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維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。
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Posted by ブクログ
歴史が好きであるものの、この作品は読んでこなかったので、ついに始まった感があった。 明治期の西洋に負けない国を作るという熱い思いが伝わってくる。最近何か燃焼しきれていない人におすすめの一冊。
我が国の近代化のあけぼのをこれほどユーモアたっぷりに描いた作品は他にないと思う。「まことに小さな国が、開花期を迎えようとしている。」というその出だしからして、この先の物語展開が楽しみで仕方ないという気分にさせてくれる。 日本の近代化はすなわち軍国化・帝国化であるが、この第一巻はそのような風雲をまるで...続きを読む感じさせず、好古が師範学校に入るくだりも、騎馬の兵士になるくだりも、どこかでうぐいすが鳴いているような、淡い春のような空気が漂っているのがまた面白い。伊予弁の会話もほのぼのとしていて心が和む。
▼恐らく人生三度目の「坂の上の雲」通読。初回は高校生の頃か…二度目は三十代だった気が。五十代の今回、過去最大に面白い。▼1巻は秋山兄弟の貧しさ、そして明治の国作りの混沌。語り口が、あざといまでに娯楽的。そして、松山が魅力的。愛媛県にとっては、ゼロ円で最高の宣伝だなあ。
歴史小説と聞くと何か堅苦しいイメージがあったので、これまで読んだことがなかったが、とても読みやすかった。歴史小説の良いところは歴史をタテではなくヨコに深く学べるところだと思う。歴史的名著である分、内容も面白かったしおすすめです。
今現在のところ、読んでよかった本の第一位です。 父親に勧められて読み出したら本当に止まらず、全巻あっという間に読み終えてしまいました。 何より、今まで知らなかった日本が知れました。良いところも悪いところも。立場によって異なる善と悪があり、美しさと醜さがあり、それは誰が判断できるんだろう...。 今...続きを読む現在の世の中、私もしっかりと自分の意思を持ち、冷静に、何が本当で何が正しいのか、見極める力を養っていきたいと思います。
久しぶりに司馬遼太郎氏の長編を読む。明治の世にいるような錯覚をおこすほど文章に入り込めた。 人物の描写、その土地土地の描写、艦隊の描写。 取材にどれだけかかったのだろう。 次巻もまた楽しみである。
ドラマを観て読んだ、初司馬遼太郎作品。愛媛という土地にすごく興味が湧いて、一度旅行へも行きました。本の中で流れるのんびりとした空気感が現実にもありました。時代は違えど地域の風土って変わらなくて、その空気感が表現されているのが心地よい。
司馬遼太郎記念館調べ。読みたい小説1位。原作もドラマも良かった。この本を持って、大連・旅順に行きました!
秋山好古、真之、正岡子規の3人の視点から物語が描かれておりそれぞれの個性がわかりやすい。歴史的な言葉が多く読みずらいところもあるが長編小説ならではの読み進めて行かないとまだよく分からない
あまりにも有名な作品。司馬遼太郎の代表作全8巻。明治の世。日本が上り坂を、登っていた頃。伊予は松山出身の秋山兄弟と正岡子規を中心に描かれる。 何度目かの再読。何度読んでも面白い。伊予の風俗というか文化が良い味を出している。好古、真之の兄弟と正岡子規。 日本を代表する長編小説と言っても過言ではない...続きを読むだろう。
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