六道ヶ辻 墨染の桜

六道ヶ辻 墨染の桜

770円 (税込)

3pt

3.7

大導寺一族の末裔・静音は、幼なじみで新進の推理作家・藤枝直顕の願いで、遠縁の老婆・妙蓮院笑子を訪問した。直顕から静音の“顔”が彼女の話を聞き出すのに必要だと頼まれたからだ。二人を前にした老婆は、静音の顔を見て叫び声を上げた!老婆・笑子は、やがて自身の若かりし頃を語り始める――それは、静音の大叔父・乙音と直顕の祖父・清顕との死に彩られた悲恋の物語だった……。壮大なスケールで語られる絢爛たるミステリー・ロマン!!シリーズ第4弾!

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六道ヶ辻 墨染の桜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あるひとりの女性の視点で語られる、過ぎ去りし日の殺人事件。煌く思い出の中にあるドロドロとした人間関係、恋物語。読みはじめたら一思いです。

    0
    2020年04月23日

    Posted by ブクログ

    ストーリーテラーとしてまさに天才的な
    栗本薫さんの、六道ヶ辻シリーズ。
    
    まあ、とにかく栗本さんの筆の勢いが凄いです。こちらも京極堂ほどではないにしろ結構な分量なんですが、どんどん読ませられてしまいます。
    
    以下、少し内容を。
    
    戦前、上海で謎の死を遂げた美青年(←ここがミソ笑)大導寺乙

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    六道ケ辻シリーズでは一番好きな話。
    話の巧妙さにグイグイ引きこまれて、何度も読み返した。腐向け要素も突飛に感じることなく、むしろ悲恋に耽美な花を添えていていい。

    0
    2010年12月20日

    Posted by ブクログ

    大導寺竜介の弟・乙音の死にまつわる悲恋の話。彼が恋した藤枝清顕の孫・直顕が、乙音の幼なじみだった妙蓮院笑子の回想を聞き、その死の真相を明らかにしていく。
    内容はちょっと回りくどいかな…と思ったけど、スラスラ読める。笑子の「夢子さん」状態にはげんなりしてしまうが、直顕が死の謎を解明していく中で浮き彫り

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    六道ヶ辻第四弾。


    大導寺一族の末裔・静音は幼馴染のたっての願いで、遠縁の老婆を訪問した。

    彼の顔が話を聞くのに必要なのだという。


    彼女の口から語られたのは遠い過去に秘めた想いの欠片だった!!

    大正浪漫溢れる恋物語、ここに!!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    話は好きなんだけど、端的に内容をまとめると「腐女子、空気嫁」ってことになってしまうという…。
    少年二人がおばあさんの昔語りを聞く、っていう導入部分が素敵でした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親戚で夫をモデルにして、ヤオイ小説書いて、それがばれるエピソードにある意味心が痛みました。

    それから、読み終わった後に思ったのですが、後ろの紹介分(?)は読者のミスリードを誘っている気がしてなりません。

    0
    2014年03月08日

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