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高校生が遭遇したオンラインゲーム「殺人ライセンス」。ゲームと同様の事件が現実でも起こった。犠牲者の名前も同じであり、高校生のキュウは、同級生の父で探偵の男とともに、事件を調べはじめる──。
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Posted by ブクログ
面白かった。 リストラされて、探偵になるというちょっと無謀な希望を叶えていく過程と、若者とおじさんの仲が良くなっていくところが良かった。
ネットゲームのとおりに殺人が立て続けに起こり、その謎をときあかそうとする刑事や探偵のお話。時代的に現代よりやや古い時代設定になっているが、なかなか楽しめた。探偵の娘やその友達も話にからんでくるが、娘が親をうざいと思って口をきかなくなる場面や、それを反省する場面など家族愛の部分でも楽しめた。
終身雇用の崩壊。もう令和時代で弱肉強食。スキルがなければ簡単に首切りの対象にされてしまう世の中。相沢麻里の父親もそのうちの一人。セールスマンから一転、あこがれていた私立探偵の仕事を始める。 そのことから以前にも増して家族との亀裂が目に当てられないくらいの溝になる。インターネットを介して殺人事件を行っ...続きを読むた犯人を突き止める新米私立探偵。その中で、家族とのコミュニケーションの大切さを身をもって痛感した主人公。どんなに逆転できないような状況になってもあきらめず対話しようとする精神や行動に心打たれる。
昭和と平成及びアナログとデジタルの功罪をミステリーと家族という観点で紐解いているように感じた。相変わらず心理描写が抜群で気持ち良い。
最後まで飽きさせないストーリー展開は、安定感のある今野敏らしい作品でした。 なんとなく、隠蔽捜査シリーズのような匂いも。笑 シリーズになるのかな?
取り立てて褒めるところのない普通の作品。 そもそもコンピューターやネット関連についてオジサン達は詳しくなくチンプンカンプンで、若い者が詳しいというステレオタイプな初期設定が如何なものかと思うが、上梓されたのが2002年であれば仕方ないか。 容疑者やトリックも種明かし前に気付くような内容だし、何より今...続きを読む野敏にしては警察の描写が物足りないと感じた。
ネットの世界の話 1ページめから怖かった!ゲームのターゲットになったひとが 実際に殺されてしまう それも二人も! 探偵になったお父さんが娘の同級生と犯人を追っていくとこころや、警察のちょっとずれてるような 頭がかたいような考え方とかも おもしろかったです。
まとまっていて読みやすかったです。 もう少し最後に展開があるかなと期待していました。 ゲームと事件との関連性とかも、もう少しあっても良かったと思う。
ネットを上手く利用したなと思った 下手に工作しない方がバレなかったんじゃないかな 相沢が自分勝手で腹が立ったけど、ちゃんと家族と話し合って解決したので良かった 麻理と祥子、キュウとタモツの関係もいいなぁと思った ラストでは疑問だったことが一気に解決してスッキリ読み終わりました
今野敏作品としは珍しい単発ものですが、とても楽しめました。刑事ものをあらかた読み終わってしまったため、本作では久々に捜査本部のヒリヒリする空気感にも触れることができました(田端課長にも久々にお目りかかりました)。 物語は高校生・キュウと彼のクラスメートの父親である相沢、そして相沢の高校時代の同級生...続きを読むである刑事の丸谷の3人が軸となって進んでいくのですが、この3人の出会いに至る経緯やこれが事件と結びついていく”妙”はさすが今野作品といったところでしょうか、実にうまく演出されているなと思いました。読みながら、おおっ!こうつながるのか、と心の中でちょっぴり叫んでしまいました。 そして、まさに三者三様、この3人が物語を通して成長していく様も見どころの一つといえるでしょう。特に相沢とその妻との関係は必見です。それまでは明らかに冷え切った関係であったものがちょっとした会話から夫婦の絆を取り戻していくシーンは素直にいいな、と思えるものです。 またキュウのクラスメートである祥子と相沢の娘でもある麻里、この2人それぞれが持つ家族観の変化や、少しづつ自分を客観視できるようになっていくところもまた見どころです。 こんなふうに一つの殺人事件を主題に、これを取り巻く人々を丁寧に描写し、事件の解決ばかりか彼らの成長物語にもなっているという”巧みさ”は見事なものです。そしてなによりも、本作ではインターネットを駆使した事件とパソコンに向き合う2人の男、キュウと相沢を描きつつも、彼らの成長のきっかけは、実はそれらとは真逆にある生身の人間同士の会話にあった、というこの対比が絶妙な点に、著者の構想力を思わずにはいられない一冊といえるでしょう。
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