ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか? 世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足――。従業員20名の地方零細企業が、一世一代の大勝負に打って出る! ドラマ化もされた熱き企業小説の傑作!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
サイコーのストーリー、サイコーのビジネス書。 何度も直面する困難に皆で打ち勝ち、諦めない姿は読者をアツくさせる。
中小企業の経営者が様々な逆境に立たされながらも、必死にそれを乗り越えていく様子は、読んでいてとてもアツくなった。 中小企業の経営の厳しさ、銀行とのやり取りなどの描写がとても細かく丁寧に書かれていて、中小企業の実情を知らない自分にとってはそういった世界を垣間見ることができるのはとてもおもしろいし、勉...続きを読む強になる。 ページ数は多いが、複数の登場人物からの視点でテンポよく物語が進んでいくため、あっという間に読み終わった。
趣味と仕事の両面で自分自身と重なった。 とくに新規事業に対する社長の感情には胸が痛くなる思いになった、、
下町ロケットや半沢直樹のように、気持ちのいい大どんでん返しや自社の技術を生かして…という話ではない。 けれども、人と人とのつながりで必要な技術と知識、人脈を構築していく様は、読んでいてとても良いものであった。
ドラマ良かったし、原作も最高。 言う事なし。 だけど、足袋型の靴を私は買わないと思う。履かないとも思う。興味はあるんだけど。
これはめちゃくちゃ面白い! 100年続く老舗足袋会社がランニングシューズ会に殴り込み。結局仕事って「情熱と人の縁」こはぜ屋さんのキーマンはあけみさん!敵が憎たらしくて嫌らしくて、それをギャフンと言わせるとこが痛快。茂木が陸王で走るとこ痺れたねぇー
池井戸作品らしく、嫌な奴はしっかり嫌らしく、良い奴は心から応援したくなる。逆風の中でも、次の一手を諦めない姿勢は感動したし、スッキリした。
悩みながらも、 愚直にものづくりと経営に力を注ぐ様子が 描かれていた。 仕事の初心にかえりたい時に 改めて読み返したいと思った。
今のこはぜ屋さんは2年前のオレと同じなのです。ピンチで困り果て、必死に這い上がろうともがき苦しんでいる。もしそれを理由にこのシューズを履かなかったら、オレが苦しいときに背を向けた連中と同じことをすることになる。オレはそうしたくない。オレは自分が信じようとしたものをずっと信じていたい。もしこのシューズ...続きを読むを履かなかったら、それは自分自身を裏切ることになる。 お前はメトロ電業へ行け。働いてみてお前も分かったと思うけど、うちは中小零細で至らないことばかりだ。それに正直に何が足りないのか分からない。例えそれがわかったとしても、どうすればいいのか、オレにはそのノウハウがない。お前はこの3年間、こはぜ屋の社員として働いてきた。メトロ電業で働けば、こはぜ屋に足りないものが何なのかきっと分かる。こはぜ屋に戻ることはいつでもできる。だけども、メトロ電業のような優良な企業で働くチャンスはめったにない。そこで思う存分働いてうちでは得られないような知識と経験を蓄積してきてくれ。世界を見てこい、大地。そしてその大きさをオレらに教えてくれ。
なんか現実的にありそうな話で感情移入しやすかった。池井戸さんの本はほんとおもしろいし、スカッとさせてくれる。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
陸王
新刊情報をお知らせします。
池井戸潤
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
合本 俺たちの箱根駅伝
俺たちの箱根駅伝 上
民王
ハヤブサ消防団
半沢直樹 アルルカンと道化師
下町ロケット
新装版 不祥事
花咲舞が黙ってない(上)
「池井戸潤」のこれもおすすめ一覧へ
▲陸王 ページトップヘ