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わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが……。
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Posted by ブクログ
この歳で初読。世の中に、こんな面白い小説があるとは思いませんでした。 冒頭に登場するビヤンヴニュ司教の偉大さと人間としての面白さ、主人公ジャン・ヴァルジャンの数奇な運命と高潔さ。全5巻の1巻目で物語は目が回るような展開を見せます。舞台は19世紀初頭。フランス社会と民衆の生活も詳細に描写され、当時の大...続きを読む衆が奪うように読み耽ったというのも理解できます。佐藤朔さんの翻訳もわかりやすく、まさに勘を置く能わずの名作。2巻以降も楽しみです。
2012年にやった映画を見て、すごく感動して本をすぐに買いました。 映画のレミゼラブルよりも、一人一人の登場人物について詳しく書かれていて、すぐに読んでしまいました。 本では、当時のフランスのことも説明がしてあり、時代背景がわかって良かったです。 一巻目は、ファンチーヌについて書かれていました。映...続きを読む画では、売春婦になったファンチーヌだけが出てきましたが、本では売春婦になる前のファンチーヌの姿も描かれていました。哀れなファンチーヌの姿が映画よりもはるかにリアルに描かれていたので、びっくりしました。 ジャンバルジャンは、囚人として19年間牢獄に入っていて、精神的に不安定な状態だったのをミリエル司教さんに助けてもらい、マドレーヌ市長として活躍していく姿が描かれていました。 初めて、ビクトルユゴーのレミゼラブルを読みましたが、何回読んでもすばらしい作品だと思いました。
父がいつか読みたい本と言っていたので、気になって購入。 比較的早く読み終えてしまい、早く続きが見たい。 ドキドキハラハラして、ジャン、マドレーヌに感情移入してしまう。 彼は確かにパンを盗んだ。たったそれだけのことでここまで善行や幸せを許されないのは何とも悲しい話です。 これからどうなるのか、あと三冊...続きを読む。ジャンに平穏は訪れるのか・・・。
名作と呼ばれる作品は昔から苦手だったのですが、 この本を読んで、その偏見がなくなりました! 5巻すべて読むのに2ヶ月以上かかりましたが、読んでよかったと思います。 だけど、作者が伝えたいことが(それもとても強く伝えたいことが)何かあるのはわかっているのに、それが何なのかがわからない。 これかな?と...続きを読む思うと、なんだか違うな、って次に思わされたりして。 時間はかかるけど、もう一度読みたいです。作者が何を伝えたくてこんな超大作を書いたのか、知りたいです。 これだけ長いので、色々と心に響く部分はあるのですが、個人的にはジャンヴァルジャンが良心と欲求に葛藤している部分(数回あります)が、共感できてよかったです。 作者の真意はわからなかったけど、結末では胸がきゅんとなりました。ジャンヴァルジャン、素敵です。
映画を見る前に再読。 ものすごくおもしろかった記憶はあるのに、ストーリーを全然覚えていなくて、また新鮮な気持ちでよんだ。 結局、映画を途中で観てしまったけど、本のほうが濃くておもしろい。 回りくどいんやけど、いろいろなことがあとでつながっているから読み飛ばせない!
マブーフのじいさんが旗を立てに行くシーンが大好きです。ユゴー先生の修道院についての考察も興味深い。「修道院は結果として極度の自己犠牲を持つ極度の利己主義である」。 訳も素晴らしい。
時代も文化も言語も越える。 この物語が持つ大きな人間への愛の普遍性とヒューマニズムは 長い時を軽々と越えて伸ばされた ビクトル・ユーゴーの腕に抱きしめられているような感じ。 児童書では読んでて、ミュージカルの大ファンなので 筋は全部知っているし 多分ストーリーのベースとなる一つ一つのイベントは変わ...続きを読むらないのだけど それらに対する、心の移ろい、葛藤、喜び、絶望 揺れ動く感情の書き込み方が膨大かつ丁寧で とても深いところで理解をすることができるし、感動するなぁ。 訳も読みやすいです。 翻訳ものだとか関係なく名文が多すぎる! *** 1巻はファンチーヌの死とジャンバルジャンの再逮捕まで。 2巻に行きます。
わずか一片のパンを盗んだために、19年間の獄中生活を強いられることになった男、ジャン・ヴァルジャンの物語。 その第一部「ファンチーヌ」。出獄したジャンは、マドレーヌと名乗って巨富と名声を得、市長にまでなる。 娘を産むも、育てることができずにテナルディエ夫婦に託し、その後娘の顔を見ることなく逝ったフ...続きを読むァンチーヌ、ジャン・ヴァルジャンと間違われ、終身刑の罰を受けたシャンマチウなど、不幸の中で生きる人の姿がとても切なく、胸に迫った。 ジャンがミリエル司教との出会いによって改心し、その後の人生を大きく変えていくところに、一人の人間の精神の変革の重要性を見る重いがする。 ファンチーヌの最期は、あまりにも哀れで痛々しかった。
「悪習を壊すだけでは、十分ではない。風習を変えるべきです。風車がなくなったのに、風がまだ残っている」 「私の兄弟のジャン・ヴァルジャンよ、あなたはもう悪の見方ではなく、善の見方です。あなたの魂をわたしは買います。暗い考えや、破滅の精神から引離して、あなたの魂を神にささげます」 「この不幸な男より18...続きを読む00年前に、人類のあらゆる聖性と、あらゆる苦悩を、一身に集めていた神秘な人キリストも、オリーブの木々が、荒れ狂う無限の風におののいている間に、星にみちた深い空の中で、影をしたたらせ、闇をあふれさせていた恐るべき杯が差出されたのに、それをいつまでも手で押しのけていたのである」
全てはここから始まった。 ミリエル司教が素敵すぎる。 ジャンバルジャン!ジャンバルジャン!
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