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パリの女優殺害に端を発する連続殺人。両手を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオンは「神が殺した」と証言。容疑者も手がかりもないまま、ほどなくミラノで起きたピアニスト絞殺(こうさつ)事件。またも現場にはリオンが。手がかりは彼の異常な美しさだけだった。舞台をフランクフルト、東京へと移し国際刑事警察機構(インターポール)の僕は独自に捜査を開始した――。
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Posted by ブクログ
私にとって、久々の森作品。 シリーズものでないミステリだし、 外国が舞台で主人公が外国人の小説を読むのも、 そう言えば久しぶりだ。 内容は...かなり複雑な、こった作りになってる。 登場人物も多いし、当たり前だが外人名前だし、 気合いを入れてないと誰が誰か見失う(^ ^; 様々な国にまたがり、殺...続きを読む人事件がいくつか起こる。 その全ての現場に、主人公の学生時代のルームメイトで、 ものっっそい美少年だった男がいた、という展開。 しかし、その美少年は犯人ではなく、 意外にも「主人公がやった」と証言して、 否応もなく事件に巻き込まれる主人公。 何とも不思議な空気が流れる文体で、 緊迫したシーンでは改行を多用する森氏らしい面も。 地の文がわりとゆったりしたテンポなので、 いざという時のドキドキ感はハンパない(^ ^ ミステリ好きは皆そうだと思いますが、 途中で「もしや、こいつが犯人では」とか 「あ、これはこういう『意外な展開』かな」とか 予言者となりつつ読み進めるようになる。 当然、その予想は当たったり外れたりして、 外れると「見事などんでん返し」などと言って 喜ぶのがミステリ読みだったりするのですが... この作品は、途中で「もしや」と思った予想が 「全部当たっている」というウルトラC(^ ^; 矛盾しているものも含めて、全部(^ ^; しかもなお、たたみかけるように襲ってくる、 私の予想の斜め上を轟音で飛び去るような展開(^ ^; かなり「反則」に近い叙述トリックではありますが、 あ、そう言えばあの違和感の正体はこれだったか、 と後から気づくように伏線はきちんと張られている。 文庫版は、萩尾望都氏の解説が秀逸。 ネタバレしてるので、必ず読後に見ること。 「あ、そういう意味もあったのか」と気づき、 すぐ再読したくなること請け合いです(^ ^
※ネタバレ含みます!! 久々に森博嗣さんを読んで面白いなと思えた作品。ふおおおなるほどそうくるかなるほど愛ゆえなのね!!!ってなります。正直ミシェルのことが謎すぎて読後にふおおおお!ってなるんだけど 所詮人間他人のことなんて理解仕切れないんだし、これくらいふわふわさせたほうがよかったのかもしれな...続きを読むい。神が殺してくれる。まさにそんな感じ。
シリーズものではないため読み逃していた作品。この結末はアンフェアだと感じる人がいるかもしれない。自分の場合は、この人物が犯人というパターンもあるかも?と可能性の一つとして思った瞬間もあったが、それとはまったく別のレベルの真相に翻弄されるのを楽しんだ。実は、文章を追っていくだけで既に読書体験のかなりの...続きを読む部分で満足したと感じるほど、森博嗣の文体・表現が好きなので、ストーリーも面白いとなれば得した気分。どの作品も両面でクオリティが高いけれど。
おもしろかった。複雑なようでシンプルで。映画では表現できない結末。本ならではの驚きを与えてくれた。他の著者の本も読んでみたいと思う。
なんだか不思議な感じのする本。 主人公はフランス人なんだけど、無国籍な雰囲気が漂う。それが大きなスパイスになっているような気がします。殺人事件なのに穏やかな雰囲気で進んでいく物語も最後のどんでん返しには、驚かされ引き込まれました。
インターポールで働く主人公のレナルド・アンペールのもとにフランスの刑事がやってくる。 殺人現場で両手を縛られた状態で発見された重要参考人リオンが「神様が殺した」、「神様の名前はレナルド・アンペールだ」と証言したと聞かされる。 リオンは男性ながら女性以上に完璧で美しい容姿をしている。 レナルドとリオン...続きを読むは大学時代に半年間だけ寮が一緒だっただけで特別親しい訳では無い。 リオンの妄言だろうか。 手がかりの無いままミラノで絞殺事件が発生。またしても現場にはリオンが拘束された状態で発見された。 異常に美しいリオンを中心に起こる殺人の犯人は誰なのか。 そんなお話。 * 簡単にいうと、女性にしては美しすぎる男性のリオンに心を奪われた人達の愛憎劇なんだけど、読み終わるとそれ以上の示唆を含む考えさせられる内容でした。 (ネタバレしないために深くは言うまい。) * 途中まで単なる推理もので退屈だったけど、まさかの叙述トリックでした。 毎度毎度、予想外のトリックで楽しませてくれる森先生。 叙述トリックも出来るとは… * 読んでてゾクゾクしました。 これだから読書は辞められない。 * ちなみに、幻冬舎文庫のカバー外した表紙が無条件で好き。
誰がなにを思い、どんなトリックが隠されているのか、どんな結末を迎えるのか、最後まで引き込まれて、あれ、あれれ、やられた。。。って感じ。 そんな森氏が好きなんだな。
タイトルの奇抜さと、表紙の美しさに魅かれて衝動買い! 森博嗣さんの本は、「すべたがFになる」シリーズを途中まで読んでますが、このシリーズ以外は初めてでした。 海外が舞台なので登場人物の名前がカタカナ。しかも様々な国を渡り歩くので舞台も混乱し、必死で読みました(笑)・・・そういえば暫く日本のものば...続きを読むかり読んでたな私。 主人公の語りでつづられていくので、主人公目線のため、彼が知らないことは、わからない。描かれない。 これは、もやもやしたりイライラしたりするんだけど、そこが面白い。主人公になったつもりで謎ときをすることになるので、感情移入もしてしまう。 ユニセックスで美しすぎるリオンの周りで起こる連続殺人事件に、学生時代たった半年ルームメイトとして過ごした主人公が巻きこまれ関わっていくことになる。 多少の矛盾や無理くり感も無きにしも非ずだけれど、いいと思う。ミステリーとして十分楽しめたから。 ラストは少し切ない。 でも、このどんでん返しと裏切りは、なかなか面白かった。 ただし、好き嫌いは分かれるかもしれない。 私は好き。。。
衝撃的な容姿の美しさをもつ男性が、主人公の後輩として登場する。フランスーイタリアードイツー日本と4か国でおこる殺人事件に、美しい後輩がからんでいることを知った主人公は、ほっとけずに謎を究明していく話。 異常に美しい男の子とか、インターポールに勤めている主人公とか、現場の手掛かりが全くないとか、現実離...続きを読むれした要素が多くてこのままふわふわした感じのまま終わるんじゃないかと思ったが、結末で納得できたかなという感じ。 このタイプの森ワールドも好きで楽しめるが、マジメおもしろい言葉の会話がもっととびだしてほしかったかも。
『女性にしては美しすぎる』 テーマはaime。主な舞台が日本でも米国でもなく、フランスなのが珍しいなと思ったけど、そういう理由だったとは。該理由により舞台にはなり得なかったドイツや日本の警察官とのやり取りが醸し出す空気もまた趣深い。「美しさ」と「狂気」というのは、どうしてこうもシンクロナイズするの...続きを読むだろう。しかも、その「狂気」が冷静で、かつ無自覚であればあるほどに、その「美しさ」を際立たせる。まさに、小説にしては美しすぎる。
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