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時は2019年、東京オリンピック開幕前夜。首都東京に猟奇的連続殺人事件が発生。死体はすべて焼死体で眼球無し。警視庁捜査一課に所属する主人公の青葉想大は、捜査中にある女性捜査官と出会う。彼女は警視庁に秘密裡に新設された組織「E-BIT」の班長。「E-BIT」とは人間の眼球をスキャンすることにより、目で見た記憶を再現できる技術をもって隠密なる捜査をする組織。青葉と彼女のコンビが謎の犯罪者との戦いに挑む。本格警察サスペンス始動!!
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Posted by ブクログ
『BORDER』(金城一紀/小手川ゆあ)や『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』(神崎裕也)に匹敵するインパクトに目が眩んだ これは結構、面白い異色な刑事漫画だな 脳でなく眼球それ自体が記憶している、記憶や感情による修正をかけられていない情報を手掛かりにし、怪事件の真相に迫り、犯人を追い詰めるストーリ...続きを読むーは斬新だ 警察官としての信念を曲げない強さを持っている青葉が、実はかなり重い過去を秘め、超人的な身体能力を発揮できる、その設定も話をしっかりと支えている また、青葉が班員として加わるE-BITを率いる橘警視も可愛い 若干、一つの事件が解明されるテンポが速いのが気になるっちゃ気になるので、今後、もうちょっと、じっくりと話を進めて欲しいトコだ あと、わざわざ晒すのも恥ずかしいのだが、実は私、表紙を見て、この二人が凸凹コンビで事件を違う視点と方法で解決していく内容なのだ、と思い込んでしまっていた。なので、その期待を上回る質であったのは、逆に嬉しい この台詞を引用に選んだのは、悪としての矜持と狂気に満ち、世界への憎悪が十二分に伝わってくるモノだったので。やはり、善と悪が対立し、その境目が揺れる刑事モノでは、この悪役の言動こそ大事になってくるな。正義も悪も、読み手にカッコいいと思わせなきゃ、バランスが悪くなってしまう
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ストレイジ―警視庁眼球分析班―
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安藤慈朗
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