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人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は、ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集。文庫書き下ろし「赤はこれからも」収録。(解説・壇蜜)
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Posted by ブクログ
人とのつながりは、いつかまた、とか、当たり前ではないことを改めて思いました 後悔しないように大切な人との時間を過ごしたい。 あの時、こうすれば良かった、ではダメ 母の最期が近づいていたときのことを思い出します。病床で母から言われた言葉、あの時私は別れが近いなんて考えもしなかった。 だから余計に今でも...続きを読む忘れられない。 ぎょらん、見つけたかったです
「死」をテーマにしたお話。読む前は約500ページで私としては結構ボリュームのある本だな、なんて思っていたけれど読み終わるとどのお話も鮮明に思い出せる。まだ私は若くて死と向き合ったことは少ないけれど読んで良かったと思える作品。常に謝罪や感謝、言葉にして相手に伝えようと思った。
各々のお話が繋がっていて、朱鷺くんの成長が見られてすごく良い作品だった ぎょらんというものがとても大切なものなのだなと、それに似たものはきっと私たちの心にもあるよなと思った 人の優しさを感じたい時に読みたい作品です
身近な人の死に向かい合う人々のお話。 御舟家族を中心に登場人物が少しずつ重なって物語もつながっていく。 死と向かい合うことは、自分と向き合うこと。 死者から聞きたかったことの答えをもらえることは、そうない。ぎょらんは、自分の中での答えがある時に存在するのかもしれない。自己満足の世界だけど、それは...続きを読む当然なのかも。 誰かの生きている意味は、その人と交わる人の数だけある。 苦しくも救いもある、考えさせられるお話でした。
新刊が出る度に手に取りたいと思う。期待を裏切らない、面白い、肌に合う、読むのが止まらない。 壇蜜さんの解説も良かった。 電車で読んだら涙止まらんくて、鼻水が出ちゃったので、そこんとこ注意、です
登場人物 御舟朱鷺 大学生の頃に遭遇した友人の死をきっかけに、自室に引き篭もっている青年 御舟華子 会社員をしている朱鷺の妹 物語 恋人である、上司の美袋の葬式から帰ってきた華子 その恋人は不倫相手で、美袋の自分への想いや死ぬ間際に考えていたことを知りたいと思っていた 朱鷺に自分の想いを話してい...続きを読むると、『ぎょらん』を探しに行こうと言うが、それはかつて読んだ漫画に出てくるもので、実在するわけがないと華子は思っている それでも2人は美袋の事故現場へと向かい、やがて華子の想いは解けてゆく これをきっかけに、朱鷺は天幸社という葬儀屋に勤めることになり、『ぎょらん』にまつわる人々と交わっていくようになる… 読後感 人の死をテーマに描いてあることもあり、胸にくる場面が多かった 亡くなった人の生前の想いと遺された人の想い、思い込みからくるそれらのズレや誤解が人々との交流によって解かれていくストーリーは涙なしには読めなかった 各章の登場人物は後悔や自責の念に囚われてしまい、立ち止まってしまっている 亡くなった人はそれぞれの境遇で悩みながら命を失ってしまうが、恨んでも憎んでもいないところに胸が締め付けられた また、そのことを知って自分なりに咀嚼し、未来を生きていこうと決意していく姿に人の関わりの深さと強さを感じた 各章の中盤以降の真実がわかっていくところは、ずっと泣きながら読んでいて、今年一年分の涙を流したとさえ思う それくらい、今の私の心には染みるものがあった また、読み返して心を洗いたいと思える一冊であった
電車の中で読んじゃだめなやつー! 特に最後の章はボロボロ泣いてしまって恥ずかしかった ぎょらん… 朱鷺の気持ちもわかる 永遠に答えはないんだろうな
毎話泣きそうになる。人前で読んでいたから堪えたけど。 漫画ぎょらんの作者が判明したところは鳥肌。 そこで繋がっていたのか〜。 特に好きな話は『あおい落葉』 すれ違ったままなのは悲しすぎるけど、タイムカプセルが見つかったことで救われたかな。 大切な人に大好きを伝えたくなる本だった。
短編集ですがどの話も涙が止まらなかったです... 人間みんな誰しも訪れる【死】 そのことについて考えさせられました。 自分の両親や旦那や友達... 当たり前にいる人がいなくなる。 そんな時が必ずくる。 その時がきた際に後悔しないように したいなと思いました。 重たい内容だったけど 読んでよか...続きを読むった。 グループホームの話が特に好きでした。
変化のなかった苦しみが、形を変えます。結果はどうなるかわかりませんが、苦しいから解放される可能性が生まれると思います。僕はその可能性に賭けます。 全章涙が止まらなかった。
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ぎょらん(新潮文庫)
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