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若者支援の最前線の現場で現代の若者たちの“つまずき"から“立ち直り"までを追った6つのストーリー。 <「はじめに」より> そのときでさえ、僕は大学を卒業したら働くものだと思っていたし、まさか“働けない"なんてことは夢にも思いませんでした。社会の状況をまったく知らなかったといえばその通りなのですが、少なくとも僕の周りには大学を卒業しても、働くことにつまずく可能性が誰にでもあることを語る人はいませんでした。
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Posted by ブクログ
今の自分にぴったり。 リアルな大卒の就活事例が読めた。 無機質なデータではなく、血が通った内容が多かった。 世間一般にイメージされる大卒無職の隙間をせめる内容で面白かった。 大学生などが別の大卒の就活の話を聞く話の構図が面白い。流れがいい。 まさかの2012年発行。わたしが読んだの2020年。...続きを読む あんまり世の中変わってねぇな。
前にニートの若者について書かれた新書を読みかけたのだけど、社会学的にその原因をさぐろうとする内容で、何か苦しくなってとちゅうでやめてしまった。というのも、大きな枠組みでとらえようとすると、かならず切り捨てられたり、押し込められたりするものがあって、釈然としない思いが生まれてくるから。それに、働かない...続きを読む、働けない若者とその家族のつらさは、原因をつきとめたところで、べつに解消するわけではないから。 でも本書の著者は、若者が働けなくなる原因は「わからない」という。なぜなら、ひとりひとりみんなちがうから。 そう言ってくれることだけでも、大きな慰めだと感じた。「かくあるべし」という枠組みを用意して、そのゴールに連れて行こうとするのではなく、あくまでもその人のなかから何かが出てくるのを待つ姿勢。 でも何もしないでただ待っているだけでもきっとだめ。 「思い切って」つまり、ぐるぐるとまわる思考や不安を断ち切って、1歩ふみださないと、始まらない。 さて、この本を、うちのあいつにどうやって勧めるか……。
大学卒無職の現実を知らないキャラクターに主人公がその現状を伝えていく構成。 読後の感想としては大卒無職の原因等に関してわからないことはわからないと言える著者の謙虚さが素晴らしいと思った。相談者にひとりひとり違う背景があることまで掘り下げて対話を続けているからだろう。読後には、大卒無職が何も珍しいこと...続きを読むではないと気づき、自己責任論や努力論をむやみに振りかざすことに抵抗を覚えるようになる。 最後には、人とのつながりが大きな役割を果たすということに帰着する。半径3〜5メートルの世界を大切にすれば横たわる社会問題は少しは良くなる。
若者の就労支援団体「育て上げ」ネットを設立したリジチョーこと「工藤啓」さんの著書。 「大卒なのに就職できないのは甘え」という世間の批判がある。大卒から無職はフツウにあり、そんな若者のありのままを伝えたい、知ってもらいたいという思いからできた本です。 物語形式で第1話から第6話とエピローグがあり、...続きを読む分かりやすく読みやすい。本当にあった就労支援した若者を例に挙げており、同世代に近い自分としては感慨深かった。 本書の最後にある「自分の半径三メートルを大事にするならば、それは日本中を、世界中を、覆い尽くすんじゃないか」という言葉は、胸に刻んでいきたいと思います。
若者の就労支援NPO「育て上げ」ネットの理事長が、取り組んでいる内容や、対象となる若者の実像をストーリー仕立てで語っています。 私がやろうとしている梁山泊!は、これを40・50代向けに展開しようというものだけに、学ぶべきことが多く、やるべき内容の濃さに身の引き締まる思いがしました。
T花専務のオススメ本、大学出たら働くと、当然のように、漠然と考えている私達だが、組織で働くことについて考える機会になった、国公立大卒でも、働けずにいる若者もいる
内容や全体の流れも読みやすくていっきに読んでしまった。まだまだ『若者のニートは甘えだ』と思う大人は多いと思う。ニートではないが自分自身似たようなものなので、共感できたし、多くの人に読んで欲しいと思う。
「大卒したら正社員として働くのが普通」と思われる社会。じゃあそれが出来ない人はどうしたらいいの?それは甘えだというけど、何故そう言えるの? 自分自身「普通」の道を歩けなかったので、とても身近なテーマだった。就職してる「普通」の人たちからは、鼻で笑われるのかもしれない。でも、就職できず、結婚するわけで...続きを読むもなく、社会的所属がないことへの不安がどれほどのものかわかる人って少ない。 私もこの2年間、新しい人との関わりを思い切って増やしたことで、やっとつまずきから立ち直ることができた。 失敗してもいいんだって、どうしても思えなかった。でも、それでも良いんだってやっと思えるようになった。器用に生きることができなくても、いいじゃん。 見下されたり、排除されたり…辛かった。そーゆー人もまだまだいるし、むしろそれが多数派だもん。でも、「普通」じゃないのは「普通」じゃないなりに頑張ってんの。 全国の同じ境遇の人たちに、そしてそんなの甘えだって言ってる人たちに、是非読んでほしいです。
働くとは何か。就職するってどういうこと? ニートと呼ばれる人の心の闇を記した本。少なからず、ニートに持っていた偏見が一掃されます。自分の子どもにも将来降りかかるかもしれない問題。とても考えさせられます。読み終わったあとに、ちょっとした爽快感がある本。
人はどこでつまずくか、分からないし、どんだけ順風満帆でもつまずくこともある。1つのきっかけで大きく人生が変わってしまうこともある。 全国に約60万人いると言われるニートの人たちにもそれぞれの人生があって、言葉に出来ない思いや葛藤を抱えて、ニートになっているかもしれない。 大卒の新卒者でも数万人規模い...続きを読むると言われているくらい現代社会は混沌としていて、刻々と社会との接続がそれだけ厳しいものとなっている。 誰だってニートや引きこもりになってもおかしくない昨今。 今、社会に求められているのはどんだけつまずいても立ち直れる、周囲の力。若者支援現場は1つの光の道筋としてこれからの時代ますます必要とされる存在になるなと感じた。
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大卒だって無職になる ”はたらく”につまずく若者たち
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