死と砂時計

死と砂時計

804円 (税込)

4pt

死刑執行前夜、なぜ囚人は密室状態の独房で斬殺されたのか? どうして囚人は、人目につく満月の夜を選んで脱獄を決行したのか? 墓守が自ら一度埋めた死体を再び掘り返して解体した動機は――。世界各国から集められた死刑囚を収容する特殊な監獄に収監された青年アランは、そこでシュルツ老人に出会う。明晰な頭脳を持つシュルツの助手となった彼は、監獄内で起きる不可思議な事件の調査に係わっていく――。終末監獄を舞台に奇想と逆説が全編を覆う、異形の本格ミステリ。第16回本格ミステリ大賞受賞作。/解説=円堂都司昭

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死と砂時計 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    架空の国の監獄内で起こる様々な事件が描かれた短編集。それぞれの短編集の出来も良くテンポよく読める。ハズレがほぼないと言っていい短編集。

    0
    2017年11月22日

    Posted by ブクログ

    世界各国から集められた死刑囚を収容する監獄を舞台にした連作長編ミステリ。
    こういう特殊ミステリは設定がぶっ飛んでた方が好きなので楽しめました!
    あとラストええ話やなぁって思って読んでたらエピローグでずっこけた(褒めてます)

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

     砂漠の国ジャリーミスタンは他国から死刑囚を預かり、代わりに処刑することで外貨を獲得してきた。 死刑囚が集う終末監獄で不可解な事件に遭遇する青年と老人。 何故死刑執行前夜に殺されなければならなかったのか、何故態々不利なタイミングで脱獄を企てたのか、死に限りなく近い閉鎖状況下で起こる事件は常識に則って

    0
    2023年02月13日

    Posted by ブクログ

    終末監獄っていう特殊設定が面白い連作短編集。
    各話のホワイダニットもまた興味深い。
    ラストですべての予想を裏切るっていうの、あながち間違いじゃない。
    最終話で「あーやっぱりそんな気がしたわー」と思って読んでたら、最後の最後で「えっ」ってなった。

    0
    2020年06月17日

    Posted by ブクログ

    設定が突飛で面白かった。最終章は、ちょっと展開が読めてしまうというか何と言うか。悪くは無いんだけど。

    0
    2019年04月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わった瞬間、震えた。これはネタバレせずにこの本のすごさ、というか怖さを説明できない。が、すごい。(語彙力が…)
    世界各国の死刑囚を収容した特殊な監獄に入れられた青年アランと、監獄の牢名主シュルツ老人と共に、監獄で起こる謎を解明していくというミステリ。設定が独特で、惹かれる。
    6編から成るけど、

    0
    2017年12月17日

    Posted by ブクログ

    終末監獄で起こる様々な謎を師匠のシュルツと共に解き明かす日本人の血を引くアラン青年。彼らもこの監獄に収監されていて、行動も自由とはいかないなかなで、推理を巡らせる。
    そして、衝撃のラストへ。

    0
    2017年08月01日

    Posted by ブクログ

    第16回(2016年)本格ミステリ大賞受賞作。

    世界各国から死刑囚を受け入れ、死刑執行を執り行うジャリーミスタン終末監獄。
    そこへ新しく収監された若者アランと、棟長であるシュルツ老人が、監獄内で起こる数々の事件を解決していく、という連作短編。
    読み進めていく内に、登場人物に愛着(?)が湧いてきたり

    0
    2017年06月27日

    Posted by ブクログ

    終末監獄という特殊な状況下だからこそ生まれる特殊なwhy 。興味を惹かれる謎に加えて、持ち上げて落とすエピローグの演出も心憎い。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    最初はいまいちかな、読んだらすぐ売ろう、と思ってたけど最後まで読んだら面白かった。
    ある程度想像つくところもあったけどそれだけじゃなくて良かった。

    0
    2024年01月30日

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