自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント

1,320円 (税込)

6pt

長年、自傷の問題に関わってきた著者が、「自傷行為の当事者に向けて、これまで診察室で伝えてきた、あるいは伝えたいと思った事柄」をやさしく語った本。前半では自傷についての考え方、後半では実践編として、どうしたら、回復することができるのか(自分の行為の観察、衝動のコントロール、生活習慣について、精神科にかかるときのアドバイスなど)を具体的に説明。これまでになかった回復の手引き。

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自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド」に続けて、サポートする立場の者として読んでみた。

    内容的には「レスキューガイド」と重なる部分も多いが、こちらの方が全般的により詳しく説明されている。「レスキューガイド」にない内容として、本書では、日常生活での注意点の章があり、こちらも参考になる。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    とても良かったです。
    文体は優しく語られていて、文章はとても読みやすくわかりやすいです。当事者にもその周りの方にも、また自傷行為など依存的な心理学(表現があってるかわかりませんが)を知りたい人にも良いと思いました。
    本当に患者さんのことを考えて寄り添っているのがとても伝わります。

    0
    2022年03月28日

    Posted by ブクログ

    自傷を行う人へ書かれた本。
    自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。

    中高生の約1割は自傷をしたことがある
    自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」
    孤独な対処策
    孤立している
    他人を信じられず、助けを求められない
    自分に自信がなく、助けを求められない
    つらい記憶も切

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    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。
    装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。
    読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それだけで安心しました。

    0
    2020年12月20日

    Posted by ブクログ

    ロジックが明快。絶対に当事者を責めない・裁かない暖かな文章も特徴的。困っている当事者にも安心して勧められる良書。

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    2020年04月02日

    Posted by ブクログ

    自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント。松本俊彦先生の著書。自傷問題の専門家である精神科医の松本俊彦先生だからこそ書ける素晴らしい一冊。自傷問題を起こす自傷者を問題視したり敬遠したりするのではなくて、自傷者に親身に寄り添う松本俊彦先生の精神科医としての誠実さが伝わってきます。松本

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    2019年07月19日

    Posted by ブクログ

    非常に興味深かった。自傷と自殺の本質的な違い、自傷と過食拒食の関連性、自傷の傷の部位による本人の深層心理の違いなど、臨床から得られたことが書かれていて、なおかつ、それが自傷者本人と周囲援助者に向けて書かれている本でほかにない本ではないかと感触を感じた。

    0
    2016年04月17日

    Posted by ブクログ

    自分を傷つけてしまう、ご本人に向けて書かれた本。

    自傷の現実、その傷の意味、リスクなどを、決して責めることなく、教えてくださっています。

    自傷をしている方の、まわりにいる方々にも紹介したくなる一冊です。

    0
    2015年03月31日

    Posted by ブクログ

    自傷に関する本をたくさん書かれているそうで、この本は当事者に向けた初めての本。
    自傷する人は10代の10%いるということに驚いた。そう言われてみると、自分も小学生〜中学生の頃にどうにもならない苦しみ・怒りを自分にぶつけたことを思い出した。
    自傷と言っても刃物で手を切るだけが自傷ではなく、壁を殴ったり

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    2022年08月31日

    Posted by ブクログ

     自傷というとリストカットを思い浮かべるが、セルフネグレクトや過食といいうものも含まれる。ツイッターで見かけて本を読んでみた。
     自傷をしてしまったとき、そのことについて自分を責めがちだが。それはそれとして認めよう。つらいことから逃れるために自傷という手段をとっていることを認識しようというもの。己の

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    2020年11月30日

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