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孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 密室。見立て殺人。クローズド・サークル――ミステリーの常識が覆る!
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Posted by ブクログ
倒叙ミステリー、というよりは倒叙×サスペンスといった方がいいエンタメ作品。リアル本格ミステリーゲーム(本当の殺人あり)、もといデスゲームに参加することになった主人公が生き残るために足掻く、というのが大筋のストーリー。犯人だけでなく、「探偵役が誰か?」を推理していく展開が面白く、一気読みだった。それ...続きを読むにしても、「いともたやすく行われるえげつない行為」という言葉が浮かんだ。
評価4.5 面白く読ませてもらった。まず設定に驚かされた。斬新でした。 本編では実際の殺人は起こるのですが、それは全てシナリオ。 世界の富裕層にリアルな推理ゲームを提供する専門業者により作られた遊戯 業者は企画に始まり舞台やキャスト小道具などすべての準備を手掛ける クライアントは数億もの巨額の...続きを読むお金を払い、探偵役として殺人事件の謎解きを楽しむ。 日雇い労働者の主人公はそんな遊戯だとは知らずに、割のいいバイトとして参加。 バイトの条件は「佐藤」という名前の設定で過ごすこと。何があっても詮索しないこと。しかし連続して殺人が行われにつれ、自分が殺される前にゲームを終わらせようと奔走。 企画と気付き、殺されないように奔走する「佐藤」側と、トラブルがありながらも何とかシナリオを完遂させようとする「運営」側の描写が交互に展開され最後までどうなるかと惹き込まれました。 新しい倒叙ミステリーって感じで面白く読ませてもらいました。
これは、新感覚でした! 犯人ではなく、探偵役(黒幕)を推理。 殺人ありきの推理ゲームを開催する酷い会社であるはずが、なぜか憎めない社員のこえんま(笑) むしろ巻き込まれて可哀想なはずの佐藤にいらいら…… 不思議な感覚でなかなか面白かったです。。
宝島社文庫の中でも3本の指に入るぐらい良い出来でした! 本格ミステリー要素は弱かったですが、扱い方や逆手に取った展開が上手でしたね〜! コメディ要素の割合も上手く気楽にミステリーを楽しめる間口が広い作品でした!
怪しげなバイトで孤島の奇岩館に連れてこられた佐藤。そこで繰り広げられる「探偵遊戯」とは… 何も知らない佐藤側の視点と、運営の小園間側からの視点が面白い!神の視点でありつつも、そこに隠された謎もちゃんとある、っていう。 マダミス好きな人とか好きそう!
クローズドサークルで起こる江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光の作品にちなんだ見立て連続密室殺人事件 と、盛りだくさんな本格要素が見事に結実 本格ファンにおすすめ マダミス好きにも刺さると思うので、マダミスファンの感想聞きたい
初めての倒叙ミステリ。両者の感情を俯瞰してみながら何がこのミステリの肝なのか、オチはどうなるのか、ワクワクして読み進めたもののあまり大きなサプライズはなかった印象。佐藤の感情はあまりにも浮き沈みがありすぎて入り込めず。個人的な好みの問題であることを抜きにすると総じて面白く読み進めやすいミステリである...続きを読むと思います。
帯の『人間椅子』『犬神家の一族』の見立てに惹かれて購入。 面白かった。探偵が誰か探すって面白い発想だなー 悪いことしてるんだけど、現場責任者の小園間が憎めなくて好きでした。
孤島に建つ洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の佐藤。 館では古典ミステリーになぞらえた猟奇殺人事件が次々と起こる。それは、「探偵」役の顧客のために催される、実際の殺人が行われる推理ゲームだった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」と「犯人」を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 ...続きを読む富裕層の為の、実際に殺人事件を起こして行う「推理ゲーム」。そんな推理ゲームに巻き込まれた青年の話です。 巻き込まれた青年・佐藤と、主催者(犯人)側の2視点から読める倒叙ミステリですが、「犯人当て」ならぬ「探偵当て」の側面もあって面白い。 ちょっと不謹慎寄りではあるけど、佐藤側から見るミステリ劇あり、主催側から見る不測の事態だらけのドタバタ劇ありのザ・エンタメって感じで純粋に楽しいです。 読者視点は神の視点のようで、実はちょっと違う。ミステリのお約束を逆手に取ったようなネタも満載です。 ネタといいえば、古典ミステリの軽いネタバレっぽいものがあるので、まだ読んでいない人は注意した方が良いかもしれません。 こんなトンデモイベントの主催者側でも、やっぱり中間管理職は苦労人なんだなと。変な所に同情してしまった。主催者さん側も良いキャラしてます。 主人公のキャラはちょっと最初と最後でブレてるかなと思わなくもないですが、何かに目覚めちゃったんですかね(笑) *** 不謹慎系推理ゲームものと言ったらやっぱこれもオススメ。 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午/講談社文庫
外界から隔絶された孤島にある洋館で事件起こしてみた、、、みたいな、迷惑系YouTuberがやる様なノリで繰り広げられる「殺人遊戯」という名の物騒なマダミス 金が有り余った人間はろくな事考えないと思い知らされる ミステリってまだ色々と面白いやり方があるんだなと素直に唸った 佐藤(仮)と小園間(仮)...続きを読むのタッグで、新たな「殺人遊戯」を見てみたい!! 使いきれない財を蓄えた大富豪になって、日常の中に潜む謎を暴ける「非殺人遊戯」をリクエストしたい所存
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奇岩館の殺人
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