新井白石「読史余論」 現代語訳

新井白石「読史余論」 現代語訳

1,210円 (税込)

6pt

4.3

「正徳の治」で名高い大儒学者による歴史研究の代表作。古代天皇制から、武家の発展を経て江戸幕府成立にいたる歴史を九変・五変に時代区分して論じ、徳川政権の正当性を主張する。天皇家や源頼朝、足利幕府への客観的で冷徹な評価、為政者の不徳と失政に対して天命が革まる「易姓革命」への警鐘など、実証的で先駆的な史論の現代語訳。(講談社学術文庫)

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新井白石「読史余論」 現代語訳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    神武天皇から天武天皇以前の頃まで熊襲や蝦夷の反乱が起きれば、天皇自ら討伐を行い、将軍に任せて座っているだけということはなかった。
    天慶の乱から平家が滅びるまで戦乱は12度に及んだ。神武以来14度に過ぎなかった戦乱が非常に増えた時代だった。
    東国や仏門の謀反を鎮圧するため源氏平氏が派遣されるようになり

    0
    2022年01月09日

    Posted by ブクログ

    [転政の理]江戸幕府成立に至るまでの日本史を、「九変・五変」の時代区分を用いて解説した作品。不徳と失政を原因として天が改まる「易姓革命」への言及など、儒学の影響が色濃く現れた考え方が提示されています。著者は、江戸時代中期のを代表する儒学者の新井白石。現代語訳は富山大学や桃山学院大学の教授を歴任された

    0
    2017年05月01日

    Posted by ブクログ

    一般読書人にとって、通勤時間は貴重な読書時間であることが多い。岩波の「日本思想体系」は持ち歩いて読む本ではない。この点で講談社の学術文庫は重宝している。古典を現代語訳までして読むのであるから、重要な本なのである。
    さて、本書が「日本の名著15『新井白石 』」(中央公論社、1969)に載ってから久しい

    0
    2012年12月06日

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