科学者とは何か(新潮選書)

科学者とは何か(新潮選書)

1,650円 (税込)

8pt

3.8

19世紀にキリスト教の自然観の枠組から離れて誕生した、科学者という職能。危険な一面を持つ、閉ざされた研究集団の歴史と現実、その行動規範とは? 核兵器の開発、遺伝子組み替えの技術、環境問題――科学者は研究に伴う責任をどう考えるのか。自然と人間の相互作用を読みこむ新たな科学観が問われる、転換期の科学者像を探る。

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科学者とは何か(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近代科学と科学者の成り立ち、現在の科学者の仕事について、つかず離れず、非常にわかりやすく解説された一冊。
    僕はこの本を読んで、自分が漠然と「かくありたい」と思っていることが、「科学」の枠内にとどまれないことを知りました。進路を悩んでいた2000年頃のことでした。

    0
    2011年07月05日

    Posted by ブクログ

    科学者の自由主義。研究を進めることだけが彼らに課された課題。
    大学出身のインテリ技術者が社会の中に送り出され科学と技術の接近が加速。次第に一体化してそこに社会的価値が生じるとともに反社会的価値も生じた。一般の倫理的価値と行動規範を持ち込むべきでない?没価値的、価値中立的。

    医師集団。ヒポクラテス。

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    2015年12月27日

    Posted by ブクログ

    科学が引き起こした問題,社会や科学の変遷により求められる新たな科学者像を通して,自然科学系,社会科学系の区別なく学ぶ必要性を感じさせてくれる本。

    0
    2019年03月08日

    Posted by ブクログ

     この本は,科学者が考えなければならない,科学者(研究者)としての倫理や価値観について書かれています。内容は,歴史的な変化のなかで,科学者がどのようにして共同体を形成して,そのなかでどのような倫理や価値観が作られてきたのか等が述べられています。
     私は,ソーシャルワーカーというアイデンティティを持ち

    0
    2009年10月04日

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