生きて候 上

生きて候 上

605円 (税込)

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3.9

倉橋長五郎政重は、徳川家御先手組にあって、無敵の大業“鬼落とし”で知られた槍の名手。家康の名参謀・本多正信の次子にして槍奉行・倉橋長右衛門の養子だが、故あって秀忠公の近習を斬り捨て徳川家を出奔。意地と野心を胸に秘め、慶長の役に身を投じる。前田利家の密命を帯び朝鮮半島に渡った政重だが、そこは人心を捨てねば生き延びられない修羅場であった。

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生きて候 のシリーズ作品

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  • 生きて候 上
    605円 (税込)
    倉橋長五郎政重は、徳川家御先手組にあって、無敵の大業“鬼落とし”で知られた槍の名手。家康の名参謀・本多正信の次子にして槍奉行・倉橋長右衛門の養子だが、故あって秀忠公の近習を斬り捨て徳川家を出奔。意地と野心を胸に秘め、慶長の役に身を投じる。前田利家の密命を帯び朝鮮半島に渡った政重だが、そこは人心を捨てねば生き延びられない修羅場であった。
  • 生きて候 下
    605円 (税込)
    慶長の役における蔚山城の戦いや露梁津の海戦での武功により、政重の名は全国に鳴り響いていた。美しく己の命を使い切れ――養父・長右衛門の遺した言葉を胸に、政重は数多の召し抱えの誘いを断り、「徳川どのに戦を挑み、武辺者の意地をまっとうしたい」と、宇喜多秀家の新座衆として天下分け目の合戦に臨むことを決意する! 武辺に生き、義に殉じた男の波瀾万丈の半生を描く戦国巨編。

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生きて候 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    正信次男坊のお話。予想以上に面白くて半日で読んでしまった。

    物語らしい脚色もありながら、目を背けたくなるような現実も突きつけてくる。本当に朝鮮の役はむごい。どうしてこんな事をしたんだろうと思うが、理由なんかいらない。こんな事してはいけないのだ。強くてカッコいい主人公だが、結局は無力で見過ごしている

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    秀家が良い具合に目立ってると聞いて(政重さんごめん)
    頭も良くて爽やか王子…天は二物を与えた。
    けども流罪は免れない。

    0
    2009年10月27日

    Posted by ブクログ

    本多正信の次男、本多政重を描いた作品です。
    阿部龍太郎の作品は、わかりやすくていいですね。
    史実では自由奔放な人物として何度も主家を変えるのですが、この作品ではその事にはあまり触れずに、関ヶ原合戦の前後を中心に描いています。
    政重は、その後、会津120万石から30万石に減封・移封された米沢藩の、上杉

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    各章のタイトルになってる詩やセリフに痺れる!登場人物は、文句なしにかっこいい主人公の本多政重より脇役達がよかった。特に父親の本多正信が好き

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    本書にて倉橋政重という武将の存在を初めて知りました。
    安倍氏の視点で読む限り、政重の地位や権力を求めず義理と民衆の安寧を重んじる生き方はこの時代には珍しく清々しい。
    一方で秀吉の朝鮮主兵はどの本を読んでも救いのない愚挙であり、それまでのサクセスストーリーの末期を汚すものですね。家康は天下泰平を求める

    0
    2023年07月12日

    Posted by ブクログ

    本多正信の次男正重を主人公にした作品。故あって敵討ちに手を貸し徳川家を出奔。前田利家に見込まれ朝鮮の役の現地調査に派遣される。帰国後は宇喜多家の内紛、徳川家復帰への吟味など徳川家、兄正純の陰謀などに巻き込まれる。

    0
    2021年07月24日

    Posted by ブクログ

    主人公の政重が、それほどかっこよくない。
    上巻は、架空設定と思われる女性が登場してくる。この女性とのロミオとジュリエット的な恋愛にあまりときめかず。だからか、上巻は少し退屈。
    下巻で、関ヶ原が始まると、ドキドキして、読むスピードが速まった。

    それよりかっこよく描かれているのが、宇喜田秀家。
    純粋で

    0
    2015年11月05日

    Posted by ブクログ

    関が原の戦いの頃の話。徳川家康の右腕であった本多正信の次男に生まれながら,二代将軍秀忠の近習を切り殺し徳川家を出奔し,関が原では宇喜多秀家の先方として徳川方と戦いつつも生き残り,合戦後は秀家の逃走や助命に奔走し,最後には加賀前田家の筆頭家老に迎えられた本多政重の話。徳川を出奔して浪人になっても,宇喜

    0
    2011年09月08日

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