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日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(3巻概要)昭和23年元旦、同志の惰性を戒めた戸田の指導から、座談会と教学を軸に目覚ましい活動が始まった。戦時中に牧口会長が逮捕された伊豆の下田に赴いた戸田は、権力の魔性と獅子王のごとく戦った師を偲ぶ。会員は皆、様々な人生の苦悩をかかえていたが、戸田の励ましを受けるなかで宿命を転換し、信心の歓喜と確信に燃えていく。そのころ、伸一は、戸田の「日本正学館」に就職を勧められ、戸田と会い、即座に入社を決意する。彼は、このころの日記に、「革命は死なり。われらの死は妙法への帰命なり」と記していた。伸一には、戸田の弟子として、ともに宗教革命に殉ずる覚悟はできていたのであった。同年11月、極東軍事裁判のA級戦犯への判決が宣告される。この裁判を通し、戸田は戦争の本質を凝視する。(3巻目次)新生/渦中/群像/漣/結実/宣告/道程
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