工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

627円 (税込)

3pt

水柿君は、N大学工学部助教授のままミステリィ作家になった。なんとなく小説を書き始めたら、すぐに書き上がり、それをミステリィ好きの妻・須摩子さんに見せたが、評価は芳しくなかった。しかし出版社に送ってみたら、なんと本になって、その上、売れた! 時間があれば小説を書き続け、幾星霜、いまではすっかり小説家らしくなったが……。

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工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    Mシリーズ(水柿助教授シリーズ)の第2弾です。
    この第2弾は、水柿君が小説を書いて小説家になる過程のお話です。
    作中では、これは水柿君の物語の小説だと言ってますが、もはや森さんのエッセイてしてしか見れないですね。
    いや、でも水柿君が小説だと言ってるので、やっぱり小説ということで(笑)

    私的には前作

    0
    2014年04月18日

    Posted by ブクログ

    新書で出たときに読んでたのに、すっかり忘れて文庫買ってしまった。不覚!でもまあ中身忘れてたのでもっかい読んだんですが。
    そして改めて面白いと思ったので登録します。

    実は森氏の作品の中でいちばん笑えるのってこのシリーズなのではないか。もうキーボードを打つ手が流れるようなこの語り。
    水柿君と須磨子さん

    0
    2010年06月06日

    Posted by ブクログ


    助教授である水柿君は、出張で妻の須磨子さんと北海道に行った。
    本にあまり興味がない水柿君は、須磨子さんが読んでる本に興味を持った。須磨子さんが出掛けてる間に本を隠れて読んだ。その本は、ミステリーだった。なんだかんだでミステリーを書くようになった水柿君。出来上がった本を須磨子さんに読んでもろうと、

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    水柿助教授=森博嗣先生。
    そう思いながら読むと、今まで読んできた先生の小説がまた違って見えてくるのかもしれない。

    人は必要以上に余計な事を気にし過ぎているのだな。

    0
    2021年12月15日

    Posted by ブクログ

    水柿助教授シリーズ2巻。
    小説風エッセイなのか、エッセイ風小説なのか、自伝的小説なのか。本人曰くフィクションらしい。

    読んでいて度々思ったのだが、森博嗣はやはり読者にあえて間違った方向に想像させる文を作るのが巧い。
    この小説でもそういう表現が何度か出てくるのだけれど、反応を簡単に先読みされてしまっ

    0
    2016年02月09日

    Posted by ブクログ

    水柿助教授シリーズ、第二作。この巻のメインは水柿(森先生自身?)と云う、一人の作家の誕生秘話が事細かに描かれている点。森先生の作品に触れ、森先生自身にも興味を持たれた方はとても楽しめるのではないでしょうか?森先生とすばる氏の日常。森先生がどのようにして、作家という仕事に向き合っているのか、など。ユー

    0
    2016年03月09日

    Posted by ブクログ

    水柿助教授シリーズ第二弾。一作目を読んだあとは「助教授の日常生活ってこんな感じなんだー」くらいの感想しかなかったが、二作目を読みすすめていくうちにだんだん水柿助教授の独特の雰囲気につつまれて、おもしろさが増してきた。二作目は主人公がとうとう作家になってしまって、助教授と作家の兼業生活の様子が描かれて

    0
    2015年11月06日

    Posted by ブクログ

    前作同様、森ファンのみが楽しめるであろう自伝的作品。
    速筆の秘密が、依頼されたら納期までに仕上げなければいけないという社会人としての常識と、出版界の慣習のギャップにあったとは…
    書かれているエピソード類が真実かはさておき、森氏ならさもありなんと思わせる内容のオンパレードに愛情が深まります。

    0
    2014年10月13日

    Posted by ブクログ

    「札幌かぁ…あそこはもう日本じゃないでしょう?」
    「そうでもないと思うよ」
    「だって、梅雨もないって言わない?」
    「ゴキブリもいないって」
    「あとほら、豚骨ラーメンもないらしいよ。早く独立すればいいのにね。沖縄みたいにさ」
    「沖縄も日本だよ」

    「あほら、一粒でレモン三十個分とかってキャンディあるで

    0
    2014年05月12日

    Posted by ブクログ

    本書はスカイ・クロラシリーズやS&Mシリーズの著作がある森さんのエッセイ集、第二弾です。
    第一弾の「工学部・水柿助教授の日常」は以前読んだ事があったので、第二弾である本書も読んでみました。
    内容の方は第一弾同様、筆が滑りまくった感じで冗長な部分が多い物となっており、最早これは著者の駄弁を楽し

    0
    2013年11月24日

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