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私の身体は、生き抜いた時間の証として破壊されていく
「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」
圧倒的迫力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた、第128回文學界新人賞受賞作。
打たれ、刻まれ、いつまでも自分の中から消えない言葉たちでした。この小説が本になって存在する世界に行きたい、と強く望みました。
――村田沙耶香
小説に込められた強大な熱量にねじ伏せられたかのようで、
読後しばらく生きた心地がしなかった。
――金原ひとみ
文字に刻まれた肉体を通して、
書くという行為への怨嗟と快楽、
その特権性と欺瞞が鮮明に浮かび上がる。
――青山七恵
井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。
両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、あらゆる言葉を送りだす――。
ルサンチマン、金閣寺
本文の試し読みがなかったのは
すごい始まり方だけで判断しないように
ということだったのではと思った。
聖俗、善悪、ルサンチマン。考えさせられた。
無垢から泥のような性愛まで幅広く、
冷静で平常心な一方、冒険心・無謀さも見える。
紗華とか沙央とか、清楚、無垢な字面の一方、
地獄も天国も、業も悟りも守備
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