。とにかく何度もいうけど名前を覚えるのが無理すぎて、この人は何天皇の何番目だとか、いま筆者が出したこの人は誰の子供なんやと、系図も丁寧にのせてくれてるんだけど遡ってきりがないし覚えられないし色々と無理。 とても勉強になる本だったことには違いないので★4つです。
主に摂関期までに賜姓された源氏を中心に、その活躍や動向を丹念に追った一冊。藤原氏と比較すると、その地盤の弱さが際立つ印象がある。重要な藩屏であったことは確かなようだが、そうした意識はその程度存在していたのだろうか。
大雑把に言うと源頼朝ではない源氏について総括している。厳密には源頼朝も平安時代の残り香がある人物といえるので、足利尊氏や武田信玄ではない源氏ということになるだろうか。日本史の数歩入ったところに関心がある人には大いに楽しめる内容になっている。源氏はそもそも天皇の血筋につながる人々。では、皇族から外れて...続きを読む源氏になったらもう二度と皇族には戻れないのだろうか。というようなことに詳しくなる。
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公家源氏―王権を支えた名族
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倉本一宏
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