でぃすぺる

でぃすぺる

1,900円 (税込)

9pt

『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。

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でぃすぺる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     最近また読み始めるようになったミステリーの中では一番はじめに手に取った作品、表紙の子供たちとでぃすぺるという言葉に惹かれて。
     ある意味一番子供らしかったユースケ、厳しい親元で悩まされていた優等生のサツキ、口数が少なくミステリアスな雰囲気がミサの三人が掲示係という学校新聞を通して、とある七不思議を

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    3分の2以降は読む手が止まらず、色々後回しにして、久しぶりに一気読みした。

    前半部分で、「あれ?なんか変」「なんだかスルッと過ぎちゃったな」という点がちゃんと解消されるのもいい。

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    『屍人荘の殺人』シリーズと同じ著者って本当?と思った。あれはあれで好きだけれどこっちの方が面白かった。
    親戚のお姉さんの事件をきっかけに、6つしかない七不思議や黒い影のような人物などといった謎に挑むのは3人の小学生。
    ドラマ化したら面白そう。そしたら見る。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    主人公たちが小学生で驚いた。ホラー要素強めかなと思ったが、本格的な推理をしてる部分もあって不思議な感じがした。

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    町の七不思議とそれに挑む小学生のミステリー冒険譚です。

    七不思議の謎が解き明かされ、現実の事件と繋がっていく、ちょい怖ワクワク感がたまりません。ミステリー好きなら昔思い描いたかもしれない冒険がここにあります。
    登場人物達の関係性が少しずつ変わり、それぞれの心の成長もまた見ていて応援したくなります。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    屍人荘の殺人で有名な今村昌弘の最新作。
    地元の七不思議を解き明かしながら、殺人事件の真相を追う小学生三人組の物語。
    小学生が殺人事件を追うという構図自体ちょっと無理があるような気がしなくもないが、今までの作品で培われたオカルト×ミステリーの味はそのままに、よりホラー感が増していて素直に楽しめた。

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    一つの事象に対してオカルト的解釈とミステリ的解釈を披露して検証するというストーリーは面白いし、そこから更に巨悪な敵(と主人公たちが考えた)と対決するところにまで発展していくのはジョブナイルらしい王道。
    自分が小学校6年生の頃なんて遊ぶ事しか考えてなかったと思うけど、これが今のリアルなのか?

    0
    2024年04月06日

    Posted by ブクログ

    はあ?部分は多々あるものの、これまで読んだ著作の中では楽しんで読めたかな。ただ、壁新聞や学校行事と絡める必要があるとはいえ、やっぱり小学生、という設定には無理があります。こんな会話するかあ?が止まりませんでした。語り口は屍人荘と大差ない、、。

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    これは確かにジュブナイル×オカルト×本格ミステリ!
    ホラーに転ぶのかリアルな謎解きに着地するのか、行ったり来たりする展開に読む手が止まりませんでした
    その間に挟まれるYA小説らしいちょっと甘酸っぱい爽やかさも好きです
    最終的な着地は好みが分かれそう(自分はやや好みではない)ではあるものの、総じて楽し

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    一章の後半、章題の「彼女が遺した七不思議」の意味がわかってくると、これは絶対面白い話じゃないか、とワクワクしてくる。

    読んでいるとオカルトであり本格推理でもあるという強みはもちろん、ジュブナイル冒険小説としての魅力も立ち上がってくる。チャリンコ走らせて田舎の街の怪異をめぐり、七不思議の文面を深読み

    0
    2024年03月24日

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