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環境問題、アニマルウェルフェア、人権・労働問題、フェアトレード、商品・サービスの持続可能性、利益の公正な分配、フードロス。食文化、生産者、自分自信を守るために知っておくべきエシカルの基準を提示する!
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Posted by ブクログ
以前読んだ、『甘いバナナの苦い現実』のなかではじめて知った「エシカルな消費」。今回、『エシカルフード』というタイトルに惹かれて、この本を読むことにした。 「エシカル」とは、直訳すると、「倫理的な」という意味になるが、この本での「エシカルな消費」とは、最近聞くことが多い、「SDGs」で設定されている...続きを読むさまざまな目標に対して、消費者自身がする消費活動、というニュアンスで語られている。 過去にも、ニュースなどのメディアを通じて、環境保全のための様々な取り組みを知ることがあった。 なるほど、と思うこともあれど、まだまだ我々の食生活は変わっていない。 商品が安く買えればそれでよし、として、「なぜ安く買うことができるのか」を考えていないのが現実であるように思える。 「環境に配慮した商品」というものは総じて「高い」。 全ての消費をエシカルにすることは、金銭面を考えるだけでも難しい。しかし、この本で提唱する「エシカルな消費」とは「全てエシカル」ではなく、「ときどきエシカル」であるということ。この発想には驚いた。 こうした解決策を考えるとき、どうしても、0か100かで考えてしまう。 例えば、ダイエットをしようと考えるとき、3食オートミールにしようなど、食生活を完全に変えようとする。それは実は間違いで、続けることを念頭に置いた「目標」というものは、少しづつ変えていくことなのだ。 この本を通して、真っ先に思いついたエシカル消費は、コーヒーだ。 最近、「レインフォレストアライアンス」という表示が目につくようになったが、1日に飲むコーヒーの一杯を置き換えることでも、エシカルな消費につながる。 そして、何も「エシカルな消費」は、食品に限らない。 何かを買うときに、少しでもエシカルな消費活動ができるように、もう少し知識を深めたい。そんなきっかけとなった一冊であった。
ヤマケンさんの本。 田んぼの排出するメタンガス、気にしたことなかったので、そうなのか、とびっくり。しかし、アニマルウェルフェアについては、それでも結局経済動物として殺すんでしょ?って思ってします。
様々なアプローチのある環境保全、動物保護、サステナブルを欧米の事例から紐解いてくれていて分かりやすい 冒頭、少々読み進めるに難を感じる点もあったが、日本のオリンピックでの取り組み等は、今の日本のスタイルを象徴していた また、食肉の部位についても、日本は霜降りなのに対し欧米は赤身といのは分かりやすい ...続きを読む自然環境や風土での違いはあるので一概に欧米のコピーは相応しくないが、今の誤魔化しながらの日本の認証規格は変わらなくてはと思う そのためには他力ではなく。我々がたまにでもエシカルフードを選択していけば良いと思う
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