プリズムの瞳

プリズムの瞳

968円 (税込)

4pt

3.0

かつてはロボット研究が生み出した最先端機種として、期待を集めていた人型ロボット〈ピイ・シリーズ〉。しかし、現在ではその役割を終え、絵を描くだけの無用の〈残存種(レリクト)〉と呼ばれ、各地を放浪していた。恋人との仲に悩む女性、周囲にとけ込めない中年男性、人生を踏み外しかけた青年――ピイと出会った人々は、姿だけを人と同じくするロボットの瞳に何を見いだすのか。感情を持たないピイ、その傍に寄り添う歳をとらない少女。かれらとの対話を通して揺らぐ人々のこころを柔らかに描き出す、すぐそこの未来の、希望と祈りに満ちたSF連作短編集。/解説=三村美衣

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プリズムの瞳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    痛いのは苦い手ですが…。
    「今感」があって面白かった!
    ブリッジが誰の言葉なのか、少女が何者なのか…想像するのが楽しかった。

    0
    2021年10月21日

    Posted by ブクログ

    かつて最先端機種として期待を集めながら絵を描くだけの無用の存在となった人型ロボットを鬱憤を晴らす為に利用したり穏やかに交流したりする人達。本来のかたちでは共存出来ず結局プロジェクトが打ち切られたところがリアル。プロトタイプ疑惑の成長しない少女や専門型の真面目さが魅力的。でも若干入り込み切れなかった。

    0
    2018年10月10日

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