亡霊星域

亡霊星域

1,222円 (税込)

6pt

4.4

ついに内戦が始まった。かつては宇宙戦艦のAIであり、いまはただひとりの生体兵器“属躰(アンシラリー)”となった“わたし”は、宿敵のアナーンダから艦隊司令官に任じられる。“わたし”は復讐心を胸に秘め、正体を隠して新たな艦で出航する――大切な人の妹が住む星系を守るために。乏しい情報と未熟な副官、誰が敵か味方かもわからない困難な状況ながら、かつての悲劇はくりかえさないと決意して……。ヒューゴー賞、ネビュラ賞など7冠制覇の『叛逆航路』に続き、ローカス賞&英国SF協会賞をダブル受賞した、本格宇宙SFのニュー・スタンダード第2弾!/解説=大野万紀

...続きを読む

亡霊星域 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「叛逆航路」シリーズ第2弾。

     前作の最後で皇帝アマーンダに艦隊の司令官に任命されたブレクは、宇宙の辺境のにある閉鎖された星系間ゲートの調査に向かう。

     ゲートを管理しているのは宇宙ステーションAI。このステーション内の住民は茶の栽培などで生計を立てている。いわゆる農村地域で、貧しい人が多いのだ

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    ヒトではないのに艦隊司令官。一体どうやって行動していくのだろう、ブレクは。AIにも愛情と呼べるものがあれば憎悪もあるのかもしれない。乗員には人と思われているみたいだったのにそのままで行けなかったのだろうか。
    完結編が楽しみ。

    0
    2016年07月16日

    Posted by ブクログ

    「それは正義といえるのか?」

    SFでありながら、シェイクスピアのようでもあり、アガサ・クリスティでもある。

    前作『叛逆航路』同様にレトロな香りのする日本語題名、原題は《Ancillary sword》、第1作に比べてスケール感は縮小するも、相変わらず独特の世界観で読む人を引き付ける。
    特に“ジェ

    0
    2021年12月13日

    Posted by ブクログ

    キャラクターが前作の設定のまま、作風が落ち着いた感じになった。面白かったけど、前作のスタイルのほうが好み。Ancillaryの視点が頭の中でどうイメージが出てくるのか凄く気になる。映像化できないよな。

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    賞総なめの読み応えのある本格SFの続編。本作も前作に劣らずハードなSFだ。心理描写主体なので、アメリカ人には受けなかったのかな?タイトルは、こちらも、原題のアンシラリーソードのほうがぴったりくるし、かっこいいのになと思った。

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

     前作の叛逆航路を読んだ方ならべらぼうに面白い。
     知覚の届く範囲に偏在するブレクという存在。
     そしてラドチ皇帝に支配される世界が描かれるだけで面白い。
     ラドチ皇帝には世界がどのように見えているんだろう。
     次巻で完結とのことで、翻訳が楽しみである。

    0
    2016年06月12日

    Posted by ブクログ

    叛逆航路の直接の続編

    三部作の二作目ということだが、期待していたよりも対アナーンダのストーリーが少なく、本当に次で完結するの?と不安になるストーリーテリング。完結編のために張られた伏線はいくつもあるので、次回作に期待する。

    三作目の二作目という位置付けにこだわらず、もっと壮大な物語の中のエピソー

    0
    2016年05月28日

亡霊星域 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

亡霊星域 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元SF文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す