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『いなくなれ、群青』の著者が描く、最高にポップなファンタジー 恋人と再会するため千年の輪廻を繰り返す杏。今はルームメイトと共に満ち足りた日常を満喫中……のはずが、封印した神が顕現し――!?
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Posted by ブクログ
【ネタバレ無】【感想】 ハラハラ!ワクワク!が持続して没頭!! 輪廻転生のファンタジーでありながら現代を生きる様はリアル。 神戸/姫路/城崎。 舞台が身近で現実世界としても想像できる〜! 巻き起こる思惑バトル。輪廻とのつながり。 現代の出来事と輪廻の出来事を行き来して読者の頭も縦横無尽。 好き!...続きを読む! 日本神話も関連するので神社巡りが好きな方はよりなじみ深く感じられそう。 とはいえ当然本書にはその知識がなくても楽しめるし、むしろ神話エピソード調べてみよっかな、と世界観に引き込まれる。 それくらい登場する神様の性格も魅力的。 世界観の設定=制約が序盤でさらっと潔く描写されるので、世界観を咀嚼するための我慢の時間がいらない! 序盤から一気にのめりこめる。だから飽きない。すぐに制約が開示されるからこそ、それがこの物語でどう活かされるのか期待で手が進む。
千年を越える神を巻き込む恋物語の設定だが、すでに終わった恋の話。 とある男女の恋に、神が嫉妬し呪いをかけた。 これから先、二人は転生を繰り返す。 女は今までの記憶を持ったまま生まれ、男と出会うと記憶を失くす。 男は、女と出会えば今までの記憶を取り戻す。 そうして男と女はこの千年、出...続きを読む会っては別れを繰り返してきた。 そして現世、神戸にて千年の記憶を持つ杏は、ルームメイトの盗み屋・祥子に、ある古書の盗みを依頼する。 その書物「徒名草文通録」をめぐり、人と神との思惑が交差する。 最初の「この物語は、始まっているどころか、すでに終わっているのかもしれない」の意味を読み違えていた。 千年経ち、すでに恋に興味はなく、今の生活が一番だと断言する杏のセリフに、いいように勘違いをしていた。 エピローグで反転する物語に、思っていた以上の深い二人の愛に気づく。 神と人間がわちゃわちゃする楽しげストーリーが、千年の恋も軽やかな読み応え。
設定が特殊で一瞬「?」になったのですがテンポよく話が進むのですぐに入り込めました。ドタバタ気味ですが読みやすくまとまっていたと思います。たしかに、しあわせなだけの後日談で、読んでいて胸があたたかくなりました。河野先生の台詞回しやキャラクターの思想が毎度好みです。
ポップなモダンファンタジー、という惹句がぴったり。 設定が重そうに見えて、なんだかみんな軽やかだし、神様たちとの話し合いも、コンゲームのようでどたばた感が楽しかった。 主人公の運命の相手はすぐに見当つくけど、条件がひねられてて、最後に納得させてくれるのもよかった。 このまま2人で幸せに生きていける...続きを読むといいね♪
輪廻転生を1000年も繰り返し、愛する人とそれぞれの時代で姿形を変えて出会う。そこに神様まで登場。 なんだかとても壮大なストーリーなのだけど、ポップな筆致で楽しく読めた。 現代での二人は…なるほどね。 「愛されてんだと自覚しな」だなんて、言われてみたい!
突拍子もない設定から始まるのでどうしたものかと思うけれど、文章の軽快さであれよあれよと読まされている。お見事。結末も、ああなるほどそっちかと思う内容。帯にある「一途でかろやか」はまさにその通り。ライトに読めて良かった。
何度、生まれ変わっても必ず出会いひかれ合う2人。しかし、どんなに愛しあっていても、白蛇の神様の呪いによって報われる事はなかった。一冊の本を求めて、杏、祥子、ノージー、浮島、和谷の5人が争う。この中に運命の2人はいるのか❓
神の求婚を無下にした事で呪いをかけられ千年にも及ぶ輪廻転生を繰り返す男女の物語。 様々な登場人物に掻き回されついて行くのに必死だったが「愛されてんだと自覚しな」のセリフが出た場面はかっこよかった! 後半、いろんな出来事が過去と繋がっていく伏線回収も見事。 長きに渡る男女の、その生における関わりの様子...続きを読むも興味深かった。 気持ちよく騙された感もあり。 再読してみたい1冊。
生まれ変わりを繰り返して毎回出会うけれど決して結ばれない……最高に私の好みの設定!だったけれど、少し私の肌には合わなかったかな。 文章がサラッとしていて設定の割に重苦しさがないのは良かった。登場人物もみんな個性的だけど親しみやすい。 最後はまんまと騙されましたー。
日経夕刊で紹介されていた本。 千年の愛というと壮大だけど、物語は軽やかでどこかユーモアがある。個人的には少し読み進めにくいな、と感じたけど、最後、そういうことだったのね〜とスッキリした気持ちで読み終わった。
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愛されてんだと自覚しな
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河野裕
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