後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

682円 (税込)

3pt

栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。

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  • 後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃
    682円 (税込)
    栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。
  • 後宮戯華伝 宿命の太子妃と仮面劇の宴
    869円 (税込)
    絢爛華麗な後宮で、血塗られた陰謀劇の幕が開く。凱王朝を舞台に贈る中華寵愛史伝。栄華を誇る凱帝国では、皇太子・高礼駿の花嫁の位階を定める東宮選妃が行われていた。汪家の当主とお抱え劇団の女優との間に生まれた梨艶は、兄の勧めで礼駿に嫁ぐことに。華やかな皇宮に気後れする梨艶は、家名に傷をつけない程度に目立たず平穏に過ごすことを望んでいたが、ある時、品行方正な青年と思われていた礼駿の隠された素顔を見てしまう。礼駿は幼いころに生母を火事で亡くし、その事故が何者かによる陰謀ではないかと疑っていた。母を殺めた犯人を探し出すと決意した礼駿は、血の気が多く喧嘩っ早い本性を隠し、理想の皇子を演じていたのだ。その場面を梨艶に見られた礼駿は、梨艶を警戒し、彼女の真意を探るように。はからずも接近する二人をめぐって、新たなる事件が忍び寄り……。
  • 後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼
    957円 (税込)
    都のはずれの小廟で女道士として暮らす孫月娥は、かつて暴漢から救ってくれた整斗王・高秋霆に密かに恋をしていた。女道士として仕事に追われつつ、茶を喫し茶菓を楽しむ。そんな月娥の慎ましい生活はある日一変する。突然くだされた勅命により、月娥は還俗し宗室に嫁ぐことに。しかもその相手は、月娥が焦がれてやまぬ秋霆その人であった。栄華を極める大凱帝国に、王朝転覆をもくろむ邪教の魔の手が迫るなか、胸を轟かせて想い人に嫁ぐ月娥の運命は? 華麗にして重厚。爛熟期の王朝を舞台に描かれる本格的中華寵愛史劇、第三弾!
  • 後宮史華伝 すべて夢の如し
    847円 (税込)
    後宮――それは、誰もが愛を求め欲に惑う、この世で最も豪華な牢獄。『後宮史華伝』シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話が今明かされる。入朝した鬼淵国王太子・凌炎鷲に、宣祐帝の皇后として「再会」した尹白シュは――。(昔日)ある年老いた宦官が語るのは、紹景帝を廃位に追い込んだ「賊龍の案」の真実だった。(日月を双べ懸けて乾坤を照らす)ほか、珠玉の逸話全15編を収録。

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後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    難しい言葉とか読み方とか多くて読むのちょっと大変だったけど、楽しく読ませていただきました! 主人公もそうだけど、昔の女性はいろいろありすぎて…いや今もそうなんだけど。後宮という場所は誰も信用することができないところだなぁ。尹皇后の昔話はとても好きでした。当時はとても辛かっただろうけどね…。

    0
    2023年02月02日

    購入済み

    後宮シリーズ第二部の開幕編。コバルトからオレンジに移り表紙装画も変わり、大人な雰囲気になりましたね(内容も装画も)。コバルトの時の様にべったべった甘々な溺愛話ではなく後宮の悲哀は割増されてましたが、やっぱり面白かったです。第一部の主役達が沢山出てきたし、その頃の事件の影響も多大にありましたね~。そし

    0
    2021年01月20日

    Posted by ブクログ

    コバルト文庫でものすごいたくさん本を出されていたんですね。コバルト文庫はだいぶ前に卒業したので、オレンジ文庫で読めてすごい嬉しいです。
    コバルト文庫の血を受け継いでいるのか、ほぼ確実にハッピーエンドルートでした。賢い主人公はとても大好きです。

    1
    2020年09月28日

    Posted by ブクログ

    後宮好きにはたまらない一冊
    こういう夫婦関係も悪くないと思うけど、好きな人には1番に想ってもらいたいよなぁ
    本の中だから一夫多妻制も面白いんだよね

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    コバルトでいろんな時代の凱帝国の後宮を舞台に恋愛模様を描かれていましたが、コバルトの廃刊に伴い、オレンジ文庫に移行。
    恋愛面がけっこうすっぱり抜けて、甘さも抜けて、シリアス具合がほんっとうに好みになりました。
    コバルトの時から主人公たち以外はわりと酷い目にあっており、その容赦のなさ具合がすごいと思っ

    0
    2021年09月15日

    Posted by ブクログ

    婚家で冷遇され出戻った紫蓮が次に嫁いだのは皇帝で、後宮を束ねる妃としてだった。
    女たちの愛憎、渦巻く陰謀、起こる事件。
    ピンチに陥った紫蓮がどのように切り抜けるのかも面白かった。
    後宮の階級やしきたり、主人公の特技でもある染物の様子あって興味深い。
    どうやら読み切りシリーズらしいので、前の作品も読ん

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    後宮での事件解決や政治を求めていたので、後半かなり早足になってしょんぼり。そういうこともあるかもしれないけれど、それが読みたいわけじゃないんだよね。一巻ごとにヒロインが変わるから、そういうのをじっくり書いてもらえないんだろうし、次作は読まないかな。

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズもの中の一冊だということですが、分冊でも読めるということでした。
    全くの新作だと思っていたので(;^_^A

    縁があって施井の身分から後宮の皐貴妃になった李紫蓮。才がある彼女は後宮でうまくやっていたように見えたのだが。
    廃妃になった丁黛玉の暗躍や別れた夫の悪だくみの中で、足掻き、もがくことに

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろーい!ストーリーも背景もキャラクターも、細かく作り混まれてて、読み応えあるし、事件やミステリーもありつつ、ちょこちょこと色んな恋愛模様も描かれてて、色んな角度から楽しめました。なんだかんだありつつ、皇后も皇貴妃も愛じゃないんだ!ってところが斬新。
    先帝の話がやたら細々書いてあるなと思ったら、

    0
    2022年02月08日

    pon

    ネタバレ 購入済み

    コバルト文庫の時は恋愛部分も多く、主人公たちの恋模様が中心だった感じですが、
    こちらは、凱帝国という国の後宮で起こった波乱万丈な物語、といった感じでした。
    とても聡明な主人公でさえも、騙されはめられ、大ピンチに陥りうる、自分しか信じられる人がいない、過酷な場所だと思います、後宮という場所は。

    0
    2021年01月09日

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